エメラルドの湖(Lac de ste croix)

今日からあまりお天気が良い日という訳ではないらしい。土日があるのに残念。
確実に『冬』に向かっているようで・・やはり地球はまだそれほど狂っていなさそう。よかった、よかった。

昨日のお仲間との飲み会・・一番苦手な奴に話に割り込まれて・・大人気ないとはおもったが、答えなかった。どうしてああ無神経なんだろう・・あなたに話しかけてる訳じゃない！しかも、用があって仲間と話しているとこころにも割り込んでくる。ああ、やだやだ。反面教師として・・ああはならないようにしようっと思っているｋおばちゃんです。ま、愚痴はこのくらにしておいて・・

●７月８日（日）

早起きして散歩でもしようか・・とおもっていたのに・・目が覚めたら・・ああ、朝食が終わっちゃう・・じゃないけでも。9時近くあわてて朝食をとりに降りる！

もともと10部屋しかないんだから、そんなに泊り客もいないけど・・久々の朝食！っといってもいわゆる『コンチネンタル』タイプ。ここでは『カフェオレ』を注文して・・そういえば、おフランスに着てから一度も飲んでない！ｋおばちゃんよりも遅くダイニングに登場したのはお隣のお部屋のカップル。このカップルも昨日の夕食の時の隣のテーブルのカップルに負けず劣らず・・若々しい。週末だしね！南仏のニースやサントロペなんかに比べたらお安いし・・なんて一人思いながら朝食を頂いた。

部屋にもどりあわててチェックアウト！もう他の部屋ではルームキーパーがはいっている・・ああすっかり遅くなってしまった。実は今日は昨日以上の移動距離。一番近いコースを走っても2時間47分かかるそうで・・ｋおばちゃんの経済速度じゃもっとだし（ガソリン代がもったいなくて・・）それにちょっと寄り道もしてみたい・・なんて思っているし、そう思いながらも向こうに早く着きたいし・・なんて色々の考えがｋおばちゃんの貧弱な頭の中に渦巻いていた。
まあ、村の中ももっとみたいのだが・・ちょっと先を急がせてもらった。

昨日の駐車した場所に車はご無事で・・早々無事にチェックアウト！さあ、出発！ちょっと・・ほんの500メートルも走ったら

こんな景色が眼下に湖が・・また、少し走ったら

この村『AIGUINES』(エギンと発音するらしい) はおしまい！さらに下ると展望台が

たぶん早起きしてたらこの辺までさんぽできたんだろうな・・
それにしても綺麗な水の色！

さらに下がり良いお天気！

この湖、昨日も通ったのだが・・橋を渡ったのは覚えているのだが・・なんせ先を急いでいたのであまり印象はなかったのだが・・この湖はサント・クロワ湖Lac de ste croix・・聖十字湖・・というそうである。あ、これも帰国後調べたんですけどね・・
そして、昨日通った橋は丁度『県境』にかかっていたのです。


昨晩のお宿はVar県！そして、この先というか昨日のお宿よりももっと奥のほうはフランスのグランド・キャニオンともいわれるヴェルドン渓谷GORGES DE VERDONへと続いているのだ。

そして今から入るのがAlpes-de-Haute-Provence県！

先を急ぐｋおばちゃんであったが、ちょこっと止まって湖を眺めてみてびっくり！
そう、冒頭の画像でもおわかりでしょうけど・・お水の色が取っても綺麗！！

こんな色見たことがない！すばらしいエメラルドの色というか翡翠のような色。そして気持ちよさそうにボート遊びを楽しんでる！！あーーあｋおばちゃんにももっと時間があったらな・・・

