群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

三江線の旅その2~最後の夏~

2017-08-23 21:34:00 | 青春18きっぷの旅
12時18分、この424Dの終点・石見川本駅に到着しました。次の列車の江津行きの発車時刻13時45分までの1時間27分間は、駅から外へ出て、街を散策します。


↑石見川本駅の目の前にある三江線おもてなしサロンに入ります。

↑三江線おもてなしサロンです。三江線のカウントダウンがしてあります。


↑入り口で、職員から三江線乗車記念切符をもらいました。4000人を突破しています。

↑サロン内では三江線に関する写真やパンフレットなどがあり、飲食もできます。

さあ、そろそろ駅に戻ろう!するとホームには若者たちが集まっていた↓


法被を着た町職員がいたので尋ねてみると、この日は、川本町の成人式が行われ、成人者のうち19名が列車の見送りに来たそうです。

↑まもなく出発進行です。

↑13時45分、江津行きの出発進行です。成人者が乗客の皆さんに手を振って見送ってくれました。

↑14時54分に三江線の終点・江津駅に到着しました。約5時間の三江線の旅が終わりました。


↑列車は、21分後に再び三次行きへ戻って行きました。

つづく。


三江線の旅その1~最後の夏~

2017-08-22 21:46:00 | 青春18きっぷの旅
今夏の青春18きっぷの目的は、三江線(108.1km)に全区間乗車することです。

15年前に乗り、今回3回目の乗車です。この三江線は、「三」次駅(広島県)と「江」津駅(島根県)を結び、江の川沿いに走り、陰陽連絡路線として、昭和5(1930)年から開業し、全通は昭和50(1975)年と、約45年をかけて建設されました。

しかし、山間部を走るために沿線人口はもともと少なく、廃線基準の路線1km当たり通過人数の2000人をはるかに下回る、1日わずか58人(2015年度)という路線で、三江線全35駅の各駅の1日平均乗車人員は、たったの10人以下という超ローカル線です。

そのため来年、平成30(2018)年3月末をもって三江線は全区間が廃線となります。100km以上が廃線になるのは、本州では初めてだそうです。


↑まずは芸備線から乗り継いで、三次駅から乗車します。

↑三次駅10:02始発の424Dに乗車します。三江線は全てキハ120形1両編成ですが、今夏7月20日からこの424Dは2両編成になっています。しかし、青春18きっぷが利用期間とお盆期間が重なって、車内は大混雑しています。

三江線の三次駅発は5本ありますが、終点の江津駅まで行けるのは、途中乗り換えも含めて3本のみです。ケンミンの乗った424Dは、途中の石見川本行きですが、石見川本駅到着後、1時間27分後に江津行きになります。

さあ、出発進行!


↑途中駅では、こんな表示が。


↑この424Dは、唯一の通過駅が長谷です。


↑三江線が江の川沿いに走るので眺めは素晴らしいです。

↑口羽駅~三次駅間が旧三江南線で時速30km(最高速度65km/h)とゆっくりと走ります。口羽駅の1日平均乗車人員は、6人です。

↑駅前にはこんな横断幕を発見!

↑口羽駅~浜原駅間29.6kmは鉄道公団が建設。最高速度85km/h。

↑宇都井駅は、トンネルとトンネルの間にある「天空の駅」としてファンにも人気です。ホームは地上からの高さ20mで、116段の階段(6階建て分)で結ばれています。この宇都井駅ホームにはたくさんの人が集まっていました。しかしこの駅の1日平均乗車人員は、0~1人です!

