片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

「WebETHICA俯瞰図」を作った大和(おおわ)さんと飲んだ

2006年11月29日 | 私の正論
大和さんは未来を見通す人で、「XXはXX年にこうなります」という物言いをする。この語り口は、人によっては、なんだこの人はと思うかも知れないが、私は子供のように聴き入る。
昨夜は完成したばかりの「WebETHICA俯瞰図」なるものを見せてもらった。ETHICAとは倫理なので、「Web倫理」だ。Webがこれからどのように進化していくか、それを見通した俯瞰図だ。制度、権威、世相、経済駆動源、エネルギー源、企業、マーケット事業主体、コンテンツ、IT化、IT資産、ネットワーク、暗号、ストレージ、サーバ、クライアントに分けて2030年までを見通している。
そして、大和さんは、自分に与えられた使命があると啓示を受けたという。それは、これから知恵を持つだろう”ネットワーク”、人間のようになっていく”ネットワーク”を監視し、人間にとって必要なものであり続けるように仕向けることとのこと。
ITの世界は、インターネットを得て、前人未到の未知の世界に踏み込み始めた。強さは弱さになり、弱さが強さになる。便利が不便、不便が便利になる。いろんな逆転が起こるだろう。そして、混沌の時代を経て、新しい時代が来るだろうが、途中で、とんでもない問題がたくさん出現する。心して取りかかる必要があると私も思う。

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2 コメント

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大和さん (満田正)
2006-11-29 19:25:04
久しぶりにシンクタンクに接した形だ。
ネットワークが人を追いて置きぼりにする。
人は予測してこそ人だと常々思う。
未来都市、未来社会、未来企業といろいろある。
未来ネットワークも必要だ。
当たるも当たらぬもそれなしにどのように人は生きるのだろう。
鳥瞰図は未来のイメージである。
人それぞれに鳥瞰図がある。
それが聞けると有難い。
そして私のネットワーク鳥瞰図は機械と線が見えない世界通信である。
それが食糧難を迎える2020年に可能だろうか。
それでないと人々は食料配分に失敗する。
ヒューレットパッカードが神戸震災を予測した同じ手法である。
必要は生みの母、きっと人々はこのことを実現するだろう。
私が参加できるかは分らないが。
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いつかお見せします (片貝孝夫)
2006-12-06 06:56:36
俯瞰図は今度お会いしたときお見せします。「機械と線が見えない世界通信」という表現は、イメージが膨らみますね。ヒューレットパッカードが神戸震災を予測したとはどんな手法でしょうか。
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