そして、帰国してｋおばちゃんの見た湖はなんだったんだ・・とチョコッと調べてみて、毎度のことながらびっくり！
このサント・クロワ湖はなんと人造湖だったのだ。1973年に着工、1975 年に完了し、この湖の誕生によって、村が一つその歴史ある遺物とともに水没してしまったそうである。そしてこの湖は渇水対策のための湖とか・・
人造湖ではあるが、規制は厳しく、このまえｋおばちゃんが行ったバイエルンのケーニヒス湖と同じように、ガソリンモータの船は禁止！電動か手動のみらしい。やっぱり静かな環境が好きなのね。

そして、この湖の色は・・湖底に敷かれている白色の石灰質の砂利に天空の青が映えて・・・ということらしいが、確かにこの日もものすごく良いお天気でした。

これも違った形の南仏の観光地なんて思って先を急いだｋおばちゃんでした。

ブルゴーニュ風？(Aiguines）

今朝はちょっぴり寒かった。起きるのが辛い寒さではないのだが・・やっぱりね。
でも、木曜日にしてはお天気が良い。

最近SPAMメールが異常に増えてきているｋおばちゃん。何でかナと考えたら・・・ある金融機関にクレームのメールを出して以来・・と言う事に気が付いた。
向こうからは『謝罪』のメールはきたのだが、そのときにｋおばちゃんのアドレスふくすを検索した痕跡複数件がのこっていた。ちょっとどういうモラルをしているのか・・あの金融機関は・・と思ってますます信じられなくなって来てます。社会保険庁じゃないけど、個人のモラルがないんでしょうね。

○7月7日（土）

無事チェックイン！オーナーとおぼしきおっさん・・いえおじさま、ｋおばちゃんの苗字を呼ぶ訳は・・ここは全10室しかないお宿。まあ、この町というか集落自体が人口200人ていどらしいから・・・たぶんこの時間からすると・・チェックインしてないのは私だけね・・それに、ここはハーフボードといって日本流に言えば『2食付』の設定が在るお宿。周りの事情のわからなかったｋおばちゃん、去年のように食べはぐれそうになるのだけは困る・・と思ったので『夕食』も注文しておいたのだ。だから、たぶん覚えていたんでしょうね。

だから、お部屋に荷物をおいて・・ゆっくりくつろぐ暇もなく、レストランに降りてきた。

ここの宿の売りはこの泉。

だからｋおばちゃんもお席はこの泉のそばにした。メニューは『定食』なので選べない。

最初にこんなスープが出てきた。うーーんなんの味だ？

次に出てきたのが冒頭の画像のお皿。後でメニュー表を見たら・・『Pâtes à la bolognaise』というお料理・・のようだ。つまり牛肉のワイン煮BOEUF BOURGUIGNONブッフ・ブルギニヨンのパスタ添え。うーーんここはブルゴーニュじゃないんですけどね。山岳地方っていっても、やはりプロバンスなんですけお。でも、この『モワ』っとしたコクは・・たぶんね。ま味覚音痴に近いｋおばちゃんの判断なので当てになりませんけどね。

夜の他張りも段々降りてきて・・

ｋおばちゃんはまだお食事を始めたばかりだったが、他のお客さんはもうお終い。ゆっくりワインを楽しんだり。
ｋおばちゃんのお隣の席は、カップル。その会話を聞いていて・・というか見ていて思わずニヤニヤしてしまった。

彼らは食事も終わり・・お支払・・というところで揉めいていた。彼女の方が『自分の分は払う』といいはり、男性は伝票を取り上げてしまって『ダメ！僕がご馳走したいんだから・・』と聞かない。そのうちにウエイターさんに伝票とカードを無理やりおしつけてしまって・・しぶしぶ・・じゃないな、あれは・・ちょっと嬉しそうに彼女は『ご馳走様』と言っていた。支払もおわると・・夜の帳の中へ二人で消えていった・・

想像力たくましい、そしてお暇なｋおばちゃん、あの二人はどう言う関係かな？なんて、たぶんお付き合い始めて日が浅いんでしょうけど・・ここへ来たということは・・日帰りじゃないよね。むふふふ・・なんてね。

