天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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NHK囲碁講座「明日は勝てるマジカル手筋」

2013-05-30 21:58:43 | テレビ番組

4月から始まった「NHK囲碁講座」のタイトルは「万波姉妹の明日は勝てるマジカル手筋」。
講師は前半が万波奈穂さん、後半は万波佳奈さんの姉妹。姉の佳奈さんは出産で休場中でしたね。
司会は高杉瑞穂さん。俳優だそうですが、知名度はイマイチでしょうか。

始まって2ケ月ほどになりますが、対象レベルは有段者向けの感じがします。
講座の内容は「手筋」ということで
 4月:スタートダッシュで差をつける
 5月:序盤で使えるチョイ技・スゴ技
 6月:主導権を奪う華麗なる技

勉強にはなりますが、系統的でない点がどうも・・・

講師の万波奈穂さんが、問題の解答をするとき「マジカル手筋ワン!」と言い、一瞬、セーラームーン(古い?)のような効果音と画面になります。視聴者の年齢層を考えると、場違いな感じがしますがどうでしょう。

   ◇   ◇

前年度は「13路盤でめざせ初段」ということで、「こども囲碁教室」でも講座の内容を使わせてもらいました。
司会の「きたろう」さんが、ムードメーカーとしていい味を出していましたね。

今回の講座の内容では、教室の教材に使うのは無理な感じです。
視聴者のレベルも多様ですから、ターゲットを絞り込むのもムズなところでしょうか・・・

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第8回アマ名人戦群馬県大会/石井さん優勝

2013-05-28 23:07:34 | アマ棋戦

第8回朝日アマチュア囲碁名人戦県大会が5月26日、前橋市紅雲町2丁目の群馬囲碁センターであった。太田市の自営業石井成幸さん(74)が昨年まで4連覇の奈良昌利さんを下し優勝した。7月に東京の日本棋院会館である全国大会に県代表として出場する。
10位までは次の皆さん。(敬称略、数字は順位)

①石井成幸(太田) ②奈良昌利(桐生) ③周東 厚(太田)
④高橋直飛(伊勢崎)⑤金田行正(前橋) ⑥吉野延美(高崎)
⑦佐藤義栄(藤岡) ⑧佐藤貞夫(草津) ⑨綿貫敏之(前橋)
⑩黒崎孝則(高崎)
   (「朝日新聞群馬版」より抜粋)

   ◇   ◇

昨年の県アマ名人(奈良さん)と、県アマ本因坊(石井さん)の対決となった決勝戦、石井さんが先輩の意地を見せて優勝しました。
石井さんは昭和41年に、アマ名人戦の前身となる「アマ十傑戦全国大会」で優勝しています。それから50年近く第一線で活躍してきました。凄いことですね。

今回は1位~3位まで東毛地区が独占しました。石井さん、奈良さん両巨頭の牙城をそろそろ崩してほしいところですが・・・
有望な若手というと4位の高橋さんくらいでしょうか。

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第4回おかげ杯/一力遼三段が初優勝!

2013-05-26 21:28:03 | プロ棋士

第4回おかげ杯囲碁トーナメントが5月15、16日に三重県伊勢市のおかげ横丁で行われた。決勝は安斎伸彰六段と一力遼三段の対戦となり、結果は一力三段が黒番中押し勝ちをおさめ優勝となった。一力遼三段は初優勝。大会3連覇を狙った安斎六段は準優勝だった。
   (日本棋院HPより抜粋)

「一力初V、15歳の大器 同門対決制す」 「安斎、強硬策が裏目に」
   (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

新進気鋭の一力三段が序盤でリードを奪い、中盤以降も緩むことなく打ち進めて初優勝を飾りました。
第2回、3回連覇の安斎六段。序盤に誤算があり苦しくし、その後の勝負手も不発のようでしたね。

一力三段はまだ15歳の伸び盛り、井山五冠に続く日本のエースになることでしょう。
「囲碁ナショナルチーム」のメンバーにも選ばれており、世界戦での活躍が期待されますね。

今回の決勝は同門(宋光復門下)対決となりました。
同門といっても昔ほど上下関係は厳しくはないでしょうね。それでも後輩に追い越されるのは穏やかではないと思います。

    ◇   ◇

本棋戦の対局地は三重県伊勢市。三重県は中部地方にも近畿地方にも属しています。
テレビの気象予報などは東海三県(愛知、岐阜、三重)で放送されます。経済・交通・観光など共有する部分が多いからでしょうね。

