ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』

2018-09-24 09:36:38 | 邦画
ガメラの敵としてイリスという名前はよく聞くけど、これがそうでしたか。

前々から市民みんながガメラをもてはやすのにはいささか疑問を持っていたが、ここにきてガメラを憎むものが出てきてくれてなんとなく嬉しかった。ただそれだけにストーリーがすんなり頭に入ってこなくて。毎度言っているけど、昭和の特撮のおおらかさはいいもんだな。


今作で渋谷の街並みがよく出てくるけど、懐かしいね。今の渋谷も好きだし、先開発してどんなふうに変わっていくのかも楽しみだけど、あの20年前の渋谷も思い出がいっぱいだ。今は無きさくらやも出てきていたね。よくあそこでゲームソフトを買ってもらったものだ。

スーパーフェスティバル78

2018-09-23 23:41:23 | ウルトラマン(特撮)
スーフェスに一番いい季節だ。日中は暑いが、朝は暑すぎず寒すぎず快適に入場を待てる。とはいっても、今回も早朝の待機列には並ばなかったのだけどね。

今回の目当てはもちろんレオの真夏竜氏のサイン会。数年前にも特撮アーカイブには来たのだが、行けずに悔しい思いをした。
話は当然撮影当時の苦労話になるわけだけど、やはりあの特訓シーンは大変だったと。あの撮影はどれも演技にではなくホントに体を張っていると言っていた。ファンにはおなじみの話ではあるけど、やはり本人の口から聞くと違うね。
今回はレオリングを装着して登場してくれた。撮影時には変身ポーズをとってくれて感激。




宮内氏は今回はオーレンジャーの三浦参謀で登場。オーレンジャーはリアルタイムで観ていたが、作品についての記憶は全くない。もちろん当時は宮内氏だと意識して観ることもなかった。
恒例になったのか前回同様作品にちなんだクイズ大会が始まった。自分も回答したけど、全くわからない。欲しかったなサイン入りプロマイド。

ちなみに当時の衣装はイッセイミヤケの吊るしの服を買ったものなんだってね。衣装が紛失した時も買い直して事なきをえたとか。




『マッド・マックス2』

2018-09-23 00:00:12 | 洋画
先日一作目を観たとき、こんなものだったけと思ってしまったが、自分が求めていたマッド・マックスはこれだった。荒廃した世界でモヒカンどもとのアクション。これこぞザ・マッド・マックスだ。

とにかくアクションが凄いね。マッド・マックスってあんまり金をかけているイメージないけど、今作はどうだったんだろう。派手に車ぶっ壊しているけど。
映画としてもだいぶ魅せ方のツボを押さえている。マックスのメンバーの加入からのガソリンの輸送という流れは見応え十分。オーストラリアという広大な地の利をふんだんに活用しているね。

そしてこの3作目をさらに進化させたのが4作目だったんだな。そう考えると4作目が面白くないわけがないよな。3作目?そんなのあったかな。

音楽クレジットにブライアン・メイの名がクレジットされていて、まさかとは思ったが、当然そんなことはなかった。

『メアリと魔女の花』

2018-09-19 21:29:09 | 邦画
米林宏昌監督をはじめとするジブリスタッフが集結して作った作品。スタジオポノックという制作会社で作った作品ではあるが、雰囲気はジブリ丸出し。だったらおとなしくジブリで作っておけばいいじゃんと思うのだけれど。

米林監督はこれが3作目だけど、この人はホントに劣化宮崎だね。ジブリっぽさはあるけど、雰囲気だけ。原作付きではあるものの、とりあえず魔法を出してみました感が物凄い。観終わっても、「で、結局なんなの」としか言いようがない。

宮崎さん自体には思い入れはないものの、非宮崎作品を観れば観るほど宮崎監督の偉大さがわかる。


『私が愛した高山本線』 西村京太郎

2018-09-17 22:40:40 | 
なんでか知らんが、近所のチェーンカフェに置いてあって思わず手に取ってしまった。実はこれが初西村。

噂には聞いていたけど、予想以上に読点が多くて笑ってしまった。
内容に関しては政治や企業が絡んだ社会派と言っていいのかな。ただ、松本清張のような重厚感はなく、カップラーメンのように気軽に読めるミステリーだ。大きい駅だと、売店に西村作品が置いてあるけど、その意味がよくわかる。2,3時間の電車旅で読むのに丁度いいんだな。

今作はミステリーとしてもそこそこ面白かったが、それ同様にその土地の雰囲気や習俗なんかも興味深い。今作はタイトル通り高山方面が舞台だが、風の盆というのは初めて知ったよ。