今日は、何の日?
そうだ、私の誕生日だったわ。
その程度の感慨しかない私ですが。
いえいえ、感慨どころか、自分が到達した年齢を思い、少々愕然の心境、といった方が正しいかもしれません。
昨夜、夫に言いました。
身の程知らずの、厚かましい自画自賛。
ほどほどにすれば宜しいのですのにね~(笑)
相手が家族だから言えること。
自分を励ますためにも、娘達に良く問いかける、私の口癖です。
昨夜夫に語りかけた言葉は、「ねぇ~あなた。私、68歳になるのよ。あと2年で70歳。そんな歳に、私見える?見えないでしょ?
しわだってほとんどないもの」と。
寡黙な夫は、相変わらず、肯定も否定もしてくれません。
きっと、このようなことを図々しくしゃべる私に、内心呆れているだけでしょうね。
こんな私ですから、なかなか素直に、今日、自分がなった年齢を、認められません。
67歳、といえば、一昔前は、もう老婆、といった雰囲気ですものね。
私の母は、年齢より、はるかに若く見える人でしたが。
でも今の時代、女性は、みんな元気で、若々しい方が多いです。
たとえば、女優の吉永小百合さん。
私と同年齢ですが、そんなお歳には、とても見えません。
同じ年齢の彼女は、いつも私の目標です。
お間違いなく。
容姿ではありません。
そこまで私は、厚かましくありません。
楚々として、凛とした雰囲気です。
ネット上で自分の年齢を語る時、イメージ戦略で、私は、いつも吉永小百合さんを持ち出します。(笑)
さらに、一回り年上の、岸恵子さんも、私の目標なんです。
もう八十代になられるのに、信じられない若さと、美貌。
実は、数ヶ月前から私は、いつも使用する壁かけミラーの横に、新聞から切り抜いた彼女の写真を二枚、貼っています。
岸恵子さんは女優さんですけれど、前向きな波乱の人生を送られた方。
人生の豊かな経歴が、内面の輝きとなってにじみ出た知的な女優さん、との私の印象です。
吉永小百合さん同様、年齢に負けない、凛とした気品に満ちた姿に、とても惹かれます。
他に最近、突然、私の目標になった女優さんがいます。
野際陽子さん。
彼女も、既に70台後半に差し掛かろうとしている方。
NHKのアナウサーから転身し、女優になられた方ですね~
もう十数年前に求め、我が家の保存版になっていた、野際陽子さん特集の雑誌が出てきました。
きりっとした知性あふれる、彼女の垢ぬけた雰囲気の写真集に、先日、しばし見とれてしまいました。
それ以来、いつも手元に置いて、ときどき眺めています。
ある意味、厳粛なお誕生日に、私は何てミーハーなことを綴っているのでしょう。
言え、地が出てしまっただけかしら。(笑)
女優さんは、ある意味、夢を与えるお仕事でしょうから、しばしその夢に浸たらせてもらったかれん桜です。
私が生まれた年は、戦火の真っ只中。
敗退続く日本が、史上類のない戦術、神風特攻を強行したものこの年。
児童まで勤労動員され、学業は全面停止となり、国家財政は実質的に破たん。
そのような敗色濃い戦乱の中で、産声を上げ、被爆の洗礼まで受けた私です。
とは言え、私は、そんな両親の必死な苦労を知る由もなく、物心ついてからも、感謝の気持ち一つ抱かず、当たり前の日常を、当たり前に送らせてもらい、今の私があります。
戦後の厳しい食糧事情の中で、復興の最中に育ててもらいました。
歳を重ねるごとに、感慨が薄れる一方のお誕生日ですが。
生まれいずることの神秘と感動、その後の親の苦労に思いを馳せますと、感謝の気持ちが自ずと湧き、やはり特別な日として、輝いてまいります。
ブログを綴ることで、認識を新たにし、多少厳粛な気持ちになりました。
娘達が、延び延びになっている孫のさっちゃんのお誕生会の時に、一緒に祝ってくれるとのことですが、子供達の入学の準備とお仕事で、大変でしょう。
そんな気は遣ってくれなくてもいいですよ。
その内、入学祝を届けます。
さて、私は一人で、しみじみ感慨に浸りたいものですが、多分にブログ上の気取ったコメント。(笑)
きっと今日もいつもの雑事に追われ、なんだかあっという間に過ぎそうです。
4月の新年度、スタート台に立つ多くの方々に交じって、私もヨーイドン!
転ばないように気を付けて、新しい歩みを一歩一歩踏みしめて進んでまいります。
そして、改めて、亡き両親と家族に、ありがとうの感謝の言葉を贈ります。
私のブログにお立ち寄り下さる皆さまにも、改めて本当にありがとう ♪
昨日の歩数 5013歩
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