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池井戸潤の本は結構読んだが、ほとんどは銀行もの
この本は全く違う。
琢磨は精神分裂症で二年間の入院、退院後、父の残した遺品の中から謎の車のキーを持つと
琢磨の視界に広がるのは、40年前の風景であった、ちょうど昭和38年夏ごろ・・
若き父 史郎が勤めてた運送会社での新規事業、そして秘められた危ない恋
琢磨は自らの再生をかけ、父の足跡を調べる・・
この鍵は運送会社の日野のボンネットトラックBT21。
BT21のめぐっての闇の世界との戦い・・
父の恋人鏡子さんと娘加奈を守るために闘う父・・
読み終えたら、感動したな・・
過去のことをずっと心にしまって生きていくのは人生であろうかとか
感動したな。
池井戸潤の本で読んだ後こんな感じにあるのは初めてだろうな。