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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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全国高校囲碁選手権/2025

2025-08-10 21:00:00 | アマ棋戦

第49回文部科学大臣杯全国高等学校囲碁選手権の全国大会が8月4日から6日の3日間、日本棋院東京本院で開催された。
◎団体戦
団体戦は4日と5日午前に行われ、男子48校、女子46校が熱戦を繰り広げた。男子は駒場東邦(東京)、女子は南山女子部(愛知)が悲願の初優勝となった。
■男子団体戦
・優勝:東京・駒場東邦高等学校
・2位:埼玉・春日部高等学校
・3位:秋田・秋田高等学校
・4位:宮城・仙台第二高等学校
■女子団体戦
・優勝:愛知・南山高等学校女子部
・2位:東京・白百合学園高等学校
・3位:京都・洛南高等学校
・4位:滋賀・彦根東高等学校
◎個人戦
個人戦は5日午後と6日に行われ、男子98名、女子98名が熱戦を繰り広げた。
男子は渡邉彩登さん(埼玉・大宮高等学校)、女子は倉谷圭乃さん(東京・女子聖学院高等学校)がそれぞれ初優勝となった。
■男子個人戦
・優勝:渡邉彩登(埼玉県・大宮高等学校)
・2位:宮本将伍(熊本県・熊本高等学校)
・3位:北野圭亮(兵庫県・西宮南高等学校)
・4位 恵原 蓮(千葉県・船橋芝山高等学校)
■女子個人戦
・優勝:倉谷圭乃(東京都・女子聖学院高等学校)
・2位:篠原由奈(愛知県・千種高等学校)
・3位:井上葉月(滋賀県・彦根東高等学校)
・4位:石原莉子(愛知県・南山高等学校女子部)
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

◎群馬県勢の成績
◆男子団体戦
 ・前橋高校(家上・黒岩・飯塚・田中):一次リーグ敗退(●●●)
◆女子団体戦
 ・太田女子高校(石岡・近藤・小森):一次リーグ敗退(○○●)
◆男子個人戦
 ・須永大智(四ツ葉学園):一次リーグ突破(○○○)決勝T1回戦敗退(ベスト16)
 ・清塚照正(桐生高):  一次リーグ敗退(●○●)
◆女子個人戦
 ・石岡まひろ(太田女子高):一次リーグ敗退(○○●)
 ・藍澤 遥花(四ツ葉学園):一次リーグ敗退(●○○)

     ○ ● ○

団体戦ではやはり都市部の高校が優勢です。
そんな中で男子の秋田高校、女子の彦根東高校の善戦に拍手を送りたいですね。
個人戦も都市部の選手が上位を占める中、男子・熊本の宮本さん、女子・滋賀の井上さんはがんばりました。

現在、高校野球が進行中ですが、野球の名門校と囲碁の名門校、どこに差があるか・・・。

群馬県勢では須永さんの善戦が光りますが、全国的なレベルでは中位でしょうか。
囲碁人口拡大はどこも喫緊の課題ですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-08-10):全国少年少女囲碁大会/2024

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北海道旅行記/2025夏

2025-08-08 21:00:00 | 旅行記

北海道へ2泊3日の旅に行ってきました。

◎行程
・1日目:(自宅) → 羽田空港 → 函館空港 → 函館観光(五稜郭・旧函館区公会堂・函館山夜景など) → 函館(泊)
・2日目:函館 → 札幌観光(白い恋人パーク・サッポロビール園など) → 札幌(泊)
・3日目:札幌 → 富良野(ファーム富田) → 旭山動物園 → 旭川空港 → 羽田空港 →(自宅)

■五稜郭タワー

もう20年以上前に訪れたときは旧タワーでしたが、今回は新タワーで規模も大きくなっていました。
昼食はタワー近くの回転すし店で、孫たちは満腹のようでした。

■函館山夜景

前回来たときは3月で雪混じりの天候、混雑は相変わらずのようです。

■白い恋人パーク

最近は食品の工場見学を兼ねた観光施設が増えているようです。
「白い恋人」のネーミングがいいですね。

■富良野

ラベンダーの最盛期は過ぎて、期待外れの感じでしょうか。

■旭山動物園

テレビなどでよく紹介されており、入場者目線の工夫はナルホドです。

     ○ ● ○

今回は孫(小中学生)の「夏休み思い出旅行」に付き添いの感じでしょうか。
娘が旅の企画を仕切っていましたが、観光情報を細かく調べ名所・グルメなど満載の旅でした。
ただ、行程がきつく自宅に戻ったのは深夜1時過ぎ、たそがれ世代にはきびしい・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-08-08):新潮文庫/ビタミンF

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「やさしい囲碁入門教室(9/23)」in 玉村

2025-08-06 14:58:53 | 玉村町

玉村囲碁会&こども囲碁教室では9/23(火・祝)に「やさしい囲碁入門教室を」開催します。
講師は桑原陽子6段、子どもから大人まで誰でも気軽に参加できる入門教室です。
パンフレットはこちら