↑この浜原駅~江津駅間は、旧三江北線で再び時速30kmとなります(最高速度65km/h)。



↑12時18分、この424Dの終点・石見川本駅に到着しました。次の列車の江津行きの発車時刻13時45分までの1時間27分間は、駅から外へ出て、街を散策します。

つづく。


芸備線の旅

2017-08-21 22:24:00 | 青春18きっぷの旅
広島駅から芸備線に乗ります。


↑キハ47形4両編成です。途中の下深川駅で後ろ2両が切り離されます。

芸備線は、安「芸」と「備」中を結ぶことからこの路線名が付いたそうです。

広島駅と備中神代駅を結びます。

芸備線は、かつて広島駅から広島県北部を経由し、三次駅から木次線を経て、松江市・米子市などと結んでいた陰陽連絡路線のメインルートでした。

その後、伯備線が陰陽連絡路線のメインルートの一つになり、芸備線はローカル線になりました。


↑下深川駅から後ろ2両を切り離し、ワンマン2両として、三次駅へ向かいます。

↑途中駅で、快速「みよしライナー」(三次駅~広島駅間)と交換します。この列車は、かつて急行「みよし」として運行されていましたが、10年前の2007年7月1日のダイヤ改正で廃止され、快速「みよしライナー」へ置き換えられました。


↑さあ、出発だ!

↑山間部を走ります。

↑途中の駅でも、普通列車の交換待ちです。

↑この列車の終点・三次駅に到着しました。三次駅と聞くと、ケンミンはこれを思い出します。

↑今月8月10日から運転を開始した東武鉄道の「SL大樹」。鬼怒川温泉駅前に設置されている転車台は、旧三次駅転車台だったのです。ここから転車台を持ってきたんだ!

三次駅転車台は、1933(昭和8)年頃から芸備線を中心に福塩線や三江線の車両の方向転換に使用され、1971(昭和46)年の芸備線のSL廃止やその後の運行本数の減少により、2000年頃から使用されなくなったそうです。

つづく。


準々決勝

2017-08-20 07:05:00 | 高校野球
夏の甲子園の高校野球は今日は準々決勝です。

群馬代表の前橋育英は負けてしまいましたが、花咲徳栄を応援します!(選手に群馬県伊勢崎市出身の野村選手がいるので

さて、今日の準々決勝では、8強が対戦します。


↑ケンミンが注目しているのが、香川代表の三本松高校です。

唯一の公立校(県立校)として勝ち残っているので。

さて、香川県のお隣の徳島県の代表校は、全て公立高校なんです!

47都道府県から出場する夏の甲子園での高校野球では、私立高校が強豪校として多く出場していますが、徳島の代表校だけが唯一、私立高校の出場がありません。全て公立高校です。

今年の夏の高校野球の徳島代表は、徳島県立鳴門渦潮高校でした。

徳島県は歴代出場校における「公立高校占有度」が実に100%なんです。

実は、徳島県内には私立高校は、3校しかありません。

さらに徳島県の高校硬式野球部として公式戦に出場しているのは、生光学園一校のみです。徳島では公立高校の硬式野球部が強豪なんです。

今夏の全国高校野球出場校49校のうち、公立高校は8校と少ないです。 
公立高校の出場が10校を割るのは、戦後はじめてです。

北北海道代表:滝川西
富山代表  :高岡商業
福井代表  :坂井
滋賀代表  :彦根東
香川代表  :三本松
徳島代表  :鳴門渦潮
福岡代表  ;東筑
長崎代表  :波佐見  の8校です。

全国優勝している公立高校は、10年前の2007年に佐賀北です。10年間公立高校の優勝がありません。

私立高校は、野球をする環境が整っているのに対し、公立校では、予算に限りがあり、不利な条件になっています。また、私立高校では、高校野球で活躍するとマスコミが大きく取り上げられ、学校のPRとなり生徒募集が集まりやすくなります。

応援しています、公立高校硬式野球部!

では。


ブラタモリは長瀞

2017-08-19 10:03:00 | NHK
今夜のNHKブラタモリは埼玉県「長瀞」です。

ケンミンの学生時代の教授は、鉱物・岩石や地形の専門家でもあるので、よく長瀞へ研究・調査へ行きました。特に岩畳にも注目です。

タモリさんは、紅簾石片岩(こうれんせきへんがん)などの片岩や片理、節理などの用語をポンポン出てきて、うれしかった!

長瀞は「日本地質学発祥の地」です!


↑秩父鉄道のSLパレオエクスプレスも登場しました。
今年で運行開始30周年です!

では。