いよいよサッカーワールドカップの開幕ですね。
開催地を決める時点では「日韓共催」ということで、賛否両論
ありました。
でも共催のいい面を生かして、この世紀のイベントが成功裡に
おわることを願っています。
一方、囲碁の国際戦では韓国が独走状態ですね。
韓国優位の要因としては国民の囲碁にたいする関心度の高低では
ないかと思います。
日本でも「ヒカルの碁」効果で以前より関心は高まっていますが・・・
いよいよサッカーワールドカップの開幕ですね。
開催地を決める時点では「日韓共催」ということで、賛否両論
ありました。
でも共催のいい面を生かして、この世紀のイベントが成功裡に
おわることを願っています。
一方、囲碁の国際戦では韓国が独走状態ですね。
韓国優位の要因としては国民の囲碁にたいする関心度の高低では
ないかと思います。
日本でも「ヒカルの碁」効果で以前より関心は高まっていますが・・・
プロの対局では「投げ場を求めて・・・」なんていうのを時々聞きます。
専門家としては「潔さ」も必要なのでしょうか。
一方、私たち一般のアマチュアの場合はどうでしょうか。
明らかに負けているのに、なかなか投げない人っていますよね。
そこで不快に思って打っているとミスがでます。その結果、逆転負けと
いう情けないケースも何度かありました。
私自身も敗勢の場合、どこかに逆転のスジがあるのではと粘ることもあり
ます。でも相手が「不快に感じているだろう」と思ったら、投了するよう心掛
けています。
何事も相手の立場になって考えることが必要ですね。
どうも長考派は苦手ですね。私の場合、標準より少し速めかなという感
じですが。
長考もやむなしという局面であれば納得できるのだけれど、一手一手考
えられるとついイラついて、思考回路が乱れ自滅の道に進んでしまうの
です。
でも考えるのが楽しいと思う人もいるわけで、その辺りの兼ね合いがム
ズですよね。
逆にポンポンと速射砲のように速い人にもペースが乱されます。ただ、
こういう人は自分の着手パターンをある程度決めていて、以外と致命的
なミスは少ないんですよね。それを甘くみていい調子で打っていくと相手
の術中にはまるのです。
しかし、ペースを乱されるというのは自分の精神状態が不安定という側
面もあるわけで、「平静な気持で対局する」ことが大切ですね
先日のNHKのTV放送で小林泉美女流本因坊が加藤充志八段を破り
ました。女流プロの実力もかなり上がってきましたね。
ところで一般の囲碁愛好者での男女の違いは何でしょう。
女性の囲碁大会は、総体的に明るいですね。勝っても負けてもあまり
勝負にこだわらず、対局すること自体が楽しいという感じです。
また、対局の合間には世間話に花が咲き、そこに仲間が集まったとい
うだけで楽しいという雰囲気です。
一方、男性中心の大会の雰囲気は緊張感でピリピリしており、会話も
あまりありません。
勝負に対する思いも強く負けたときはかなり落ち込み、敗因をあれこ
れ考えます。(私もそうですが・・・)
どちらがいいという問題ではありませんが、アマとしては楽しむこと
が一番ですよね。
最近の国際戦では韓国が上位を独占している様相です。
韓国が優位になったのはこの十年くらいでしょうか。
たくさんの子供達が囲碁教室に通っているようで、当分韓国優位の
勢力地図は変わらないと思われます。
何が違うのでしょうか。勉強量の差という人もいます。
韓国の方が勝負に貪欲で闘争心が激しいように思います。
それに較べると日本のプロ棋士の方が和気あいあいで、ゆったりと
しているようです。
日本では囲碁を芸事としてとらえ「○○一門」とかの縦社会で
技量を競ってきたように思います。
一方、韓国では囲碁をスポーツ感覚でとらえ「集団訓練」の形で
力をつけてきたのでしょう。
私が囲碁を覚えたのは小学生の時だと思います。父親が家で近所の人達と
対局しているのを見て、自然にルールを覚え、兄と碁らしきもので遊んだ
記憶があります。
その頃、子供達が碁盤で遊ぶのは「5目並べ(連珠)」が中心で本来の囲碁
(本碁と呼んでいた)をする子供は少なく、遠ざかってしまいました。
その後社会人になって間もない頃、先輩のN氏と1~2年間は結構打って
5級程度の実力になったと思いますが、興味の対象が別方面に移り途切れ
てしまいました。
再開したのは20代後半でその後、囲碁には結構な時間とお金を費やして
きました。投資効率は低調でしたが、「碁友」という財産は残ったように
思っています。
先日の十段戦5番勝負(王立誠十段 対 武宮正樹九段)は
王十段が3-2で辛くも防衛を果たしました。
この勝負、すべて白を持った方が勝つという珍しい結果でした。
「黒番、白番どっちが有利?」
私は絶対黒番の方がいいですね。多分勝率では6:4くらいで黒の勝率が
いいと思います。
白番の場合、どうしても後れているようで心理的に焦ってしまいます。
そこで早く優勢に持っていこうと腰の伸びた着手を選び、自滅していく
パターンが多いようです。
もっとゆったりと構え、終盤で追いつくという気持で打てばいいんですがね。
なかなか我慢ができないんですよね。これが・・・・