■■【日刊経営マガジン】 財政の崖回避へ 今日の出来事、独善解説
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一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック | |||||
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巳年→みどし→見通し へび年は「巳年」と呼ばれます。「巳年(みどし)」は「みとおし」すなわち「見通し」「見透し」に通じます。先見性をもって、判断し、行動することが求められています。グローバル化が一層進みますので、経営の意思決定の迅速さはさらに求められるでしょう。 |
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■ はつゆめ<o:p></o:p> 初夢は、縁起の良いといわれる「一富士、二鷹、三茄子」が代表です。 日本経営士協会のオリエンテーションで、最近はあまり強調されない「ナンバーワン」の話をしたことがあります。 「日本で一番高い山は?」という質問に答えられない日本人はほとんどいないと思います。しかし「二番目に高い山は?」・・・・・<続き> | |||||
【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p> | |||||
12月31日(月) 大晦日 韓国:12月消費者物価指数(CPI) 1月1日(火) 元日 民間:東証と大証が経営統合、東電福島復興本社発足 中国:12月製造業購買担当者景気指数(PMI) 2日(水) アメリカ:11月建設支出、12月ISM製造業景況感指数 シンガポール:10~12月期国内総生産(GDP)速報値 | |||||
【経営コンサルタントの独り言】 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。 | |||||
◆ 財政の崖回避へ 2013/01/02 ギリギリのところで、財政の壁を回避する決定が上院を通り、会員へのバトンタッチがなされました。おそらく回避のための決議がなされるでしょう。 「財政の壁」とは、いわゆるかねてより続けて来た中間所得層に対する減税の法律の期限が切れることにより増税から国民の消費購買意識が低下するという問題です。また、財政赤字が慢性化していることから政府の歳出削減により、景気回復策を打てないというダブルパンチのことです。 【お金と経済のいろいろ】 財政の壁 2013年から、減税が切れ「実質的増税」と「強制的な歳出削減」のダブルパンチで崖から落下するような急激な財政の引き締めが起こってしまう可能性があること ただし、当初オバマ大統領が主張していた富裕層の増税は、年収45万ドル以上と決まりそうで、最低金額が引き上げられました。2日から予定されている予算の大規模な強制削減については、2か月実施を先送りする内容です。中間所得層に対する所得税の減税を恒久化されることになり、民主・共和の痛み分けという結着でした。 本日、下院で可決されて、財政の崖が回避されることになります。 ◆【年頭所感】2013年 日本経済の見通し 2013/01/01 第二次安倍内閣がスタートし、安倍総理大臣が精力的に動き回っています。少々、パフォーマンスが行き過ぎているように感ずるほどです。 多くの人が言っているように、今回の安倍人事は、先の総裁選挙で安倍さんを積極的に支持した人たちの入閣が目立っています。ちました。安定感と一体感の両立を目指した体制と言えますが、閣僚が期待通りに動くのでしょうか? 景気を下支えするため、大胆な金融緩和と、公共事業などを中心とした思い切った財政出動を行っていく考えを示しています。 最重要課題であるデフレからの脱却を担う経済閣僚には、麻生さんを筆頭に、甘利さんや茂木さんなど、比較的、自らに近い人を揃えました。 これまでの経験で、自民党の公共事業予算配分はお手のものです。しかし、短期的には有効かもしれませんが、本格的な経済成長に繋がるほどの効果はありません。新しい産業分野を育てることができるかどうかがポイントです。 新政権の最初の仕事は、何と言っても、今年度の補正予算案と来年度予算案の成作業です。1月末に通常国会を召集し、補正予算と、来年度予算の成立を目指すことになります。 この国会が、いつもと違うのは、予算案の提出が大きく遅れる上、夏に参議院選挙が控えているので、大幅な会期延長ができないことです。予算成立は、年度を大きくまたぐでしょう。 他のことをやる時間はほとんどない中、1月20日のアメリカの大統領就任式の後、オバマ大統領と日米首脳会談を行いたいとしています。ロシアのプーチン大統領との会談もできるだけ早期に行うべきでしょう。 これらを鑑みるに、本当の意味で安倍カラーを打ち出でるのは、参議院選挙で勝った後になるといえます。 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)には、党内に強い反対もあります。復興を加速させること、原発の再稼働問題、定数是正を含む選挙制度の抜本改革などといった課題も山積しています。 安倍さんの鷹派的な発言は、中韓を刺激しています。内憂外患状態を日米問題だけで乗り切れるのでしょうか。その手腕が問われています。 【今月の独善解説】 ←クリック ◇ 12月上旬の世界動向を時系列で見る ←クリック ◇ 11月下旬の世界動向を時系列で見る ←クリック ◇ 11月中旬の世界動向を時系列で見る ←クリック ◇ 11月上旬の世界動向を時系列で見る ←クリック ◇ 10月下旬の世界動向を時系列で見る ←クリック ◇ 10月中旬の世界動向を時系列で見る ←クリック ◇ 10月上旬の世界動向を時系列で見る ←クリック ◇ 9月後半の世界動向を時系列で見る ←クリック |
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