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体調不良です

2013-05-23 21:13:57 | テレビ番組

先週、孫娘が「RSウィルス感染症」にかかり、私はうつされたようです。
ということで、ここ数日は発熱や咳に苦しめられています。
女房殿はピンピンしていますから、私は疲労が重なり抵抗力が弱っていたということでしょうか。

半年ほど前には「ノロ・ウィルス」を、やはり孫から嬉しくないプレゼント・・・
「たそがれ世代」ともなると、いろいろな面で故障が出てきますね。

   ◇   ◇

NHK-BSPで「日本縦断 こころ旅」という番組があります。
俳優・火野正平さんが自転車で全国各地を回るもので、「人生下り坂、最高!」というフレーズがよく出てきます。
ただ、これも健康でないと言えませんね・・・

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第68期本因坊戦第1局/井山本因坊が先勝!

2013-05-21 21:08:27 | プロ棋戦

井山裕太本因坊に高尾紳路九段が挑戦する第68期本因坊戦七番勝負第1局が5月16日、17日に島根県大田市で行われた。結果は白番の井山本因坊が4目半勝ちをおさめタイトル防衛へ向けて幸先のよい1勝をあげた。第2局は5月28日、29日に福岡県北九州市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「井山先制、強手で高尾に競り勝つ」 「高尾、感触は悪くなかった・・・」
   (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

先月、十段位を奪われ5冠に戻った井山本因坊。本局では意表を衝いたキリでリードを奪ったようです。
本因坊挑戦者決定リーグを7連勝で勝ちあがった高尾挑戦者。中盤までは互角の差し手争いでしたが、井山さんの強手に押し切られました。

第1局が終わったばかりで7番勝負の行方はこれからですが、どうも井山さん防衛の目が濃いような・・・

    ◇   ◇

今回の対局地は島根県大田市の三瓶温泉「さひめ野」。
近くには2007年8月に世界遺産登録された「石見(いわみ)銀山遺跡」があるそうです。

先日、テレビの旅番組で寝台特急「サンライズ出雲」に乗り、山陰をめぐる旅を放送していました。
山陰地方へ訪れたことはないのですが、一度は「サンライズ出雲」に乗って山陰を旅してみたいものです。

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玉村こども囲碁教室/新緑ハイキング

2013-05-19 20:48:04 | ハイキング

昨日(5/18)の「玉村町こども囲碁教室」は野外活動として、生徒と家族、指導スタッフで「新緑ハイキング」を楽しみました。
場所は「藤岡市/庚申山」で1時間程度の初心者コース、天気もよく新緑がまぶしかったですね。

参加者は生徒:12名、家族:16名、スタッフ:3名の総勢31名と、予想以上の参加数となりました。
特に生徒の保護者・兄弟姉妹の参加が多く、ファミリー気分のハイキングでしたね。
「囲碁」を通して家族のコミュニケーションがよくなり、楽しい思い出が増えれば嬉しいことです。

    ◇   ◇

それにしても、子ども達のエネルギーには感心させられます。
コース後半の芝生広場では保護者が用意したゲームに全開モード、解散後も縄跳びやサッカーに興じていたようです。
子ども達にとっては若葉の時代なんですね。
スタッフの方は晩秋のムードでしょうか、腰がイタタタ・・・

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群馬県高校囲碁選手権/2013

2013-05-17 22:14:08 | 囲碁

第37回全国高校囲碁選手権大会県大会の個人戦が5月11日、高崎高で行われた。男子は北爪裕幸君(高崎3年)が初優勝し、女子は青柳萌花さん(館林女2年)が2連覇を達成。男子上位5位と女子上位3位は、県代表として全国選手権や全国高校総合文化祭に出場する。
4月29日に行われた団体戦は、男子は高崎が9連覇、女子は高崎商大附が4連覇した。両校は7月に東京で開かれる全国選手権団体戦に出場する。
   (上毛新聞より抜粋)

