神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

右岸の水路3

2017-03-04 07:30:00 | 善福寺川2

 荻窪公園前を南下する右岸の水路の続きです。松見橋下流で本流に戻る一流もありますが、そのまま直進してさらに下流に向かい、次の松渓橋のやや上流まで追うことができます。また、途中で右手からの合流があります。界堀とか大宮前下水とか呼ばれるもので、西荻窪駅までたどることができますが、次回以降のテーマとします。なお、その名称からも想像できるように、合流する水路が下荻窪村と田端村の境になっていました。現行の住居表示には反映されず、両岸とも同じ荻窪1丁目に属しています。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 前回の最後でT字を左折したところに戻り、改めて直進します。すぐ右カーブがあり、南に向きを転じます。

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    2. 直進方向から界堀が合流していますが、今回は右岸流を追って左折します。

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    3. 右手は松渓中学のグランドです。昭和23年(1948年)の開校なので、昨日UPの→ 「空中写真」には写っていません。

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    4. 松渓中学キャンパスを回り込みます。下水道台帳を見ると「水路敷」となっているところです。

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    5. 突き当りを左折して本流に戻ります。本来は直進し、→ 「東京近傍図」にある山神社下を回り込んでいました。

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    6.  松渓橋の手前です。→ 「段彩陰影図」のほぼ中央にあるように、右岸段丘が最も迫っているところです。