◆書籍紹介
・書籍名:プロ棋士の思考術 大局観と判断力
・発行所:PHP研究所 ・著者:依田紀基
・発売日:2008年6月13日
■内容紹介
・優れた大局観をもつと評される名人位4連覇の囲碁棋士が、囲碁の打ち方、日々の生活を通して、ものの見方・考え方を具体的に語る。
・物事の本質を見抜く勝負師の言葉は、ビジネスにも人生にも通じる普遍性をもつ。
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本書は囲碁関連のブログなどで紹介されており、興味をもって大型書店に行きました。
趣味の「囲碁コーナー」の棚にはなかったので、PHP出版の新書コーナーの棚を探したところ下段の目立たないところにありました。
発売されて間もない新刊なのに、あまり期待されていないのでしょうか。
内容は「現在までの生い立ち」や「碁に向かう姿勢」などいろいろです。
依田九段はまだ40代前半、いろいろ波乱はあったようですが人生論じみた内容はまだ早いように思います。
破天荒な時代があった面は藤沢秀行名誉棋聖と重なる部分がありますが、こちらは「天下の秀行」説得力があります。