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-08-06):第3回テイケイ杯レジェンド戦/片岡がレジェンドの座に

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碁聖戦第4局/井山が勝って最終局へ

2025-08-03 21:00:00 | プロ棋戦

第50期碁聖戦五番勝負の第4局が8月1日(金)に日本棋院東京本院で行われ、井山裕太碁聖が芝野虎丸十段に黒番中押し勝ちをおさめシリーズ2勝2敗となった。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

カド番の井山碁聖(36)、難戦を適確な形成判断で逃げ切りました。
敗れた芝野十段(25)、しぶとく粘るも逆転に至らず。

今年に入って不調気味の井山さん、芝野さんの勢いに圧倒かと思われましたが、タイに戻したのはさすがですね。
ただ、勢い、若さを考えるとシバトラ有利か・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-08-02):全国高校囲碁選手権/2024

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全国少年少女囲碁大会/2025

2025-08-01 21:00:00 | こども囲碁

岩切くんが小学生の部で宮崎県勢初優勝、中学生の部は東京代表横手くんがV
全国小・中学生の頂点を目指す、第46回少年少女囲碁大会全国大会が、7月29日と30日の2日にわたり日本棋院東京本院で開催された。
小学生の部は宮崎県代表の岩切知輝くん(都城市立祝吉小学校・6年)が、中学生の部は東京都代表の横手将生くん(大田区立東調布中学校・1年)がともに初優勝を果たした。

◎第46回少年少女囲碁大会結果
【小学生の部入賞】
①岩切知輝(宮崎・都城市立祝吉小6年)
②永代斗真(東京・三鷹鷹市立東台小5年)
③木下裕揮(埼玉・志木市立志木小6年)
④北川貴敏(大阪・大阪市立横堤小5年)

【中学生の部入賞】
①横手将生(東京・大田区立東調布中1年)
②桑原多喜(東京・杉並区立天沼中3年)
③刈谷 研(東京・巣鴨中3年)
④森 達輝(島根・出雲市立第二中2年)

◎群馬県勢の成績
◆小学生の部
・竹越 昴(伊勢崎・北小4年) :(○×○)
・瀬下虎白(高崎・吉井西小6年):(○×〇)
◆中学生の部
・藍沢里乃(伊勢崎・四ツ葉学園3年):(××○)
・斎藤一希(富岡・北中):(〇××)
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

本大会で注目するのは都市部と地方の格差。小学生では宮崎が優勝、中学生では4位に島根、善戦でしょうか。

群馬県勢では小学生はあと一歩と健闘、中学生は苦戦でした。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-07-31):囲碁書籍/三手の死活

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小・中学校囲碁団体戦全国大会-2025

2025-07-30 21:00:00 | こども囲碁

2020年以降休止となっていた文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦が、2025年7月27日(日)、28日(月)の2日間、日本棋院東京本院で開催され、小学校の部と中学校部で学校別団体戦日本一の座をかけた戦いが繰り広げられた。

◆小学校の部ベスト4
①品川区立品川学園(東京)
②伊勢崎市立北小学校(群馬)
③光塩女子学院初等科(東京)
④弘前大学教育学部附属小学校(青森)
◆中学校の部ベスト4
①仙台市立第一中学校(宮城)
②灘中学校(兵庫)
③開成中学校(東京)
④さいたま市立植竹中学校(埼玉)

◎群馬県勢の成績
◆小学校の部
・伊勢崎市立北:1次リーグ突破(○○○)、決勝T(○○●)準優勝
・伊勢崎市立境剛志:(○●○)
・玉村町立上陽 :(○●●)
・伊勢崎市立宮郷:(●●●)
◆中学校の部
・富岡市立北: (●○○)
・伊勢崎市立四ツ葉中等(〇●○)
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

小学校団体戦準優勝の伊勢崎北小は、2019年(2020年~2024年は中止)に続くの快挙でした。
都市部や附属校が上位を占める中での準優勝、こども囲碁の強豪校として名を残したいものです。

伊勢崎北小以外の小・中学校も善戦しました。
囲碁教室の生徒は減少傾向ですが、全国大会の活躍をバネに活性化を願うばかりです。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-07-29):夏うた/夏の思い出

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棋戦情報/勝ち星トップ10(7月25日現在)

2025-07-28 21:00:00 | プロ棋戦

☆勝ち星ランキング(7月25日現在)
 ①芝野虎丸 九段  35勝 8敗
    ②上野梨紗 三段  33勝15敗
    ③上野愛咲美六段  32勝12敗
 ④許 家元 九段  29勝10敗
 ⑤加藤千笑 三段  25勝10敗
 ⑥大竹 優 七段  24勝 8敗
 ⑦平田智也 八段     22勝10敗
    ⑧藤沢里奈 七段  21勝12敗
 ⑨蕭 鈺洋 三段  20勝 4敗
 ⑨堀本満成 五段  20勝 4敗
 ⑨一力 遼 九段  20勝 9敗
 ⑨向井千瑛 六段  20勝13敗
   (日本棋院囲碁ニュースより抜粋)

