今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

女心はいつまでも

2012-04-25 09:07:05 | おしゃれ

あと数年たつと、年齢が70代に突入する私ながら、女心だけは、いくつ年を重ねても、失いたくないものです。。

お洒落心、日々の暮らしに優雅さを求める気持の残り火は、なお消えていません。

とは言え、願うだけの私です。

日頃、その思いを心がけているかといえば、それは別問題。

実際は、家事全般の雑事に日々追われ、悲しいかな、それどころではありません。

 

そのような暮らしの中、ビューティーサロンは、私のお洒落心を満たし、非日常の空間へと私を誘ってくれる場所の一つ。

昨日は、2カ月半ぶりに、行きつけのTAYA美容室に、また出かけてきました。

いつもですと、およそ3カ月ごとに髪の手入れをして貰うのが常ですが、今回は少々早く行くことに。

前回の時、長年付き合ってきたヘヤ―スタイルを幾分かえ、若かりし頃の、グラデーションのほとんどないボブにしました。

以前の髪型より多少若返り、垢抜けた感じがして、気に入ってはいたのですが。

もともとくせ毛のある髪ゆえか、多少長くなってくると、起床時のの乱れがひどく、毎朝、自分でブローして整える始末。

次第に、何だか、面倒臭く、重荷となり。

長年親しんできた、ミセスらしい落ち着いた元の髪型に、今回は逆戻りでした。

然程大きな変化があったわけではありませんが、なんだか本来の自分に戻れたような安堵感があります。

髪形は、女心に微妙に影響を与えますものね。

お殿方々には、ちょっと理解に苦しむことでしょう。

 

さていつものように、私担当の店長のTさんと、アシスタントの若い美容師さん達との穏やかな取り留めもない会話の中、私の髪は、洗髪、時間をかけた丁寧なトリートメント、カラー、カット、ブロウの作業と、順次、流れるように進んでいきました。

その会話の中で、私が心から感心し、羨ましく感じたことを、お話しましょう。

まだ20代そこそこに見受けられる若い男性の美容師さんのお話です。

 

私には、彼が以前より、何だかとても大人びて落ち着いて見えたので、冗談ぽく、「彼女でもできたの?」と問いかけてみました。

その返事は、ニコッと笑って、「え~います」でした。(笑)

その後、将来話となり、彼が、「結婚したらなら、彼女は働かせたくない。僕が頑張り養い、彼女には子育てに専念してもらいたい」と。

今時の若者にしては、珍しい殊勝な言葉に、私は、感心しきりでした。

 

さらに、彼の話は、私の問いかけで続きます。

「後、二年間くらいは一人で頑張り、もう少し経済力を付けてから、結婚したいと。

でも果たして、順調に進めるか。店長さんのように実績を残して認めてもらうのは大変ですから。

それに、将来、僕は、郷里に戻るつもりなんです。

僕の郷里は、伊豆諸島の一島なんです」と。

 

「それは羨ましい。自然に恵まれた素晴らしい故郷をお持ちなんですね~」と私。

心からそう思いました。

私達は、文化的な暮らしが当たり前な環境に身を置いて暮らしているけれど、人間本来の幸せとは、幾分かけ離れた生活のようにも、時に感じたりもするかれん桜だからです。

「今はそんな島国でも、便利な生活用品は皆揃っていますよ。

但し、台風が襲うと、船が渡れなくなるので、自給自足の暮らしになります。」

私は応えました。

「自給自足は、人間にとり、本当は一番安心で幸せな暮らしなんでしょうね~」

「そうですね。自給自足の環境は島国には整っているので。」と彼。

私は、最後に、「あなたがうらやましいな~私も、心の片隅で、いつもあなたの故郷のような生活に憧れているのよ」と。

と、応えはしたものの、、便利な暮らしに慣れ切り、恵まれた生活を当たり前の如く享受している私です。

こんな私が述べた感想など、、夢を追う無責任な戯言に過ぎない、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうね~

 

でも彼の話が、私には、とても新鮮に響きました。

実に堅実で、しっかりした物の考え方をする若者、と思いました。

彼の幸せを願って、心からエールを送りましょう。

 

最後の仕上げのブローは、店長のTさんが、いつものように、丁寧にして下さり、私は見事に変身。

写真も、数枚撮って頂きました。

店長さんは、写真を見ながら、「バッチり、決まっていますよ」と。

若い女性の美容師さんから、「とても素敵」と声をかけられ、お世辞と承知していても、女心が満たされた一瞬でした。(笑)

 

写真を数枚撮りましたので、前々回に撮ったものも併せて、載させていただきますね。

自己顕示欲と、取りかねられず、なんだかちょっと不安ですが・・・・・・

60代も残り少ない自分の人生記録として、勇気を出しての掲載です。

 

  

 

美容室を出て、いったん家に戻り、また病院へ。

初夏のような陽気に、驚きと戸惑いと喜びがいっしょくたんに。

道すがら見た、新緑が滴るような光景と個人宅の庭さきに植えられた、橙でしょうか。

実がたわわに付き、橙色、葉の緑、雨に洗われ澄みきった青空のコントラストが、目に鮮やかで美しく。

こちらも思わずシャッターを押し、パチリでした。

   

    

   

 

旦那様は、血小板が、薬の副作用で、異常に少なくなっているらしく、何とも気がかりです。

薬の量を減らし、様子を見るようですが、退院日は、今のところ今週の金曜日の予定です。

次女が、学童のお迎えの帰りに、一瞬、お見舞いで寄ってくれました。

ピカピカのランドセルを背負ったK君の姿を久しぶりに見ることができ、孫の入学の喜びを改めてかみしめたばぁばでした。

昨日の歩数10916歩

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