片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

後期高齢者医療システム

2008年03月26日 | Biz/Browser

西宮市が自前で構築した後期高齢者医療システム。この制度は保険者が県単位の地域連合で、市町村は、対象者の抽出と保険料賦課のための年収などを地域連合に報告することや、保険証の発行と保険料の収納などを行う。住民基本台帳や税金収納システムとの連携が必要だ。Biz/Browserは、フロントの検索システムとして利用された。昨年8月から3度も大きく制度変更があり、今年になってからようやく開発に取りかかり、現在本番テスト中。市役所の人は、いろんな業務をやっているから、画面の操作性は統一してないと困る。その意味では満足いくものが作れたと思っているが、4月に実際にそれぞれの現場で使ってもらってから評価が出るとのこと。開発は1画面1,2日でできるので、生産性は大変よいとのこと。26画面の開発が3人月くらいでできてしまったようだ。


 


発熱する東京100年で3度

2008年03月24日 | 私の正論
石原都知事。「自動販売機を一晩中つけておく必要があるのかね。コンビにも開けておく必要があるのかね、ネオンサインも10時くらいで消してしまえばいい。そういうことを首都圏だけでもやっていこうと思っていますよ」
国がやらないなら東京からやる。産業界は商売上反対しているそうだが、産業界で働く人も人の親。地球環境の問題と自分の商売を切り離して考えていいはずがない。石原さんのような決断をできる政治家が日本にほかにいるだろうか。100年先の日本を考えて、だれがなんと言おうとやる、というのが真の政治家だと思う。産業会も、売上が落ちても給料が下がっても、未来のために無駄なことはしない決断をして欲しい。
コンビニを経営している方には身体を壊す人が多い。また家族も犠牲になる。こんなにまでして効率や利便性や利益を追求する必要がどこにあるのか、怒りに震える。

自分のことばで売る

2008年03月23日 | Biz/Browser
和菓子の「銀座あけぼの」では、販売マニュアルがないという。どういう言葉でお客様に説明するかは販売スタッフ個々人に任されている。マニュアルがあるとマニュアルどおりしゃべればいいという考えになりそうで、嫌だったと社長の細野佳代さんは言う。その代わり、どう説明するかの研修は毎月やっている。各人工夫を凝らして説明し、それをみんなで学び、自分の説明に味付けするのだ。
Biz/Browserはどうだろうか。自分の言葉で、お客様の望む言い方で説明できているだろうか。一方的に説明していないだろうか。画一的説明になっている自分から反省せねばならない。まずはお客様の状況を認識し、丁寧に、対話しながら説明することがBiz/Browserの場合には必要だ。反省。

全世界に数百億枚のレコードがある。それが一度も本当の音を出さないまま捨てられようとしている。

2008年03月22日 | 寺垣武語録
世の中がCDプレーヤーに移行しようとしているとき、寺垣さんはレコードプレーヤーの制作にとりかかった。そのときの大義名分。これは真理だから、いくら大声で叫んでもだれも反対はできなかった。真理の前には人は沈黙するという。

オーディオ評論家は実にいろんな表現をする

2008年03月22日 | 寺垣武語録
いろんなメーカから、いろんなスピーカが出ている。ジャズを聴くならどこ、クラシックならここと、オーディオ評論家もいろんな表現でオーディオ機器を評価する。でも、オーディオ機器は単なる変換器。原音は一つだから、忠実に変換できたかどうかだけが評価対象のはずだが、本質がわかっていないと、権威などが入り込んで訳の分からないことになる。と寺垣武は言う。

悪いことをするときは自覚してやりなさい

2008年03月22日 | 寺垣武語録
悪声でもマイクとアンプとスピーカーを通すと豊かな声に聴こえる。ほんとうは入力を忠実に再生するのが音響技術だが、ここは商売。悪性を美声に聴こえるようにすれば商売になる。大事なことは、ほんとうはそうではないのだが商売でやっているということを自覚してやることだと、寺垣武はいう。