今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

K君は、元気いっぱいで初登校♪

2012-04-07 09:26:06 | 

春もいよいよたけなわのシーズンに、差し掛かかってきました。

肌寒さが、今尚残りはするものの、ほの温かさが、心地よいこの頃。

コートを脱ぎ、軽快な服装で道行く人々を、多く見かけます。

ブログを綴ることで、日本の四季の移り変わりの美しさはむろん、繊細さ、ダイナミズム、奥行き等を一層味わえるようになり、これもブログの効用の一つと大変嬉しく思います。

 

さて、すでに触れたことながら、今春、我が家では、二つの喜ばしきことがあります。

長女の長男のR君は中学生に、次女の長男のK君は小学生になり、人生の新たな一歩を踏み出します。

産声を上げた時のじじ、ばばの喜びも束の間。

孫達の成長は、驚くばかりの速さでした。

その姿を眩しく感じながら、一方、我が身の老いを改めて認識したりと・・・・・・

これまた、人生の摂理ですね~

素直に自分の老いも認めがら、孫達の成長を心から喜びましょう。

声を大にして、ばぁばは、言います。

K君、R君、入学おめでとう!と。

 

 さて、そのK君の小学校の入学式が、我が家からもさほど遠くない市立の学校で、4月5日に執り行われました。

ババの私は、体調が余程悪くない限り、K君の保育園のイベントには、すべて参加し、親子と共に、心から楽しませてもらいました。

唯一遠慮したのは、入園式と卒園式だけ。

さすがに、この人生における晴れやかながら厳かなセレモニーにまで、年寄りがお邪魔するのは憚れました。

 

ところが、K君の入学式の前夜、娘から電話があり、「近いことだから、せめて記念写真を撮りに、校門前に来ない?」との声がかかりました。

 誘いを受けはしたものの、そのような晴れの場所の事。

記念撮影を撮るとあらば、いくら近くでも、軽装とはまいりませんものね~

何だか中途半端な行為にも感じられ、返事に迷いました。

「入学式終了後、その足で、うちに寄っていけば」とも、言いましたが、校門前で、家族の写真も撮ってほしそうでもあります。

「なぁ~だ!それが、第一の目的だったのだ」、と思うやいなや(笑)、みるみる親心が湧いてきて、迷いがなくなりました。

腕をふるって、私が、いい写真を撮ってあげましょう、と。

娘には、それが目的ではなかった、と弁解されましたけれどね。(笑)

 

その日、夫も誘い、それなりにおめかしして、娘が指定した時間の11時に小学校へと。

到着した時は、監視要員らしき職員風の人が一人立っているだけ。

式が終了した様子では、全くありません。

仕方なく、待つことに致しましたが、ほどなく出てくると思いきや、待てど暮らせど、ほとんど人影はなく、強い南風にも当たり続け、少々閉口。

夫と共に、校門の片方に身を寄せ、それを風よけにして忍び、ひたすら出てくるのを待ちました。

 

しばらくすると、もう一方、ご祖母さまらしい人が、カメラ片手にお見えになりました。

どちらからともなく声をかけ、おしゃべりをし、よい時間つぶしに。

その方は、親、子供達、孫と三代揃って、同じ小学校との事で、その人の落ち着いた境遇を、羨ましく感じたりしました。

私達は、転勤族でしたから、娘達は、海外も含め小学校を、三度転校しています。

 

しかし、その奥様が、私に話されるには。

「長女一家は、仙台で震災に遭い、こちらに避難し、もう東北には戻りたくないと言って、そのまま、ここに居付いてしまいました。

子供達もこの学校に転校しています。」と。

「孫達は、いまだに地震を異常に怯えます。三人の子供のことでは、いろいろありましてね~」と、ご苦労をにじませ、親しげにお話し下さり、

私は心からうなずき、傾聴させていただきました。

 3月11日以来、初めて直接、震災による体験談を聞く機会にも恵まれた私です

 

こんなおしゃべりをさせていただいたお陰で、1時間が、いつの間にか経過。

やっと晴れ姿の、親子が、三々五々、校門に向かってやってきました。

ぴかぴかの一年生。みんな大きなランドセルをしょっています。

ランドセルも、昔と趣が異なり、実にカラフル。

女の子の服装の、なんと華やかな事。

娘の頃は、紺やグレーが多かったように記憶していますが。

入学式後の光景も、昔とは、かなり様変わりです。

明る色に染まり、一層輝いた清々しい光景に、、私は目を見張り、この場に来てよかった、と感動を覚えながら、改めて思いました。

 

ところがです。

我が孫、K君は、少々お疲れのご様子。(笑)