そんなおばかなことを考えながらお食事を平らげたｋおばちゃん。

デザートをいただく頃には（ボケてます）別のお客さんが・・

今度はかなりｋおばちゃんのタイプのライダー！皮ジャンを脱いで、食べ物は頼まず、ハウスワインをご注文。雑誌を見ながら飲んでおりました。見ていた雑誌は『ドイツ語』だったから・・やっぱり旅行者でしょうね。それにしても、この時間に飲むんだから今日は何処にお泊まりかしら・・なんて考えたりしてるｋおばちゃんでした。

コーヒーをいただく頃は、真っ暗。

丁度お友だちから『ワン切り』の無事到着コールもあったので、了解『ワン切り』を
返し、お支払は明日の宿代と一緒なので、ちょっとお散歩に・・

さっきの風景もすっかり暗くなり

ｋおばちゃんのいた広場もすっかり夜の中・・

さあさあ、お部屋に戻りましょうね。素敵なライダー君はまだワインを飲んでおりましたよ。

黄昏の山の宿（Aiguines）

今日はお日様が覗いている。
ここの所の政治ニュース・・やっぱりね！と思ってるｋおばちゃん。だって今揉めてる、○主党って言い方が下品だが『味噌クソ一緒』の党でしょ。所詮思惑があって集まっただけの烏合の衆!昔は『政治資金』というお小遣いをリーダーからもらえたけど、規制が厳しいから、そんなもんももらえない。まして、野党じゃ党内の地位が幾ら良くてもなんいもならない。だから、リーダーの言う事だって議員個人にはなんの甘みもないんだから、まともに聞きゃしない。まとまるわけなんかないよ・・と醒めた目で見てます。まあ今は一種の『踏み絵』状態なんでしょうけどね。まあ、与党とかわんないじゃん。
そういえばこの前、歩道で立ち話ををしている二人のご婦人をみかけた。通り過ぎようとしたとき、片方の女性が『ピンク』のスーツなんか着ているので（お若くはなかったし）なんとなく顔をみてしまった。・・×民党の党首さんでした。でも、なんだか立ち話してるのは・・ただのオバハン（失礼）みえてしまって・・オーラが全然ありませんでした。

○7月7日（土）

無事？？お友だちを駅に送りとどけたｋおばちゃん。ちょこっとお茶したのでTGVの駅を次に向けて出発したのは・・17時半過ぎてたかな？？これから向かう本日のお宿までは、まともに走って1時間44分、120km離れてる。ｋおばちゃんの走行では・・・
走りながら・・ガソリンメーターが気になってきた。そういえば・・3日前にガソリン入れただけ。まあ丸一日走ってない日もあったけど、さっきの大迷走で随分消費したし、それにこれから向かうところにスタンドが在るか・・しかも明日は日曜日！で気になりだしたので途中で給油する事にした。

ルートとしてはD9→A51→N296→A51→D952→D957→D19なのだが・・このまま走ると自動車専用道路ばかり・・途中にガソリンスタンドがあればいいのだが・・ということでっ途中で降りる事に・・でも目当てがある訳じゃない。
降りたところは、ZI des Millesというところ・・実はいつもこのMillesと言う付近でTGVの駅へのルートから外れていたのだ。

だーーーと走ったのだが・・ここはいわゆる日本で言えば『工業団地』のようなところらしい。日本企業の名まえも見える。あいにく土曜日なの静かなもの。ガソリンスタンドは閉まっていた。ショッピングセンターみたいなものも見かけたが・・人影が・
とりあえず町の端まで走り、その後は適当に『AIX EN PROVANCE』と表示のある方へ・・ようやくまともにD９に乗れた。なんだか今頃乗れてもね・・で、結局エクスの町に入って給油したような覚えが・・・良く覚えていないところがすごい！

