第49回文部科学大臣杯全国高等学校囲碁選手権の全国大会が8月4日から6日の3日間、日本棋院東京本院で開催された。
◎団体戦
団体戦は4日と5日午前に行われ、男子48校、女子46校が熱戦を繰り広げた。男子は駒場東邦(東京)、女子は南山女子部(愛知)が悲願の初優勝となった。
■男子団体戦
・優勝:東京・駒場東邦高等学校
・2位:埼玉・春日部高等学校
・3位:秋田・秋田高等学校
・4位:宮城・仙台第二高等学校
■女子団体戦
・優勝:愛知・南山高等学校女子部
・2位:東京・白百合学園高等学校
・3位:京都・洛南高等学校
・4位:滋賀・彦根東高等学校
◎個人戦
個人戦は5日午後と6日に行われ、男子98名、女子98名が熱戦を繰り広げた。
男子は渡邉彩登さん(埼玉・大宮高等学校)、女子は倉谷圭乃さん(東京・女子聖学院高等学校)がそれぞれ初優勝となった。
■男子個人戦
・優勝:渡邉彩登(埼玉県・大宮高等学校)
・2位:宮本将伍(熊本県・熊本高等学校)
・3位:北野圭亮(兵庫県・西宮南高等学校)
・4位 恵原 蓮(千葉県・船橋芝山高等学校)
■女子個人戦
・優勝:倉谷圭乃(東京都・女子聖学院高等学校)
・2位:篠原由奈(愛知県・千種高等学校)
・3位:井上葉月(滋賀県・彦根東高等学校)
・4位:石原莉子(愛知県・南山高等学校女子部)
(日本棋院HPより抜粋)
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◎群馬県勢の成績
◆男子団体戦
・前橋高校(家上・黒岩・飯塚・田中):一次リーグ敗退(●●●)
◆女子団体戦
・太田女子高校(石岡・近藤・小森):一次リーグ敗退(○○●)
◆男子個人戦
・須永大智(四ツ葉学園):一次リーグ突破(○○○)決勝T1回戦敗退(ベスト16)
・清塚照正(桐生高): 一次リーグ敗退(●○●)
◆女子個人戦
・石岡まひろ(太田女子高):一次リーグ敗退(○○●)
・藍澤 遥花(四ツ葉学園):一次リーグ敗退(●○○)
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団体戦ではやはり都市部の高校が優勢です。
そんな中で男子の秋田高校、女子の彦根東高校の善戦に拍手を送りたいですね。
個人戦も都市部の選手が上位を占める中、男子・熊本の宮本さん、女子・滋賀の井上さんはがんばりました。
現在、高校野球が進行中ですが、野球の名門校と囲碁の名門校、どこに差があるか・・・。
群馬県勢では須永さんの善戦が光りますが、全国的なレベルでは中位でしょうか。
囲碁人口拡大はどこも喫緊の課題ですね。
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