天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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「週刊碁」最終号

2023-08-30 21:00:00 | 囲碁

「週刊碁」は1977年11月~2023年8月まで、46年間の幕を閉じることになりました。
休刊とありますが、再開は難しそう・・・。

私の囲碁ライフの中で「週刊碁」の存在は大きかったですね。
棋戦情報、棋士情報、上達コーナー、エッセイなど楽しみにしていました。

今は朝日新聞販売店からの宅配ですが、発刊当初は毎週駅の売店まで行って購入したものです。懐かしい・・・。

今後はネットのサービスを拡充とのことですが、やっぱり活字が一番・・・、と嘆いても仕方ないので新サービスに期待しましょう。

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1年前の記事(2022-08-30):全国少年少女囲碁大会/2022

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第48期名人戦第1局/芝野シリーズ先勝!

2023-08-28 21:00:00 | プロ棋戦

連覇を目指す芝野虎丸名人に井山裕太王座が挑戦する 第48期名人戦挑戦手合七番勝負第1局第1局が8月24日(木)、25日(金)の二日間に渡って東京都「ホテル椿山荘東京で打たれ、白番の芝野虎丸名人が246手で中押し勝ちをおさめた。第2局は9月2日(土)3日(日)に鹿児島県霧島市の「霧島神宮」にて開催される。
     (日本棋院HPより抜粋)

「芝野、充実の先勝」 「井山、大きな読み違い」
     (週刊碁見出しより)

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初戦を制した芝野名人、鋭い読みで井山さんの構想を打ち砕きました。
敗れた井山王座、中盤での作戦が空転したか・・・。

「週刊碁」に名人戦開幕に合わせ趙治勲さんと小林光一さんの対談が載っていました。
若手ツートップの一力さんは努力家で光一さんタイプ、芝野さんは天才肌で治勲さんタイプとありました。
本シリーズ、井山さんは三大タイトルを失い背水の陣、実力伯仲ですが治勲さんは虎に勝ってほしいとのこと。その気持ち何となく分かる・・・。

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1年前の記事(2022-08-28):第47期名人戦第1局/開幕局は井山が勝利

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囲碁書籍「初段を目指す詰碁問題集」

2023-08-26 21:00:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介  
・書籍名:「初段を目指す詰碁問題集-死活の基本がわかる200題」
・発行所:マイナビ出版  
・著 者:鶴山淳志、林漢傑
・発行年月:2022年11月
◆内容紹介
死活の基本がわかる200題 急所の一手がここにある!
全200問の大ボリュームで、コスパもよいと思います。ぜひ繰り返し解いて、初段の壁を突破してください。

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いつも行っている書店の囲碁コーナーは、将棋に比べると半分以下と寂しい状況です。
その中で気になったのが「初段を目指す詰碁問題集-死活の基本がわかる200題」。
著者が「つるりんコンビ(鶴山淳志、林漢傑)」、週刊碁「プロ棋士・四字熟語」を執筆しており、当ブログでも参考にしています。

対象レベルは初段前ですが、囲碁教室の教材になるかと購入してみました。
評価は平均点と言っておきましょう。教材にどう生かすか、それが問題です。

同じシリーズで「初段を目指す手筋問題集」があります。
著者は同じく「つるりんコンビ」、こちらも気になるところですが・・・。

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1年前の記事(2022-08-26):コロナ禍でこども囲碁教室は・・・

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プロ棋士・四字熟語/中野泰宏、大出公二

2023-08-24 21:00:00 | プロ棋士

「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるりん(鶴山淳志八段、林漢傑八段)式、観る碁のすすめ」より抜粋。

第96回:温故知新/中野泰宏九段
★温故知新【おんこ・ちしん】:故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知ると訓読みする。昔を研究し、新しい知識を見つけ出すこと。

りん:中野(泰宏九段)先生のNHK杯、あれは素敵だった。しかも先生、最近、手合はぜんぶ着物で対局してるんだよ。
つる:すごいよね。自分で着付けして対局するって。
りん:だって、あの中野先生だから。そりゃ着付けもできますよ。三味線の腕はプロ級。おまけに合気道の達人ですよ。
つる:先生には真顔でボケてくるところがある。

第97回:気炎万丈/大出公二記者
★気炎万丈【きえん・ばんじょう】:意気込みが他を圧倒するほど盛んであること。多くは意気盛んな談論についていう。

つる:今回取り上げるのは名人戦主催紙、朝日新聞囲碁担当記者、大出公二さん。大出さんと言ったら何だと思う?
りん:熱血、突撃、弾丸、乱舞。
つる:(爆笑)記者室で熱血応援してるし、突撃取材してるし、タイトル戦が重なると遠方から遠方に弾丸取材しているし、日本が世界戦で活躍すると乱舞してる!
りん:なんか大出さん、火吹き記者って呼ばれてるよね。

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中野泰宏九段(46)は関西棋院、4/23のNHK杯では和服で登場、髪型もパーマをかけ奥様から「太宰治っぽいね」と言われたそうです。結果は残念ながら孫喆七段に負けてしまいました。
中野九段と言えば「アタリに突っ込むプロもいる」で有名になりました。
あの「とぼけた」雰囲気、棋士っぽくなくて癒される・・・?

大出公二記者の記事は朝日新聞で時々読んでいましたが、それほど熱い感じはしなかった・・・?
もっと突撃記事を全面に出してもいいかと。
近年、新聞で感じるのは、骨のある記事が少なくなったような・・・?