その内目頭に涙をいっぱい浮かべ、ママの足元に身を寄せ抱きつき離れようとしません。

入学式の間は、見事に振舞い、ママ、パパも感心するほどだったようですが、その緊張が一気にほぐれ、お腹もぺこぺこだったのかな~

お腹がすくと、いつもちょっぴり不機嫌になるK君なんです。(笑)

そんな悲しいお顔は、晴れの舞台には不釣り合いよ、といいたいところでしたが。

婿の後の話では、規律正しい幼稚園の子と違い、保育園の子には、とかくありがちな現象のようです

 

良い写真を撮ろうと気構えてきた私でしたから、K君の悲しそうなお顔を見て、ちょっと拍子抜け。

さらに長蛇の列で、落ち着いて写真を撮るどころではありません。

校門前の写真は、慌てて数枚シャッターを押しただけ。

  

私は、不機嫌なK君を傍にとどめるのがやっとで、うっかり、ショールを外すのも忘れてしまいました。

 

前夜、梅の花ででも、お食事をご馳走するわ、と提案した私でしたが・・・・・・

K君は、旅行、学童の初日、入学式と続き、少々疲れている様子なので、家に戻りましょう、とのことで、学校から徒歩、5~6分の娘宅へと。

 

入学式の日にもかかわらず、家はかなり雑然としており、日頃の忙しさが、ひしひしと親の身に伝わってきました。

然もありなんです。

やっと、乳離れができた二歳未満の幼児を抱え、家事とフルタイムの仕事の両立。

住まいのマンションは、駅から一分とは言え、会社まで往復約2時間はかかります。

何となく母親の私には気がかりな部屋で、次女と昼食を共にしながら、しみじみと語りあいました。

K君は、すっかり機嫌を直し、お庭で自転車に乗り、元気いっぱい。

お婿さんは、午後から出社で留守でした。

 

娘宅を後にし、我が家に戻ってから考えたことは、もっと私は、娘達に協力すべきではないかと、いう事。

お部屋の整理整頓、夕食の下ごしらえ。

すべて私の得意分野ですから、その気になれば、50代の頃のように頑張れない訳はないでしょう。

但しブログへのかかわりは、今よりずっと減らさなければ、絶対無理なこと。

 

夫が退職後は、家をなかなか空けられなくなった私ですが、実は亡き母もそうでした。

父が現役の時は、足しげく飛行機で、そのころ在住の東京の私達の住まいに遊びに来てくれました。

そして、良く手伝ってもくれました。

しかし父が退職後は、その足が一気に遠のきました。。

この現象はいずこの家庭も、似たり寄ったりなのかも知れませんね~

 

ただ我が家の今の事情で、母と異なることは、娘達がフルタイムで働いていること。

ですから、私は母以上に娘達へもっと気を遣い、協力してやるべきでは、と思い始めたのです。

母は、今の私の年齢の頃には、すっかり弱気になり、力関係は逆転していました。

認知症が始まりかけているころでしたので。

その点、私は、整形的な病はありますが、まだ気力は十分みなぎっています。

せめて元気なうちは、効率的に家事を手早く済ませ、夫の世話と娘への協力の両立を図るべきでは、と真剣に考えています。

 

そのためには、ブログにかかわる時間を、もっともっと短くしなければなりません。

所詮、日記ブログと料理ブログの毎日更新の両立なんて、私には到底無理なことでした。

今後は、方針変更で、週に二、三回の投稿で、細々とでも、息長く続けていければ、と願っています。

或いは、10行くらいの短文を度々織り交ぜていくか、どちらかですね。

 

ブログ村を外れることも検討いたしましたが、この励みがありませんと、意志の弱い私はどうなってしまう事か?

何とも心もとない気が致します。

私のブログ生活は、まだまだ土台がぜい弱。

やっと最近、少し前の自分の日記を読み返しても、以前ほど恥ずかしい、と思わなくなってきたところです。

書き慣れて、文章への苦手意識が多少薄れてきたのかもしれません。

こんな時に辞めては、今までの努力が水の泡となってしまいます。

 

ですから、家事と娘達への協力優先で、PCに向かう時間は、極力短時間に制限し、今後も私なりにブログ生活を楽しみたいと。

方針変更のかれん桜ですが、辞めるわけではございませんので、今後とも末長くお付き合いのほど、よろしくお願い致します。

 

K君は、入学式の翌日は、待ちきれない様子で、ランドセルをしょい、元気いっぱい家を飛び出して登校したとのこと。

良かった!一安心のばぁばです。

昨日の歩数 5417歩

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