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心まで青く染めて・・・ その16 ( 小浜島 はいむるぶし )

2014-06-04 07:05:07 | 不思議紀行
 竹富島の集落を見た後、竹富港に戻りました。途中、竹富島のお墓がいくつかあり、添乗員さんから説明を受けました。

『竹富島では、火葬場はなく現在でも土葬だそうです。お墓は大きくてお腹のようにふっくら造られています。お母さんのお腹に還っていくという発想だそうです。7年経つと(私たちの所で言う7回忌のことでしょうか?)、皆で集まって、お骨を海で洗い、骨壺に入れ、再度お墓に納めるそうです。亡くなった時に一緒にお墓に入れた「泡盛」は古酒となって、集まった皆で飲まれるということです。』

 素朴な死者への弔いのお話に、感動してしまい、仲良しのIちゃんにもこのお話をしたら、Iちゃんが
「そのお骨を洗うのは、お嫁さんの仕事なんだって・・・。」
と物知りぶりを披露してくれました。
その仕事は、私たちがするのか?と思ったとたん、感動はぱっと消えて、具体的なお仕事となり、やはり腰が引けてしまう私でした。

 竹富港からまた船に乗り、3日目のお泊りのホテルのある小浜島に向かいました。
この日のお宿は、「はいむるぶし」(南十字星を中心とした南に群れている星「南群星」(はい・むる・ぶし)の沖縄地方の方言が由来)です。レストランや売店などのあるセンター棟で説明を受け、バスでかなり離れたお部屋まで送って頂きました。


      
     広々とした爽やかなお部屋でした。


     
     橋を渡るとセンター棟まで、ちょこっと近道


     
     ここで、結婚式を挙げた方々の記念植樹  何年かして大きくなった樹に会いに来るとか、素敵ですね。


 夕食は、沖縄色のあるビュッフェです。                         

     

          

     

 暮れゆく景色を眺めながら、ゆったりとたくさん頂きました。やはり南国、フルーツがとても美味しかったです。ご馳走様でした。
 このホテルには、西表島を眺められる大浴場があるということでしたが、私たちのお部屋からは、かなり距離がありそうだったので、お部屋のお風呂にゆっくり入り、kaoと二人、おしゃべりや荷物のパッキングなどを楽しみ?、沖縄最後の夜は更けていきました。
 翌朝、早起きして、昇る朝日を見たり、ガチョウと遊んだりしました。


     
     意地悪な子もいたりして、面白かった・・・。


     
     ホテルの入り口には、やはり個性的なシーサーがいました。


 南国のリゾートホテルなので、ゆっくり滞在して楽しむ感じかな?私たちは、ツアーだったので、なんとなく駆け足、ちょこっと残念でした。

                                                    つづく