群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

夏期講習

2017-08-02 22:35:00 | 群馬の話題
学校が夏休みの期間、学習塾や予備校などでは、「夏期講習」が行われています。

受験生にとっては、大事な時です。




「物理がさっぱり分からない」

親戚の高校生からよく「物理が全然分からなくてどうしたらいいですか?」と聞かれます。

数学は公式に当てはめれば、答えが導びけますが、物理はどう勉強しても分からない!

物理は、公式を知っているだけで問題が解けるようにはなりません。公式に当てはめる簡単な問題しか解けません!

まず、公式は丸暗記することのではなく、「物理の教科書」から勉強するのが最良の方法なんです。

この公式が導かれた「過程」、つまりどのような現象が起こったから、この式が登場し、さらにこの現象の式も考慮して、この公式が出来たのかと考えます。現象を追ってそこから式に持って行くのです。

問題の解答が分からないので、解説を見ただけでは、物理は出来るようにはなりません。

「現象を追う」ので、まずは「図・グラフをかくこと」が一番大事です。物理では、図・グラフがかければ、それを式にするだけです!

問題文をしっかりと図やグラフにかければ、出来るようになります。

最初は物理の基本である「力学」から始めるのがいいでしょう!

力学では、問題によく出てくるのが、斜め方向で登場する「力の向き」です。これを水平方向と鉛直方向に分解して、どことどこの力が釣り合っているのかをしっかりと図にかいていくのです。そうすると式が立てやすくなります。

また、模範解答は、なぜそのような過程をたどったのかを、考えてみましょう!

学校の授業だけでは、物理は出来るようにはなりません!

授業前に軽く予習をして、その後に復習もします。

予習の時に分からなくても、こんなことを勉強するんだという程度で授業を聞いてみましょう。

最初は授業聞いても全く理解できないかもしれません。テストも1問目も解けないかもしれません。

以前、全国模試で、物理の得点が1ケタという高校生がやってきました。理系なのに物理ができない!(数学はよく出来ているのに)

大学入試まで、残された時間が少なかったので、受けた模試の見直しを中心に行い、解説をかなり詳しく行いました。

毎日、物理の問題に触れることにしました。

そうしたら入試直前の全国模試では、偏差値が65を越えてきました。一番驚いたのが高校生本人です。そして「物理が面白くなってきた!」

では。