神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

界堀3

2017-03-09 07:20:26 | 善福寺川2

 下荻窪村と田端村の村境を流れる、通称界堀をさかのぼる三回目です。中道寺前に戻って、本流を南に向かいます。ところで、→ 「段彩陰影図」を見ると、善福寺川と今回の水路に挟まれた舌状台地が形成されています。その先端にあるのが→ 松渓公園ですが、このような場合のお約束通り、縄文時代の遺跡が発掘されています。堅穴住居跡三基など、縄文時代中期(約4500年前)の遺跡があり、その保存のため昭和51年(1976年)開設されました。

 

Skaibo3

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 中道寺前の合流地点に戻り、今度は左手の本流をさかのぼります。

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    2. すぐに車止め付きの路地が出現します。水路単独と思われる狭さです。

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    3. 旧環八通りとシャレール荻窪(旧荻窪団地)を結ぶバス通りとクロスします。左折して100mほどで松渓公園です。

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    4. 道路と交差するたびに車止めの付いた路地が続きます。

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    5. 上高井戸村や大宮新田との境だった神明通りまで、500m強の行程の半ばです。