天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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越後屋旅館囲碁大会2015(ルネサス合宿)

2015-03-30 20:00:00 | ルネサス/囲碁部

先日(3/28~3/29)、秩父・小鹿野町「越後屋旅館」主催の囲碁大会に出場しました。
この大会は「ルネサス囲碁部合宿」を兼ねており、ルネサス囲碁部からは6名が参加。

大会の参加者は22名、二つのブロックで4局(ハンディ戦)戦い、上位2名が入賞となります。
ルネサス囲碁部はAリーグでK村さんが準優勝、Bリーグでは私が準優勝となりました。

私の対戦成績は○○○●、3局目まではどれも際どい戦いでしたが辛抱強く打ったのがよかったようです。
4局目は3連勝同士の対決。相手は序盤から新手を繰り出し優勢、後半で当方必死の追い上げも実らず1目半の惜敗でした。
終盤では頭脳回路がヒートアップ、錯乱状態でしたね。それでも入賞には満足か・・・

大会終了後は部員同士の自由対局、局後に「あーだ、こーだ」の感想戦。
高段者のT原さんの意見も勉強になりました。

次回も好成績が残せるよう切磋琢磨を・・・

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BS時代劇「雲霧仁左衛門2」

2015-03-28 20:00:00 | テレビ番組

「雲霧仁左衛門2」

【原作】池波正太郎
【出演】中井貴一、國村 隼、内山理名、伊武雅刀、他
【あらすじ】
享保年間(徳川吉宗の治世)、江戸一帯のみならず、東海道、中仙道から上方まで股にかけ、鮮やかな手口で大金を奪う盗賊の一味があった。大金持ちの金蔵しか狙わず、けして殺さず、傷つけず、雲が涌くように現れ出て、霧のように消えてしまうところから雲霧一党と人は呼んだ。
その首領は雲霧仁左衛門(中井貴一)。対する火付盗賊改方の長官は安部式部(國村 隼)。二人の知恵くらべとも言うべき戦いは果てしなく続いていた。
   (NHK番組HPより抜粋)

   ◇   ◇

3/27(金)が最終回、最後は意外な展開で見応えがありましたね。
近年、テレビ時代劇はほとんど消滅の状態ですが、NHKだけは孤軍奮闘しています。

「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」などワンパターンの時代劇はドーモという感じですが、今回の「雲霧・・・」は面白かったですね。

先日、「なぜ時代劇は滅びるのか」(著者:春日太一)という本を読みました。
ナルホドと思う点がいくつかありましたね・・・
「時代劇=年配の男性」という印象がありますが、これを払拭するような作品の登場が待たれます。

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第57回女流アマ選手権/藤原彰子さんが2連覇!

2015-03-26 21:06:18 | アマ棋戦

女流アマチュアの日本一を決める、第57回全日本女流アマチュア囲碁選手権大会の全国大会が3月14、15日に日本棋院で行われ、前年度優勝者の藤原彰子さんが連続優勝した。

 優 勝:藤原 彰子(シード)
 準優勝:久代 迎春(東京・千葉)
 第3位:宇根川万里江(東京・千葉)
 第4位:大沢 摩耶(シード)
   (日本棋院HPより抜粋)

「藤原さん充実の連覇」 「実力者 華麗な共演」
   (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

2年連続で優勝した藤原さんは高校2年生、学業に集中であまり囲碁を打つ時間がなかったそうです。それでも優勝・・・。プロへの挑戦は考えていないのでしょうか?

親子でベスト8に入賞したのは4位・大沢摩耶さんと7位・大須賀聖良さん。
聖良さんは小学5年生、プロを目指しているそうです。楽しみですね。

群馬県代表の久保田さんは○○●、小鮒さんは○○●で決勝トーナメント進出はなりませんでした。全国レベルの壁は厚い・・・

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第62回NHK杯・決勝/伊田八段が最年少V

2015-03-24 18:46:01 | プロ棋戦

第62回NHK杯テレビ囲碁トーナメントの決勝が行われ、伊田篤史八段(20、対局当時)が一力遼七段(17)に黒番中押し勝ちし、史上最年少で優勝を果たした。
決勝が初出場者同士で争われたのは第1回(昭和28年度)をのぞけば初。これまでの最年少優勝は第49回(平成13年度)張栩九段の22歳。
   (産経囲碁Webより抜粋)