なんとかルートに乗りなおしてA51を北上

周りの景色も心なしか『殺伐』としてきたような・・料金ゲートでお金を払って、D952に乗ることが出来た。でもこどのくらいあるのかな・・あと。景色は『山道』になってきた・・なんて考えながら運転。D952の途中Riezという町で・・方向を一度失った！

Riezと言う町は、ｋおばちゃん今夜のお宿を決めるときに一度候補にいれたので、記憶があったし、地図のうえでもちゃんと名前が出てる？町なので大きいんだろう・・とは思うが、どうもD952の通っているのは町外れ？なのか閑散としたところ。簡単なランアバウトがあったのだが・・その先にD952の表示がない！左方向にD953・・53番？？52番はどこ？？とりあえず真っ直ぐ走るがT字路！このT字路には右方向はD11の道番号が・・D952が忽然と消えてしまった！困った！
こうなったら消去法！斜め前方に向かう道があったので進んでみる・・・がもっと閑散としてきて・・違う見たい・・左には何の標記もないけれど・・進んで見る・・しばらく行くと右方向にD952の表示が・・ああ、よかったやっと出られたよ！と安心して進むｋおばちゃん。でも後どのくらい進むの？？とにかく暗くなる前に・・8時までには着きたいｋおばちゃん。こんなところ（余り車も通らない）日暮れになりたくない！

Riezを過ぎた辺りでこんな景色、そうラベンダー畑に遭遇！

気持ちいい・・なんていっていたのはつかの間、ますます、道は険しく、カーブも連続してくる！いったい今日のお宿はどんなとこだい？？実はまったく判っていないのだ。この旅行を計画した時、日程のエクスの音楽祭だけはばっちり予定をたてていたのだが、その他は付随物。しかし、時はバカンスシーズンに突入している、ここは南仏だし・・ということで、中々宿がきまらなかった。一箇所なんかはネットサイトではOKが出たのだが・・わざわざメールで断ってきたり・・まあバカンス開始の土曜日。関係ないけど『七夕』。お客さんははいて捨てるほどいるなかで、ｋおばちゃんのような『お一人様』しかも『ご一泊のみ』は敬遠されるのだろう。それこそ最後は『もう何処でもいい！』状態で決めたのが今日のお宿。ただ眠れればいいかな・・程度にしか考えていなかった。まあ大型ホテルチェーンの部屋は空いていたのだが・・ちょっとそこも脳がないか・・と思ったりしたので、今日の選択となったのだ。
だから、『場所』というか町で選んだ訳ではなく・・流れ流れて・・ここまで来てしまったようなもの。

途中で橋を渡ったりしてようやくなんとか・・目的のエリアAiguinesに辿り着いた・・のだが・・町なんかではない！お宿の看板もないので・・むちょっと先か・・と進むうちにあっというまに通り抜けてしまった！
とりあえず人が集まえりテラス席の在るレストランがあったので、そこに車を乗り付けて聞いて見る事にした。

すると、レストランから出てきたオーナーとおぼしきおじさんがｋおばちゃんの苗字を呼んだのだ！！そう、こここそが今日のお宿！やっと辿り着きました。時は黄昏時。
おじさんはｋおばちゃんに「とりあえず、ここで荷物をおろして、車はあっちの公共駐車場（ったって路上！）に入れてらっしゃい」と仰せなのでその通に。

車を止めてふと片側を見ると・・冒頭の画像のような風景が・・・判りにくいかもしれないけど、黄昏の夕焼けの下は湖！物凄く美しい景色が広がっていた。

あわただしかった今日一日！ぼろぼろのｋおばちゃんの元気もなんだかよみがえってきたような気がする風景！こんなところにお宿をとったなんて、なんてラッキーだったんでしょう！と思ったｋおばちゃんでした。