     ○ ● ○

芝野さんがトップに躍進、碁聖戦、名人戦とタイトル挑戦が続きます。
上野姉妹が2位、3位と好調キープです。

勝率では大西さん(19勝3敗)が1位、蕭さんと堀本さん(20勝4敗)が同率2位となっています。
井山二冠は16勝20敗、お疲れか・・・。


     ○ ● ○

1年前の記事(2024-07-27):棋戦情報/勝ち星・連勝(7月26日現在)

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名人戦リーグプレーオフ/芝野が挑戦者に

2025-07-26 21:00:00 | プロ棋戦

第50期名人戦挑戦者決定プレーオフが7月24日(木)に行われた。全8戦のリーグ戦を終え、井山裕太王座、芝野虎丸十段、許家元九段、福岡航太朗七段の4名が6勝2敗で同率トップとなったが、同率で3名以上がトップとなった場合はリーグ序列上位2名でプレーオフを行う規定となっているため、序列1位の芝野十段と序列3位の井山王座の対戦となった。
中盤まで互角の接戦が続いたが、形勢は次第に白番の芝野十段に傾き、白番中押し勝ちをおさめた。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

挑戦権を得た芝野十段(25)、プレーオフは着実にポイントを挙げての勝利でした。
敗れた井山王座(36)、粘りがイマイチか・・・。

リーグ戦経過
芝野:●○○●○○○○
井山:○○○○○○●●

井山さんは6連勝時点で当確と思われたのですが、まさかの終盤2連敗・・・。
芝野さんは序盤戦で2敗を喫し脱落の雰囲気でしたが、ここから怒涛の4連勝で追いつきました。

一力名人(28)との七番勝負、シバトラのリベンジ成るか・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-07-25):日本棋院創立100周年

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アマ名人戦/夏冰さん、アマ名人連覇

2025-07-24 21:00:00 | アマ棋戦

連覇を目指す夏冰アマ名人に栗田佳樹さん(全国大会優勝者)が挑戦する第19期朝日アマチュア囲碁名人戦三番勝負が7月19日(土)、20日(日)に日本棋院東京本院で開催され、夏さんが2連勝をおさめタイトル防衛、連覇となった。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ◇ ◆ ◇

アマ囲碁名人戦全国大会
アマチュア囲碁名人戦全国大会は、東京都代表の元アマ名人、栗田佳樹さん(26)が復活の栄冠を手にした。
6大会ぶり2度目の優勝を遂げ、今度は6期ぶりのアマ名人復位をかけて夏冰(かひょう)アマ名人(32)に挑戦する。
   (朝日新聞より抜粋)

     ○ ● ○

アマ名人連覇の夏冰さん、2局とも相手のミスをとらえての勝利でした。
三番勝負で敗れた栗田さん、2連敗は無念・・・。

群馬代表の青柳さんは1回戦突破するも、2回戦で準優勝の星合さんに惜敗・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-07-23):碁聖戦第3局/井山碁聖が4連覇

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群馬・県民囲碁大会-2025

2025-07-22 21:00:00 | 囲碁群馬

油井原さん(Aクラス)連覇
第22回県民囲碁大会(日本棋院県支部連合会、上毛新聞社主催)が7月21日、高崎市の市民活動センター・ソシアスで開かれ、県内に在住、在勤、在学する小学1年生~90代の156人が参加した。
最もレベルの高いAクラスは油井原大碁さん (高崎市)が2年連続、2度目の頂点に輝いた。
棋力の高い順にA~Mの13組に分かれて対戦し、熱戦を繰り広げた。

◎各ブロック優勝者
A:油井原大碁(高崎市) B:宮沢優希(玉村町)
C:藍沢里乃(伊勢崎市) D:村尾正太郎(高崎市)
E:町田 茂(中之条町) F:吉田忠弘(玉村町)
G:酒井明男(前橋市)  H:宮沢文雄(前橋市)
I:藤井隼翔(みどり市) J:赤石蒼祈(高崎市)
K:原 藝泰(伊勢崎市) L:國友花梅(東吾妻町)
M:國友 椿(東吾妻町)
      (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○

今大会の出場者は156人、前回が145人でしたのでやや増えた状況です。
年齢層は現役世代が少なく、今後が心配ですね。

大会は一般の部(128人)とジュニアの部(小中学生の級位者28人)の2部構成。
一般の部に出場した小中学生は苦戦。棋力の基準に差があったようです。

運営面ではスタッフの高齢化が課題、それでもジュニアの保護者のサポートは助かりました。


一般の部


ジュニアの部

成績詳細は「群馬県の囲碁情報」

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1年前の記事(2023-07-21):群馬・県民囲碁大会-2024

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