「伊田早碁王、完全無欠な仕上げ」  「一力、序盤の一手に泣く」
   (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

NHK杯最年少記録を達成した伊田八段。持ち味の豪腕で一力七段を圧倒、優勝を果たしました。
惜しくも準優勝の一力七段。序盤のミスを挽回できず・・・

準決勝の組合せ
 ・井山裕太・四冠(25) VS 一力 遼・七段(17)
 ・羽根直樹・九段(38) VS 伊田篤史・八段(20)

準決勝は井山さんと羽根さんが勝つと予想したのですが結果はまったく逆、初出場同士で20歳と17歳の決勝戦となりました。
ヤングパワー、恐るべし・・・

たまたま表彰式を見ていた女房殿は優勝者を「イケメンじゃないのね」と一言・・・

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第39期棋聖戦第7局/井山が防衛!3連覇

2015-03-22 20:53:15 | プロ棋戦

第39期棋聖戦挑戦手合七番勝負の第7局が3月19、20日新潟県南魚沼市で行われた。結果は黒番の井山棋聖が山下九段に5目半勝ちをおさめ、3連勝3連敗1勝でタイトルを防衛した。これで井山は28個目のタイトル獲得となり、棋聖3連覇、名人、本因坊、碁聖の4冠を維持した。
   (日本棋院HPより抜粋)

「井山3連覇、己を信じて意地の4冠堅守」 「山下 大逆転ならず、悔いが残る碁に」
   (週刊碁、見出しより)

    ◇   ◇

井山3連勝、山下3連勝で迎えた大一番。井山棋聖の信念に勝利の女神が微笑んだようです。
敗れた山下九段、若い力に押されたか・・・

久しぶりに七番勝負にもつれ込んだ本シリーズ、両者の意地がぶつかるねじり合いは見応えがありました。お疲れさま・・・


    ◇   ◇

今回の対局地は新潟県南魚沼市の六日町温泉『温泉御宿 龍言』。
南魚沼市は、新潟県中越地方に位置する市で2004年に六日町と大和町の2町が合併。後に塩沢町も編入。

この地域には六日町と十日町があり、ドーモごっちゃになりそうです。(五日町もあるか・・・)
六日町はJR上越線、関越自動車道、国道17号など交通面では便利。一方、十日町は織物の町として賑わったようです。

全国に日にちのつく町はたくさんあるようですが、大半は定期市が立つのが由来のようですね。

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NHK囲碁講座/個性で打つ碁のすすめ

2015-03-20 18:54:25 | 本と雑誌

「NHKテレビテキスト/囲碁講座」は4月号より新年度を迎え、新しい企画が盛り込まれています。

別冊付録「個性で打つ碁のすすめ」 講師:小林覚九段

「個性」で打つといっても初心者はまだ自分の個性が分からなくて当然。本冊子に取り組みながら、自分の個性に出会いましょう。

◎好戦派:積極的に「攻め」ていくタイプ
◎実利派:堅実に「地」を得ていくタイプ
◎模様派:ロマンにある「模様」を描くタイプ

   ◇   ◇

碁を打つ方はプロ棋士も含め、それぞれ好みの碁風(個性)があるでしょうね。
自分の個性を明確に持っている人は、その特長が「強み」になると思います。

囲碁の個性(タイプ)と性格は一致するのか?
碁を打つ場合、表面的な性格より「潜在意識」が打つ手に表れるように思いますが・・・

私の場合、どうも明確なタイプが決まっていないようです。
「プロセスに一貫性がない」 → ザル碁党のつぶやき・・・

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第27期女流名人戦第2局/謝が8連覇を達成!

2015-03-18 21:02:15 | プロ棋戦

第27期女流名人戦挑戦手合三番勝負の第2局が3月11日、京都府京都市で行われた。結果は謝女流名人が鈴木歩六段に黒番中押し勝ちをおさめ女流名人位を防衛、8連覇を達成した。
   (日本棋院HPより抜粋)

「謝依旻8連覇、リードを守り抜く」 「鈴木、手堅い石運びが仇に」
   (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

序盤でポイントをあげた謝さん、攻めを基調に押し切った一局でした。
敗れた鈴木さん、反発力がイマイチか・・・

本シリーズ、謝さんの2連勝であっけなく終わってしまた感じ・・・
謝さんはこれで女流名人位8連覇、どこまで記録を伸ばせるでしょうか。
対抗馬は藤沢里菜さん、両者のタイトル・マッチが楽しみですね。