TGVに乗り遅れる？！（エクス・アン・プロヴァンス）

今日は、朝ちょっと用事があって何時も家を出る時間よりもおそかったのだが・・失敗した。何をって・・ゴミ出しをである。
ｋおばちゃんのとこは戸別収集なのだが、ゴミの車が来るのがだいたい朝の8時20分頃。だから出勤前に玄関前の道路にポンと置いて出ていたのだが・・・その時間に家にいたばかりに・・・がーーーという音で『何だ今の音？』なんて思ったのだから遅い。
気が付いたときにははるかかなたに車は去っていた・・あ、おばか！と朝から思ったｋおばちゃんです。

○7月7日（土）

お昼ごはんの後・・とりあえず、宿に戻り・・せっかく車があるのでどこかにでかけよう・・と思ったｋおばちゃん。お宿に戻りました。

フロントに預けた荷物をピックアップして車に詰め込んで・・そして、大事な事。お友達の出発時間を確認！そう、彼女はパリに帰るのです。

TGVのチケットはこれ。

実はこれは、10月23日のブログに書いた昨日の到着の時に購入したもの。来る時の切符は万が一の事も合ったので日本で手配してもらったようだが、帰りは適当に・・と思ったいたのだが、一応時間を決めた方がいいんじゃない？ということで、到着時に自動販売機で購入したもの。

このTGVのチケットを買う自動販売機は英語の表示もあるのでおフランス語のわからないｋおばちゃんたちでもらくらく操作！お支払はクレジットカードを挿入して暗証番号をおすだけだかとってもかんたんだった。

お昼はこっちで食べて・・でも余裕をもった時間帯で・・しかも向こうに着いて遅くない時間帯ということで・・
この時間になった。16時44分発、19時45分着。まあ妥当かな？

ｋおばちゃんたちがお宿を出発したのは・・2時過ぎくらいだったかな？
次の目的地は・・一応セザンヌに敬意を表し、彼の代表作でもあるセント・ヴィクトワール山の良く見えるところ・・ということで出発した。

でも、このお山は旧市外から外れると良く見えるんだけどね・・じっくり見たいかなと思って出発したのだが・・今から思うと手元の地図が違っていたのか・・ビューポイントと呼ばれているところに到着しないのである。
銚子こいて、ずんずん運転していると・・なんだか行きすぎ・・おかしいな・・ということで引き返して・・地図にある地点・・と思しき所に辿り着いたのだがが・・・山なんかちっとも見えない！『何でや！』と二人で怒って・・ったってしょうがないけどね。

そろそろ早めに駅へ行こうか・・ということになり、引き返す事にした。

後でよーく調べて見たら・・ｋおばちゃんたちの辿り着いたのは・・『ビベムスの採石場』というところだったのでは・・・そういえば石がゴロゴロしていた。ここの風景も水彩16点、油彩11点の画材にはなっていたようで・・そっちと勘違いしていたのか・・今となっては良くわかっていない粗忽者のｋおばちゃんです。（お友だちはくっついてきただけ）

不本意ながら？３度目のTGVの駅！行き方は完璧・・・・の筈がない！！前の2回だってとりあえず、結果的に辿り着いた・・のである。とにかく早めに・・早めに・・ということで1時間以上前にエクスの町を出たのだが・・・途中まではお友だちもTGV GEREの標識を確認しているのだが・・さらに、ｋおばちゃんの持参の地図もみているのだが・・・また間違えた！！15分たってもそれらしき景色にならない・・おかしい！もう一度仕切り直し・・とばかりにエクスの町に戻る・・はずが・・出口がわからなくなり・・（そういえばこの前は適当に戻ったんだ・・）あっという間に分岐点・・たぶん違う、絶対違うと思いながらもそちらにすすまねばならず・・・とりあえず手っ取り早い出口で出て・・と出たら・・なんと『有料』の料金所！
しかたがないのでお金を払い・・一般道に出て・・標識をたよりにエクスの町へ・・・とりあえずエクスの町に辿り着いた。この間、何回セント・ヴィクトワール山を見た事か・・本とは見なくてもいいのに・・なんて思いながら・・もう一度チャレンジ！

