片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

便利さの裏にあるもの

2006年06月30日 | 私の正論
ダイナマイトを発明したノーベルも、相対性理論のアインシュタインも、人殺しのための発明、発見をしたつもりはないだろう。
最近、いろんな人の話を聞いて、世界中の情報を一手に掌握してしまうGoogleについて、不安を抱くようになった。インターネットが普及し、そこに接続されているすべてのコンピュータに蓄えられた情報は、技術的には見ることができる。
その最先端にいるのがGoogleだ。検索エンジンは、善いことにも悪いことにも使える。悪用されるとやっかいなことになりそうだ。だれも気がつかないところでとんでもないことが深く進行してしまう恐れがある。
私達は、自分がパソコンに向かってやっていることは、検索エンジンによって常に監視されているのだという認識を持たないといけないと思う。便利さの裏にあることを意識していたい。

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1 コメント

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監視 (満田正)
2006-07-01 02:58:29
自由のアメリカの社会が牢獄のようだと言っていた人がいる。

私には、ほとんどプライバシーがない。

監視してても新しいものは何も出てこない。

こうした人々の監視を数億続けようが、何の意味もない。

インテリジェンスマイニングの世界では、ここに意味を持たせるというのだが、監視の世界に適用するには程遠い。

ましてや、特定の情報を探し出すために、キーワードすら存在できない時代である。

人々が意味を求めた時代と人々が意味を見失った時代、グーグルの狙いはそうして人々を黙らせることを意図しているようだ。

発言してこそ意味がある。

発言を制御しては何も見えない。

グーグルの意図は裸の王様のように見える。
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