高校囲碁選手権:男子は新宿山吹、女子は熊本が初V
第31回全国高校囲碁選手権大会(毎日新聞社・日本棋院・全国高等学校囲碁連盟主催)は7月24、25の両日、東京・市ケ谷の日本棋院会館で団体戦が行われ、男子は新宿山吹(東京)、女子は熊本(熊本)がともに初優勝を飾った。
団体戦の2位以下は次の通り。
<男子>(2)駒沢大付属岩見沢(北海道)(3)滝川(兵庫)
<女子>(2)雲雀丘学園(兵庫)(3)秋田北(秋田)
高校本因坊に男子は田中君、女子は藤田さん
前日に続いて個人戦が行われ、男子高校本因坊に田中伸幸君(福岡・中間2年)、女子高校本因坊に藤田光彩絵さん(東京・十文字2年)が決まった。
ともに初優勝。2人は第53回全日本アマチュア本因坊決定戦(8月24~26日)に招待される。
2位以下の入賞者は次の通り(敬称略)
<男子>(2)河口篤(兵庫・青雲)(3)闇雲翼(三重・津)
<女子>(2)吉岡芙由紀(奈良・奈良女子大付属)(3)深坂風子(香川・香川県大手前)
(毎日新聞より抜粋)
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群馬県勢の成績
・男子団体:高崎高(青山英樹、牧野康隆、内田貴大)1勝2敗で決勝進出ならず
・女子団体:前橋育英高(野倉みゆき、品川りえ、新保美由紀)2勝1敗で決勝進出ならず
・男子個人:荒井淳(館林高)2勝1敗、青山英樹(高崎高)0勝3敗で決勝進出ならず
・女子個人:丸山えり(伊勢崎清明)2勝1敗で決勝進出ならず
(週刊碁より抜粋)
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「囲碁の甲子園/全国高校囲碁選手権」の熱き戦いが行われました。
ここ数年、出場選手の特徴は元院生やプロ予備軍が多くなったことでしょうか。
高校のクラブ部活動とは別に、院生や囲碁教室で学んだ選手が増えているようです。
囲碁は個人競技なので、この傾向もやむおえないのでしょう。
ただ全国大会出場などとは別に、高校生本来のクラブ活動としての囲碁も盛んになってほしいですね。
そして、卒業後も囲碁が人生の彩り(いろどり)になってもらえればと思っています。