今流行の作家 半沢直樹でヒットした作家ですが
以前の小説
舞台は中堅ゼネコン一松組
若手社員富島平太が異動したのは今までの現場ではなくて・・
業務課 いわゆる談合を担当する部署であつた。
今度の大型地下鉄工事をなんとか受注しないと一松組が傾く・・
あらたな工法を開発して大幅なコストダウンを実現して入札に臨もうとする平太の前に
立ちふさがる大手ゼネコンを中心とした談合の壁
そして業界の陰のフィクサー登場
そのうらにいる大物政治家・・・
壁に立ち向かうその姿勢に共感した・・・
最近・・壁は見て見ぬふりしてたのかもと自省しながら読んでた。
たっぷり650Pの読み応え有る小説でした。
読ませます。ストーリーの展開に、次どうなるんだ?と
引き込まれて、どんどん読んじゃう。
ゼネコンの世界もいろいろありそうだなぁ。
まあ、ゼネコンに限らないか。
会社の営業最前線はどこも大変。
なかなかいい作品が多いですね、ビジネスの現場が
舞台の本ばかりなので、身近な感じですいすい読めます。
ゼネコンの世界はいろいろ政治がらみで複雑なんでしょうね、自分とは別の世界ですが入札案件が仕事であった
ので特にこの本は興味がありました。