   ◇   ◇

ここ数年この大会を見学していたのですが、今年は都合で行けませんでした。
ただ参加者数を見ると、活況とは言えないようです。

一昨年の参加者が56名、昨年が45名、今年が38名と下降線をたどっています。
平成16年がピークで104名ですから、課題はいろいろありそうです。

4月28日に行われた「少年少女囲碁大会」の参加者は中学生が13名、小学生以下が109名でした。
中学生の「囲碁離れ」が高校囲碁界低迷の一要因ですが、対策となるとムズなところで・・・

※関連記事
   ↓
群馬高校囲碁HP

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玉村町こども囲碁入門教室

2013-05-15 21:20:19 | プロ棋士

来月6月2日(日)に「玉村町こども囲碁入門教室」を開催します。
指導棋士は有村比呂司・八段。入門教室というと女流棋士が多いのですが・・・、どんな内容になるか楽しみです。

先日、町内の小学校に入門教室のパンフレットを配布し、募集を始めました。
どのくらいの参加者が集まるか気になるところですが、最低でも30名は来てほしいですね。
この入門教室をキッカケに、「こども囲碁教室」の生徒が増えればいいのですが・・・

ただ教室の生徒が増えた場合、会場や指導スタッフなどの課題もあります。
指導スタッフは増員だけでなく、指導方法などのスキルアップも必要となりますね。

今年1月にテレビで川崎市の「麻生ファミリー囲碁クラブ」が紹介されていました。
指導に当たっていたのは地元の囲碁愛好者だけでなく、生徒の保護者(ママさん)も指導していました。
「玉村町こども囲碁教室」でも、このような指導者(ママさん・インストラクター)が誕生すればいいのですが・・・

※「玉村町こども囲碁入門教室」パンフレット
        ↓
「tama-jr-study.pdf」をダウンロード

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NHK/囲碁フォーカス「母娘で挑戦! 女流アマ選手権」

2013-05-13 19:32:19 | テレビ番組

特集 「母娘で挑戦! 全日本女流アマ選手権」(5/12放送)
「全日本女流アマ選手権」に母娘で出場するのが神奈川県代表の林田悦子さん(42)と茜さん(8)。囲碁一家と思いきや、母娘の間では一切対局は行わない。悦子さんが幼い頃、父親から厳しく指導され囲碁が嫌いになったことがあるからだ。しかし悦子さんには目標が。「大会で娘と対戦して、娘の成長ぶりを見てみたい」。
   (NHK番組案内より抜粋)

   ◇   ◇

親子や夫婦で同じ趣味(習い事)というのは、意外と少ないように思います。肉親でライバル関係というのがイヤなのかも知れませんね。
それでも今回放送された林田さんのように、親子で一緒に競ったり、成長している姿を見ると羨ましく思います。

こども囲碁教室には兄弟や姉妹で通う生徒も少なくありませんが、中には途中でイヤになって辞める生徒もいます。
兄の方が弟をコテンパにして気まずくなったり、逆に弟が兄を追い越してイヤになったり・・・
保護者がうまく仲裁に入ればいいのですが、ムズなところですね。

プロ棋士の場合、自分の子どもに直接指導をしないケースが多いと聞きます。
余分な感情が入ると、客観的な判断が揺らぐからでしょうか。

家族で同じ世界を共有できることはすばらしいことですが、そのためには「信頼関係が基本」ということになりますか・・・

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こども囲碁教室/伊勢崎&玉村(2013/5/11)

2013-05-11 23:30:14 | 伊勢崎こども囲碁アカデミー

今日の午前中は囲碁教室「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の指導スタッフです。
今日は教室の時間を短縮し「野外でカレーを作り昼食を楽しむ会」の予定でしたが、雨模様の天気で中止。室内でチーム対抗のゲームなどを楽しみました。
できれば青空の下で楽しめればよかったのですが、残念・・・

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いつも教室では「囲碁の勉強をしろ!、早く強くなれ!」とハッパをかけていますが、圧力だけでは意欲は上がりません。
碁友(イゴトモ)とのふれ合いや、楽しみがないとね・・・

      ◇   ◇

午後は「玉村町こども囲碁教室」の指導スタッフです。
今日は玉村町囲碁会の月例会で、こども教室から生徒2名、その保護者2名が参加しました。

今まで月例会のほとんどはシニアで占められていましたが、今回はジュニアとミドルが参加し三世代の大会となりました。
ジュニアの参加も嬉しいのですが、ミドルの初心者参加は月例会に新風を吹き込みましたね。
今後もこのムードを広げていきたいものです。

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