
たて続けに伊集院静さんの短編集を読んだ。
この前の三年坂、二度目に読むことになっていた・・読みながらこれストーリー
覚えてるぞ・・・読み始めて二回目というのがわかった。
冬の蜻蛉は間違いなく初めて読む短編集だ。
どの物語も主人公は60歳~70歳の男性、なかばリタイヤしたものや
会社の社長で愛人がいる心臓が悪い60代とか・・・
体力と気力がやはり衰えていくというのがありありと描かれてる感じです
いわゆる哀愁が漂っている。
定年退職して、悠々自適で家族に問題もない、そんな人どれほどいるのだろうか??
自分は家族に難があり、定年退職してもゆっくりとできないかもしれない。
いっそのこと一人暮らしをどこかの町でしようかなと思ってみたりしてる。