    ◇   ◇

今回の対局地は京都市「平安女学院大学 『有栖館』」。女流名人戦開催は今回で4年連続となります。
本シリーズ第1局が大阪商業大学と、キャンパスでのタイトル戦が続きました。
学生の間で囲碁の認知度が上がれば結構なことですが・・・

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第39期棋聖戦第6局/山下3連勝!勝負は最終局へ

2015-03-16 20:29:10 | プロ棋戦

第39期棋聖戦挑戦手合七番勝負の第6局が3月11、12日に静岡県伊豆市で行われた。結果は黒番の山下敬吾九段が井山裕太棋聖に中押し勝ちをおさめ、3連勝でタイに追いついた。最終第7局は3月19、20日に新潟県南魚沼市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「山下並んだ、エンジン全開」 「井山3連勝3連敗、取りかけが裏目」
   (週刊碁、見出しより)

    ◇   ◇

3-3のタイに持ち込んだ山下九段。捨て石を巧みに利用しての攻勢で優位に立ちました。
敗れた井山棋聖、勝負を急ぎ過ぎたのでしょうか・・・

山下九段が3連敗した時点で今期の棋聖戦は終わったかと思いましたが、その後3連勝。最終七番勝負にもつれ込み面白くなりました。
最終戦ですが、山下九段は3連勝で上げ潮ムードですね。
一方、井山棋聖は3月4日に中国・上海で「農心辛ラーメン杯」、3月14日に京都で「阿含桐山杯日中決戦」と国際棋戦を戦っており、過密スケジュールでやや不安が・・・

    ◇   ◇

今回の対局地は静岡県伊豆市土肥温泉「玉樟園新井」。棋聖戦は過去4回行われているそうです。
土肥温泉は伊豆半島の中北部海側、西伊豆にあります。

「東伊豆」は伊豆急行が下田まで運行しており、観光地も早くから開発されました。
一方、「西伊豆」は交通が不便で、時間に余裕がないと行けません。
その分、自然に恵まれ東伊豆に比べるとゆったりとした雰囲気がありますね。

朝陽の東伊豆、夕陽の西伊豆というところでしょうか・・・

 

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北陸新幹線開業

2015-03-14 19:50:56 | 日記・エッセイ・コラム

今日のテレビニュースは北陸新幹線開業のオンパレードでしたね。
関係者の笑顔満載で喜ばしいことです。

北陸・金沢に列車で訪れたのこの10年ほどで2回ありますが、いずれも高崎(上越新幹線・たにがわ) → 越後湯沢(ほくほく線・はくたか) → 金沢という経路でした。

「ほくほく線」は1997年開業ですから18年、北陸新幹線開業で存在価値も大きく低下することでしょう。
「ほくほく線」の特急「はくたか」の名称も新幹線に譲るようですが、少しわびしい気分にもなりますね。

20代のころ立山連峰の剣岳など数回、富山県の山を登りましたが夜行列車だったと思います。
夜行といえばブルートレイン「北斗星」の定期運行も今日が最後、別れを惜しむ鉄道ファンの姿もニュースで流れていましたね。

世の中、スピードアップで利便性は向上しましたが、時間を有効に使う手立ても考えないと・・・

 

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地元の住民活動交流会で囲碁会をPR

2015-03-12 20:50:46 | 玉村町

先日(3/8)、地元の住民活動交流会(ぱる祭り)が開催されました。
参加団体はフラダンス、コーラス、書道、華道など20以上あったでしょうか。

「玉村町囲碁会」も会場を使用させてもらっている関係もあり、活動状況をまとめた掲表を展示しました。
ただ「囲碁」に関心を持つ方は少なく、集客は他の活動クループより見劣りする状況でしたね。
それでも地道にPRすることで普及の芽は育つと信じて・・・

隣接した団体は「絵手紙の会」と「山の会」でした。「山の会」は会報をまとめた冊子やPR用のパンフレットなどが充実しており、囲碁会も手本にすべき点があると思いました。

掲表は「大人の囲碁大会」を中心にしたものと「こども囲碁教室」の2枚。過去の写真を時系列に整理しながらの作成は結構大変でしたね。

 

 

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