今回も『TGV　GARE』の標識どおり進んだはずなのだが・・また途中で・・もうこの先マルセイユが近い！と思うところまで来てしまった！何時までたっても辿り着かない・・どころか、現在地すら判らない始末！困った！
あれだけゆとりのあたTGVの出発時刻にも・・だんだん余裕がなくなってきた。

お隣に座っているお友達に『ごめん！もしかすると送れるかも・・』なんていい訳をはじめるｋおばちゃん。あーーあ、一人で迷ってる分にはお気楽で済まされるけどね・・現在地もわからないんじゃ・・
彼女は『路肩に止まって考えて見たら・・』とアドヴァイスしてくれたのだが、ｋおばちゃん『こんなとこで止まっても現在地がわからないし、Uターンもできない（高速です一応）んだからしょうがないよ。次ぎのサービスエリアまで走る！』と言い切ってしまった。

次ぎのサービスエリアで、ガソリンもいれずフロントのお姉さんに『ここは何処？』とおもむろに地図を広げて聞くｋおばちゃん。
お姉さんが教えてくれたのは・・・目的と反対方向に走っている道・・ああああ・・・戻らなきゃ！でも大体の現在地もわかったし・・

ということで、気をとりなおして、その先の出口で高速をおりて・・とりあず反対方向の入り口から再び高速に・・ああ・・時間が過ぎて行く。

ｋおばちゃんは『ごめんね！ごめんね！』としか言えない。
時計を見ると・・16時40分！！ああ、絶望的！！でも努力はしなければ・・
やっとのことで、D９というTGVの駅と交差している道路を発見！時計は43分！ああもうだめだ！と思った目の前に・・・『TGV』の駅が・・これはD９の道路の上に高架でかかっている・・2車線ひっとんで・・出口に向かうｋおばちゃん・・とりあえず出口から出たらすぐ・・

ようやく駅構内に入り、9月22日のブログに書いた大迷走の時に迷い込んだ一番駅よりの通過ゲートに滑り込む・・時間は44分・・ちょっぴり過ぎている。ああ・・・天の助けか開きスペースがあったの・・ざっと幅寄せして、彼女は降りて荷物を引っつかんで『とにかく間に合うかもしれないから行って！』とｋおばちゃん別れの言葉も口にせず・・送り出した・・・堂なんだろう・・間に合ったかな？？
こっちの電車は日本のように『時刻に正確』というわけではないよね・・などと思いながら・・でも、気になるのでちゃんとちゃんと駐車場に入れなおして・・駅舎に入って見た。

もう、列車はいっちゃったかしら・・ちゃんと乗れたかしら・・と気にしながらキョロキョロ・・・うーーーん？なんか駅の様子が・・変？（冒頭の画像）なんて思って掲示板を見たら・・
『只今の運行状況・・1時間半の遅れ・・』えーーーー!
駅構内で再び再会したお友達も『間に合ったけど・・遅れてるって。1本前のTGVも出発してないよ・・』とのこと。あららら・・・どっと疲れてしまったｋおばちゃんです。

ま、どちらにしても間に合って良かった！前の列車のチケットに変えてもらったら？と窓口で聞くが・・ダメとのこと。彼女は『いいよ、大人しくまってるから・・』ということでした。なんだか、気が抜けてしまったｋおばちゃん、『一休みしよう』と彼女を構内のカフェにさそって・・一休み。

出発が1時間半遅れるということは、到着も1時間半遅れるということで・・パリに着いてから道中が心配のｋおばちゃん。彼女に『もし10時過ぎたらタクシーで帰ってね。それと宿に無事着いたら携帯ワン切りして』とお願いした。だってｋおばちゃんの知らないら大都会で・・心配だったんだもん！彼女の携帯は日本の番号のローミングだから料金はもっとかかるし・・彼女は彼女でｋおばちゃんの本日のお宿に到着するのが遅くなる・・と心配してくれましたです。

