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あまりに遠し、フランス旅行 その12 ( ゴッホの跳ね橋 )

2014-06-26 06:58:27 | 橋紀行
 アルルの街から少し離れたところに「ゴッホの跳ね橋」があります。


     
     1888年にゴッホが狂気と正気の間で描いた「ラングロワの跳ね橋」がモデル


     
     1960年に絵を元に復元されたそうです。


     
     運河は、静かに流れていました。


 ゴッホは、アルルで300点もの絵を描いたということですが、アルルにはゴッホの絵は1点もないそうです。
ゴッホの愛した風景の中で添乗員さんから聞くゴッホの生涯は、街の華やかな明るさとは、かけ離れたものでした。
「ゴッホ」といえば、富士市にあった大きな製紙工場の社長さんが、苦労して「ひまわり」を手に入れて、自分が亡くなったら、一緒に棺桶に入れてくれ!とおっしゃっていたという噂がまことしやかに語られていたことがありました。噂の真偽は、分りませんが、一人の人が、それほどまでに想う「絵」とは、どんなものなのか? 人の情念の激しさに驚いたことを鮮明に覚えています。
 アルルでは、ゴッホの絵のレプリカが街のあちらこちらで、実際の風景と一緒に観ることができるようになっていて、少しだけですが、芸術家の目線を体験できました。


                                                    つづく

 息子が帰ってきているので、賑やかな我が家。もう社会人なんだなあ~。