◆書籍紹介
・書籍名:「働くこと、生きること」
・著者:立石泰則
・発行所:草思社
会社で働くようになって○○年、人生の3分の2をサラリーマンで過ごしてきました。
長年、会社に勤めてきて思うことは「人はなぜ働くか」ということです。
何のために働くか、これは年代や境遇によって変化するようです。
若いときは「自分のため」に働き、それが所帯を持つと「生活のため」となり、一段落すると「誰かのために」「社会のために」と目的は変化し、「働くこと」そのものに価値を見出すとのこと。
ウ~ン、そういわれてみればそんな気もしますが、「働くことそのものに価値を見出す」という心境には至っておりません。
残り少ないサラリーマン生活ですが、生涯のテーマとして考えていきたいと思っています。
「05年の囲碁人口は350万人、前年より100万人減」
06年版「レジャー白書」が発表された。05年の囲碁人口は350万人で04年より100万人減り、77年版白書以来最少。
将棋人口は710万人で前年より130万人の減少。ともに男性が中心で、長期漸減傾向が続く。囲碁は60代以上、将棋は10代に人気がある。
(朝日新聞より抜粋)
◇ ◇ ◇
一年で100万人減(2割強)とは感覚的に疑問です。統計の取り方が変わったのでしょうか。
数値はともかく囲碁人口が減少傾向であることは間違いないようで、囲碁ファンとしては残念なことです。
この現象、日本の社会にとってどうでしょうか。囲碁へのエネルギーがどこに向ったかが問題です。
「創造的な分野」や「生きがいにつながる世界」など健全な方向に向っていれば、いいのですが・・・
私の対局はネット対局が9割くらいを占めています。
今まで利用してきサイトは5年以上になります。実名でマナーもよくほぼ満足していましたが、最近は大手に押されメンバーも減少気味のようです。
今回、ある人からの紹介もあり、ネット対局サイトを変更することにしました。
今までのサイトは持ち時間が45分かNHK方式の2種類でした。
NHK方式は「10秒、20秒、5、4、・・・」とアナウンスにせかされ落ち着きません。そこで「45分+30秒の秒読み」で対局
していましたが、時間いっぱいに使う人が多くなり苦痛に感じてきました。
私クラス(二段~四段)のメンバーで45分間、目いっぱい使うほど深く読むことは無いように思うのですが・・・
新しいサイトは中国・韓国などのメンバーがたくさんいますが、今のところ日本のメンバーを優先に対局しています。
特に理由はありませんが、言葉や習慣が同じ方が身近に感じるからでしょうか。
目次
第1部 座談会・あの戦争になぜ負けたのか
(対米戦争の目的は何だったのか、ヒトラーとの同盟は昭和史の謎、開明派・海軍が持つ致命的欠点、陸軍エリートはどこで間違えた、ほか)
第2部 あの戦争に思うこと
(空しかった首脳会議、八月九日の最高戦争指導会議、私の太平洋戦争観、果たされなかった死者との約束、ほか)
毎年、この時期になると終戦をテーマにした内容がテレビ、新聞などで伝えられます。
私は「あの戦争になぜ負けたのか(文春新書)」という本を読みました。
この本で感じたこと
・末端兵士の一途な思いに対し、軍部指導者の無責任さ
・形勢判断/現状認識が無く、ムード/精神力での戦い
◇ ◇ ◇
日米の戦力の差は囲碁の実力でいえば、米国(六段)/日本(三段)くらいの差があったのではないでしょうか。
局地戦では優勢な部分もあったかもしれませんが、中盤戦では手合違いで敗戦やむなしと認識できたはずです。
ここで潔く投了し、和平に臨めば被害も最小限に抑えられたでしょうが、実際はあちこちの大石がボロボロに取られ、惨めな最悪の結果で終戦となりました。
意地と分不相応な戦いが悲劇に突き進んだのでしょう。
囲碁・外交戦略などは美しく打ちたいものです。
昨日(8/16)は蓼科山にハイキングに行ってきました。
往復4時間半くらい行程ですが今日は足が痛くて苦労しています。
天気は曇りで景色は見えずイマイチでしたが、心地よい疲労感で気分は上々です。
夏休みということもあり、子供や家族連れのハイカーも多く結構にぎやかな蓼科山でした。
◇ ◇ ◇
下山後、近くの春日温泉で一風呂浴びようと思っていましたが道路が工事中で道が分からず、佐久市内のホテルの日帰り温泉でくつろいできました。ここは地下1,300Mから湧出の天然温泉ということですが、「ビジネスホテル風と日帰り温泉」は何ともローカルな雰囲気で面白いですね。
その後、佐久平駅近くで「信州そば」を賞味してきました。味、値段とも良心的で満足の一品でした。