昨日は又肌寒く、ヒーターの暖を幾度も取って過ごしました。
本格的な春の到来とは言え、相変わらず気温が安定しませんね~
庭の樹木も一斉に芽吹き、萌黄色の柔らかな新葉が、日に日に大きくなっています。
なかなか花が付かず、ガーデナーさんにまで心配をかけたモクレン。
一週間程前から鮮やかな赤紫の花が咲き始め、ホッと致しました。
散り際の潔い花ですから、早く写真に収めないと、いけないと思いつつ・・・・・
最近の庭の嬉しい変化を、まだ撮っていない私です。
長女宅でひと働きした疲れが出たのか、夫のいない暮らしとなり、気が抜けてしまったのか、
余り物事に積極的に取り組む意欲がわかず、ボーっとした精神状態で、昨日は過ごしてしまいました。
さて今日は、昨日の続きで、夫の話しの内容について、もう少し詳しく具体的に書きたいと思います。
愕然としたは、かなりオーバーな表現でした。
まずはお断りさせていただき、ご心配下さった方々に、心よりお詫び申し上げます。
寡黙な夫は、1話して10を知れタイプの人。
私は、それでは十分理解できず、誤解してばかり・・・・・・
そして、もっとよく俺の話を聞け、と、私は叱られます。(笑)
幾分落ち込んでしまったことは、事実ですし、退院後の夫の治療のための徹底した時間管理の必要性を思うと、多分に気が重いことに変わりはありませんが。
しかしそんなことも言っていられません。
今までのような年金暮らしの気ままな生活は、半年間はお預けとなりそうです。
恐らく旅行も、この期間は諦めざるを得ないでしょう。
旅行は好きでないと、以前はっきりと断言した夫です。
このことはブログでも過去に触れました。
それなら遠慮なく、私は時に、気ままに一人旅を楽しみましょう、と思っていたのですけれどね~
何が今後の暮らしのストレスかと申しますと、
綿密な時間管理の下、決められた時間に、夫の三度の食事と四回の軽食を出し、服用する三種類の薬の効果を高めなければならないからです。
食事の上に、軽食まで気を使わないといけないとなると・・・・・・
それでは、私に自由な時間なんて、全くなくなってしまうと、一昨日はがっくりでした。
しかしながら、軽食は、クッキーなどのお菓子類でも構わない事が、その後分かり、多少ほっとしています。
とは言え、お菓子では、栄養が摂れませんから、果物や、おむすび、その他栄養補給に成る食べ物を出すように、心掛けましょう。
夫の起床時間で、その日の食事と軽食の時間がおよそ決まります。
私の時間のスケジュールもそれに合わすことになりそうです。
こんな具合ですから、今後、半年間は、気ままな外出は、余りできそうにありません。
段取り良く、あらかじめ準備して出かければ、ショッピングや日帰りで長女宅の手伝いも可能ではありましょうが。
さらに、不安な事がもう一つあります。
この治療の効果があまり芳しくなく、半年後も、C型肝炎ウィールスが消滅していない場合です。
その際は、この治療は打ち切られます。
それ以上続けても、効果がないからです。
その後は、がんの予防のために、一種の薬のみ、服用を続けることになるようです。
インターフェロンの治療費は、国の助成により安くなってはいますが、夫は負担率が大きいため、毎月万単位の支払いを余儀なくされています。
その上、手術を受けたN病院にも、月平均、万単位の医療費の支払いをしなければなりません。
年金暮らしの我が家にとり、予防と治療のための費用の毎月の負担は、相当なものです。
もし、半年後も、インターフェロンの治療の継続が必要になると、その時点で国の助成はなくなります。
そして、医療費が5倍に跳ね上がります。予防のためですから、その治療に終了はありません。
夫の健康は、お金には換えられないとはいえ、あぁ~大変!と、感じ、かなり落ち込んでしまいました。
でも、心の整理をし、今はその点も解決済みです。
ひたすら、今は治療が順調に進み、薬の目覚ましい効果で、肝炎のウィールスが、半年後には完全に消えることを願うばかりですが。
万一、撲滅できず、その後もとんでもない高額の医療費を支払い、予防に努めなければならなくなった時は、私の愉しみを犠牲にするしかありませんね。
ガーデナーさんによる我が庭の世話は、きっぱり諦めます。多少残る私専用の娯楽費も、すべて夫の治療費に注ぎましょう。
その点さえ、私が我慢すれば、今の予算生活の暮らしには、ほとんど影響はなさそうですから。
とにかく、夫がいつまでも元気でいられるように、いかなる負担も、ものともせず、賢くやりくりしながら、最善の努力をするつもりです。
そして、夫婦ともに、それぞれの余生を、心行くまで楽しみたいものと、心から願っています。
治療方法については、興味のない方の方が多いと思い、あえて具体的に述べませんでした。
しかし、同じ肝炎を患っておられる方が、ご覧下さっているかもしれません。
参考までに、多少触れたいと思います。
今までは、C型肝炎のための治療は、週に一度のインターフェロンの注射のみでした。
今回の新薬の治療では、テラビック、ベグイントロン、レベトールの3剤を併用します。
この療法は、C型慢性肝炎(夫は、子供の頃の注射針から感染したようです)に対して、効果が期待できる半面、副作用にも特に注意が必要のようです。
そのために、今回の入院となりました。
昨日見舞った時の話では、早朝吐き気をもよおし、少々吐いたようでした。
薬の影響でしょうか。
余り気分がよくないとは言っていましたが、顔の血色、艶ともに大変よく、元気そうに私には見えました。
療法を解説した小冊子に目を通したところ、皮膚疾患など、目を覆いたくなるような副作用の症例の写真がたくさん載っていました。
そんなことに、旦那さまがなりませんように。
つつがなく二週間の入院生活を終え、無事に退院できますように。
半年後には、C型肝炎のウィールスが、見事に除去されていますように、と。
ひたすら祈る暮らしが、しばらく続きそうです。
昨日の歩数 7747歩
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