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北陸に旅する その7 ( 金沢 ひがし茶屋街 )

2009-08-20 20:09:48 | 不思議紀行
 今回の北陸の旅は、永平寺、兼六園などの有名なところは避けて、私が、行ってみたいと思っていたところを気まぐれに闊歩?するという計画でした。これぞ、個人旅行の醍醐味!
 以前から、古い町並みが好きなので、”ひがし茶屋街”に行くことにしました。ひがし茶屋街とは、文政3年(1820年)、加賀藩公認の茶屋街として成立したそうです。格子戸の建物と石畳が続く町並みは、国の重要伝統的建造物保存地区に指定されています。



   


   


   


   


 風情ある建物に暑さを忘れ、しばし、昔の女の人の”想い”を感じてゆっくり歩きました。私たちが行ったのは、午前中。こういうところは、黄昏時が素敵なのよね~。


   
   路地裏も情緒が漂う。


 先に歩いていただんなさんが、
「可愛い狛犬がいるよ~。」
と呼んでくれたので、行ってみると・・・。


   
   菅原神社 ちいちゃな狛犬 芸妓さんたちの鎮守の神様



   
  お顔が傷んでいるのが残念。


   
  こちらも痛みが激しいけれど、さらっとした造りです。


 私が、ちっちゃな狛犬に見惚れている間に、歩き回っていただんなさんから、またしても
「こっちにも神社があるよ~。」
の声がかかりました。


   
   宇多須神社


   
  動きのある感じの狛犬。特に右の狛犬は、前足立ちしています。


   
   社殿から見た狛犬と鳥居。お向かいのお宅の塀の上にも犬の置物が・・・。



 そろそろお腹が空いてきました。


   
   風景に溶け込んだ素敵なお店を見つけました。


   
   辛味大根が美味しいおろし蕎麦 大きな唐辛子の箸置きが素敵。

   
   せいろ 


 金粉がかかっているのが、金沢らしいかな? 田舎そば風で、こしが強くしっかりした歯ごたえと風味がありました。蕎麦湯も濃くて、最後まで、美味しく頂きました。小鉢の煮物も美味しかったです。ご馳走様でした。
私たちが伺った日の夜は、近くの宇多須神社で特別なお祭りがあり、芸妓さんたちもたくさんいらっしゃるので、このお店の方が、是非!と誘って下さったのですが、残念ながら、帰る日でした。



   お店紹介  手打蕎麦 ほやさけ  金沢市東山 1-26-6
                  ℡ 076-253-0231
                    11:00~17:00
 このお店の二階は、宿泊できるそうです。町屋の雰囲気を味わえそうです。




   
   ほんとに素敵な町並みです。


 ひがし茶屋街の誕生と共に建てられたという”志摩”を見学しました。


   


   


   


   



 舞いを披露する控えの間がついた贅沢な広間や台所、石室、どのお部屋から眺められる坪庭、紅殻色の壁など昔のままの姿を見ることができます。



   
   駐車場の出口前にこんな魅惑的なお店が・・・。


   
   うこっけいソフトクリーム 


 濃厚でクリーミー、なのにくどくない、とても美味しかったです。


   
   浅野川大橋 3連のアーチが美しい橋を見ながらソフトクリームを食べる・・。



   


   


 金沢駅は、印象的な造りでした。大きな傘のような建物は、おもてなしドームという名前らしいのですが、
「いらっしゃいませ。」
の雰囲気が出ている明るい日差しが降り注ぐ素敵な場所でした。富士山静岡空港の垂幕もかなり目立ちます。


 今回の、北陸旅行のお話は、これで、おしまいです。私の気まぐれ、わがままな希望をひとつひとつ叶えてくれただんなさんに感謝します。いつも、ありがとう~。とても楽しかったです。
そして、一人で、お留守番をしてくれた娘にも、ありがとう~。
お付き合い下さったみなさん、お疲れ様でした。