群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

勤労感謝の日

2017-11-23 10:54:00 | ビジネス
今日は、祝日「勤労感謝の日」です。「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨です。

本来は、収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代に始まった「新嘗祭」の日なんです。

「勤労」とは、心身を労して仕事に励むことです。

今日は、仕事について書いてみたいと思います。

「仕事」は、仕事をしてお金を稼いで食べていく。これが「生活」ですね。

「仕事」=「お金」なんですが、それだけだと味気ない。

世界には富豪と呼ばれるような使いきれないほどの財産を持っていますが、それでも働き続けています。反面、収入は少ないが、いきいきと働いている方もいます。

自分の好きな仕事なら理想ですが、好きでない仕事もあります。

ケンミンは、TBSドラマ「日曜劇場 陸王」は、大好きで録画して数回も繰り返し観ています。

時代に乗り遅れた埼玉県行田市にある100年以上続く老舗の足袋屋「こはぜ屋」がランニングシューズ「陸王」の開発に社運をかけて取り組む内容の人間ドラマです。

このドラマには負け組が続々と登場します。勝者やエリートはあまり出てきません。いろんな壁にぶつかりながらも前へ進もうとする職人たちに胸を打つそうです。

「こはぜ屋」は「チームプレイみたいなもの」とあるように、仕事で成功をするには、会話を通して人間関係を築けるかどうかが大きく関わっていると言っても過言ではありません。

ドラマ「陸王」では、台詞が長いそうで、主演の役所広司さんはいつも台本を4冊ほど常に持ち歩いているそうです。

11月19日の第5話では、ついに宮沢社長(役所広司の長男・大地(山崎賢人)が「こはぜ屋」のために動き出します。シルクレイを使った地下足袋「足軽大将」製造中にシルクレイ製造機にエラーが出てしまう。しかし大地は不具合の部品を見つけ出します。

シルクレイを開発した飯山顧問から「なあ大地、もっと自分にプライドを持て!ただの部品になるな!本当に大事なのは、自分と自分の仕事にどれだけ胸を張れるかだ!」と語りかけます。

会社の大小や肩書でなく、好き嫌いに関係なく、自分の仕事に懸命に取り組むことで、次の新しい仕事に巡り合うことになるんだそうです。

以前、失敗や挫折ばかりを経験してきた中小企業の社長の若者向けの講演会でこんな話を聞きました。「仕事」とは、「お金を稼ぐと同時に、働くことで経験できる人生の充実感を味わうためです。」と。

では。