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1年前の記事(2022-08-24):囲碁棋戦いろいろ

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全国少年少女囲碁大会/2023

2023-08-22 21:00:00 | こども囲碁

小学生の部は横手くん、中学生の部は深田くんが優勝
「第44回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会全国大会」は各都道府県代表の189名が8月1、2の両日にわたって熱戦を繰り広げた。
小学生の部は横手悠生くん(東京・大田区立調布大塚小5年)、中学生の部は深田裕仁さん(埼玉・筑波大学附属中3年)が初優勝を飾った。

◎第44回少年少女囲碁大会結果
◆小学生の部
 優勝 横手悠生(東京)
 2位 加藤 威(東京)
 3位 森 達輝(島根)
 4位 西藤敦也(東京)
◆中学生の部
 優勝 深田裕仁(埼玉)
 2位 小林高誠(埼玉)
 3位 長尾想太(福井)
 4位 大門 樹(東京)

◎群馬県勢の成績
◆小学生の部
・瀬下虎白(高崎・吉井西小4年):(○●○)
・斉藤一希(富岡・小野小5年) :(○○●)
◆中学生の部
・石岡佑真(太田・城西中2年) :(●○●)
・藍沢里乃(伊勢崎・四ツ葉中等1年):(●●○)
   (日本棋院HPより抜粋)

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小学生のベスト4は(東京3、島根1)、東京が抜群の強さです。
中学生のベスト4は(埼玉2、福井1、東京1)、首都圏が上位を占めています。
都市部が上位を占め地方は苦戦、この構図はさらに進んでいる状況です。
 
群馬勢4人はいずれも決勝トーナメントに進めず残念でした。
当面、有力選手も見当たらず、冬の時代はしばらく続きそう・・・。

今年も団体戦が中止、来年は何とか開催してほしいですね。

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1年前の記事(2022-08-22):全国高校囲碁選手権/2022

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お盆休み-2023

2023-08-20 21:00:00 | 旅行記

「夏休み・こども囲碁塾(8/14~8/16)」は午前中なので、午後は孫家族と東京観光となりました。

1日目は「浅草」、世界的にも有名で異邦人も多かったですね。
暑くて、歩く距離もハンパなく、たそがれ世代にあの混雑度は耐えられない・・・。

2日目は「池袋・サンシャインシティ」、ショップの多さにも驚きです。
ここもハンパない過密度でマイッタ・・・。

お盆休みという特殊性もありますが、都心の人出はハンパない。
どこからあの群衆が集まってくるのか・・・。
この3日間、よく歩いた、電車・地下鉄もよく乗った、お昼のお店でもよく並びました。
最高潮の人の波に溺れそう・・・。

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1年前の記事(2022-08-20):世界最年少のプロ囲碁棋士、小3の藤田怜央さん

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夏休み・こども囲碁塾2023

2023-08-18 21:00:00 | こども囲碁

先日(8/14~8/16)、日本棋院で行われた「夏休み・こども囲碁塾2023」に孫のお供で行ってきました。
入門クラス~19路盤クラスまで4クラス、参加者は100人超、同行の保護者も加え混雑していましたね。
内容は宿題解説、ワンポイントレッスン、対局で2時間とありましたが、対局が中心のようでした。
所定の成績により認定状が授与され、多くの生徒は昇級に笑顔の様子でした。

私たちは群馬からの参加、移動時間を考えビジネスホテル泊で通いました。
学習環境では都市部に比べハンディを感じます。この囲碁塾も地方開催を検討してほしい・・・。

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1年前の記事(2022-08-18):こども囲碁教室(玉村)休講(2022年夏)

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碁は断(キリ)にあり

2023-08-16 21:00:00 | 囲碁

囲碁関係の書籍で「碁は断(キリ)にあり」という言葉を時々目にします。
語源を辿ると故・細川千仭(ほそかわ せんじん)師の語と言われています。
井山裕太九段は細川門下の孫弟子に当たるそうで、「キリ」は大一番の勝負手として目にすることもありますね。

世の一般的アマにも「切った張ったの大立ち回り」が得意な諸氏も少なくありません。
ただ「キリ」のタイミングはプロでも難しいようです。
切って後悔するか、切らないで後悔するか、ムズなところで・・・。

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1年前の記事(2022-08-16):中庸の精神が大事

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どうする家康/史実乖離

2023-08-14 21:00:00 | テレビ番組

大河ドラマ「どうする家康」を楽しみに見ています。
「本能寺の変」で信長が討たれ、これから秀吉との対決が見どころですね。

視聴率もまずまずの様子ですが、ストーリーと史実の差が気になります。
今週の週刊新潮に「どうする家康、史実乖離(かいり)ワースト5」という記事がありました。記事の終章。

歴史好きのあいだで大河ドラマの視聴率は高い。大河ドラマを見て歴史好きになった人も、研究者をふくめてとても多い。そんなドラマがここまで史実から乖離すると、視聴者は歴史に親しむ以前に、誤解してしまう。大河ドラマを「大害ドラマ」にしてはいけないと思うのだが。

これまで歴史小説も楽しみにしてきましたが、史実とフィクションの距離が近いほど記憶に残ります。
ドラマを盛り上げるためにフィクション偏重ではドーモ・・・。
どうする大河ドラマ・・・。

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1年前の記事(2022-08-14):全国高校総合文化祭囲碁部門-2022

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玉村こども囲碁教室/新規加入は5名

2023-08-12 21:00:00 | こども囲碁

「玉村町こども囲碁教室」では2023年度の新規生徒を募集をした結果、5名の生徒が10期生として新たに学ぶことになりました。
コロナ禍の影響で入門教室の参加者も少ない中、納得の結果と思っています。
学年別では小学3年(2名)、小2(1名)、小1(2名)。今後の成長を期待しましょう。

今月から他の教室から2名(小6、小5)増え、教室は手狭の状況です。
生徒全員が意欲的に取り組めばいいのですが、イマイチの生徒もいたりしてムズなところです。

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1年前の記事(2022-08-12):丸沼高原 & 谷川温泉

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