さてさて、次は、ロープウェイ大涌谷の次の駅”姥子駅”にて、下車。せっかくの旅行なのだからと娘が、色々調べて、行きたいところを選びました。しかし、石仏群とは、あまりにも渋い選択に、
「本当に、いいの?」
と思わず聞いてしまった母でした。
大涌谷の次の駅、”姥子駅”(誰も降りる人がいない・・・?)で降りて、外に出ました。
古いロープウェイが置いてありました。懐かしい。
今回は、だんなさんもいないので、案内図の写真を撮る・・・。(ラフな地図で、不安になる。)
もう少し待ってね!綺麗に咲くから・・・。
こんなに鮮やかで美味しそうなのに・・・。
夜空の花火のような・・・、お星様のような・・・。
俯き加減の照れ屋さん。
地図に出ていた船見岩の上に上ると、芦ノ湖が見えました。
案内図を参考に歩いて、”姥子石仏群”の矢印(徒歩て1分)を見つけ
「やった~!」
と思いきや、その先は、通行止めで、橋がど~んと落ちていました。
そこにあった案内板の地図を見ると、”姥子自然探勝道”を回り道すると行けそうなのですが、どれくらい時間がかかるのか、書いてありません。取り敢えず、途中まで行ってみることにしました。(お~!懲りない二人!)
山の中・・・、大丈夫なのだろうか?
少し歩くと、小さなお社が見えてきました。でも、結界(ほんとよ!)が張ってあり、ぐるーっと回ることに・・・。
レトロな建物が見えてきました。
何に使ったのだろうか?大きな石の歯車のような・・・?
この懐かしいような建物は、”姥子 秀明館”という療養のための施設だそうです。
足柄山の金太郎が枯れ枝で目を刺して見えなくなったとき、山姥が箱根権現のお告げで温泉を発見し金太郎の目を完治させたとの伝説が残る古湯だそうです。
施設の方に姥子石仏群を見に来たことを告げると、
「どうぞ~、この奥ですよ。」
と親切に教えて下さいました。
完全に異界の扉を開けてしまったかもしれない・・・。
強い陽射しの中を進んでいきました。
時間が巻き戻されている・・・、かも?
石塔が見えてきました。
穏やかで優しげなお顔の石仏が並んでいました。
箱根権現社 苔むした小さな祠です。
薬師堂 もちろん、眼病平癒のご利益があるらしい。
山姥堂(姥子山神社) 金太郎の母とされる、乳母を祀っているらしい。
もちろん名前は金太郎! 近付くと微妙に鼻をピクピクさせること、鎖の長さが不明なことから、撫でることができず・・・、残念。
時々、時間の流れが、他とは違っていたり、空間がブレていたりするところに迷い込んでしまうことがありますが、ここは、そんな場所でした。
そこでは、私は、幼い子供に還り、死者も生者も区別が無く、聞こえるのは、風の音と森の息遣いだけ・・・・。箱根の山は深く静寂の中・・・。
その7につづく
「本当に、いいの?」
と思わず聞いてしまった母でした。
大涌谷の次の駅、”姥子駅”(誰も降りる人がいない・・・?)で降りて、外に出ました。
古いロープウェイが置いてありました。懐かしい。
今回は、だんなさんもいないので、案内図の写真を撮る・・・。(ラフな地図で、不安になる。)
もう少し待ってね!綺麗に咲くから・・・。
こんなに鮮やかで美味しそうなのに・・・。
夜空の花火のような・・・、お星様のような・・・。
俯き加減の照れ屋さん。
地図に出ていた船見岩の上に上ると、芦ノ湖が見えました。
案内図を参考に歩いて、”姥子石仏群”の矢印(徒歩て1分)を見つけ
「やった~!」
と思いきや、その先は、通行止めで、橋がど~んと落ちていました。
そこにあった案内板の地図を見ると、”姥子自然探勝道”を回り道すると行けそうなのですが、どれくらい時間がかかるのか、書いてありません。取り敢えず、途中まで行ってみることにしました。(お~!懲りない二人!)
山の中・・・、大丈夫なのだろうか?
少し歩くと、小さなお社が見えてきました。でも、結界(ほんとよ!)が張ってあり、ぐるーっと回ることに・・・。
レトロな建物が見えてきました。
何に使ったのだろうか?大きな石の歯車のような・・・?
この懐かしいような建物は、”姥子 秀明館”という療養のための施設だそうです。
足柄山の金太郎が枯れ枝で目を刺して見えなくなったとき、山姥が箱根権現のお告げで温泉を発見し金太郎の目を完治させたとの伝説が残る古湯だそうです。
施設の方に姥子石仏群を見に来たことを告げると、
「どうぞ~、この奥ですよ。」
と親切に教えて下さいました。
完全に異界の扉を開けてしまったかもしれない・・・。
強い陽射しの中を進んでいきました。
時間が巻き戻されている・・・、かも?
石塔が見えてきました。
穏やかで優しげなお顔の石仏が並んでいました。
箱根権現社 苔むした小さな祠です。
薬師堂 もちろん、眼病平癒のご利益があるらしい。
山姥堂(姥子山神社) 金太郎の母とされる、乳母を祀っているらしい。
もちろん名前は金太郎! 近付くと微妙に鼻をピクピクさせること、鎖の長さが不明なことから、撫でることができず・・・、残念。
時々、時間の流れが、他とは違っていたり、空間がブレていたりするところに迷い込んでしまうことがありますが、ここは、そんな場所でした。
そこでは、私は、幼い子供に還り、死者も生者も区別が無く、聞こえるのは、風の音と森の息遣いだけ・・・・。箱根の山は深く静寂の中・・・。
その7につづく