荻島さんにいただいた桑の実酒。

ほのかに昔懐かしい香りがする。大きな桑の木によじ登って紫色の大きな桑の実を食べた記憶が蘇った。

他人に知られたくない情報ほど、みんなに知らせてしまったほうがいいのです。

三技協という会社がある。 IT／テレコム分野における技術サービスを提供する独立系専門企業だ。これは、そこの二代目社長仙石通泰氏のことば。「社員の１行報告が会社を変える」の著者。表題の言葉は、その本の中のことば。三技協では、不祥事情報を上司が握りつぶせない仕組みになっている。不祥事情報は、本人には悪いが、最高の教訓だと仙石さんは言う。そして不祥事を起こしたことは決して責めない。評価にも反映させない。積極的に報告して、他の人に同じミスを犯さないよう、注意を喚起することを求める。
私の持論で、「隠したら罪という法律だけ作ればいい」がある。隠しただけで罪になるという法律だ。これを実現しているのが三技協だと発見して小躍りした。三技協のサイバーマニュアルは、２１世紀型経営スタイルのバックボーンになるような気がする。