『大丈夫、大丈夫』という彼女の言葉に送られて、とりあえず駅を出発。本日のお宿に向かうｋおばちゃんでした。

ああ、なんとスリリングな・・時間は矢のごとく飛んで行くと改めて思いましたです。

美味しいランチ（エクス・アン・プロヴァンス）

土日とまあまあのお天気。
ｋおばちゃん、なんだかあわただしく過ごした感じはするのだが・・何を・・と言われるとそれほどの事でもないか。
まあ、休みになると『ゴム』がゆるみます。眠くてしょうがない・・

食べ物もたっぷりあるし・・そういえば、おでんを作った。
それだけ寒く感じるようになってきたんだな。この前まで『暑い』を連発してたのにね。

○7月7日（土）

南仏のマルシェ（市場）を堪能した？？ｋおばちゃんたち。
そろそろ本格的にお腹が空いてきた・・朝ご飯まともに食べてないしね。11時もうそろそろなので、ご飯を食べに行く事に・・

その前に、少しこの辺りの散策もしたのだが・・丁度セザンヌの家なるものもご近所なので見て周る・・ただの『家』プレートが掲げてあるだけのようで・・なんか町中を流しながらあるいただけのような記憶が・・・すみません。忘れてます。
古い井戸を噴水にしてものなだ眺めながら・・実はｋおばちゃんが昨日お昼を食べたお店に向かっていたのだ。

彼女にもたまには？『美味しい物』を堪能してもらおうと思って・・10月12日のブログに書いた「Le Formal」というお店に向かっていたのだが・・・お休みだった。そうか・・まともなレストランは土日お休みかも、残念！・・なんて思いながらさて次ぎは・・と心つもりはある・・というかまだ行ったことのないレストランを捜し求めて・・

本当はどこでも良いのだけど、ま、ちょっと評判の聞いたことのあるところ・・ということで住所をたよりに・・探し当てました！

ここも、ちょっと観光ルートの通からは入ったところなので・・ここに来る目的のお客さんしかこないかも・・というようなお店。外装もいまひとつかな？日本人の感覚からするトね。

お食事がもう出来るごうか聞いたら、OKとのこと。室内にするかテラス席にするか聞かれ、迷わずテラス席！でも、ここはテラスといっても・・中庭のような感じの室内。

インテリアは子どものお洗濯もの！！
丁度小さい女の子がちょろちょろ愛嬌を振りまいていたので・・本物のお洗濯モノかと思ってしまった。・・どうも女の子はお客さんの子どもだってみたい。

反対側の壁は時計がいっぱい。でも、どれも時刻が合ってない！！

そして、冒頭の画像が『本日のお勧め！』ということで、

ｋおばちゃんはトルテを

お友だちはリゾットをご注文!

大変おいしゅうございました。が・・まだちょっと寂しい・・と言う事でデザートを

お友だちはプリンのようなものを・・

ｋおばちゃんはチーズ味のクリームのようなもの・・だったと思うのだが・・忘れてる！しかもここまで食べたら・・

ソースが出てきた！忘れてた？？

でもおかげで三度楽しんだｋおばちゃんです。あーあご馳走様でした。

お勘定はこんなもん。自称？テラス席なので、

一応お空も覗いておりました。

さてさて、次にどうしましょうかね？と満足な気分でお店を出たｋおばちゃん達です。

次に行くときに（って何時かいな？）忘れないように

お店は
・Laurane et sa maison
16 rue Victor-Leydet　　Tel.33 (0)4 42 93 02 03

お店のガイドはこれ。

門前マルシェ（エクス・アン・プロヴァンス）

11月に入りすっかり秋らしくなってしまって・・
そんな中昨日、7月25日のブログに書いたミュンヘンで思わぬ再会を果たした『彼』がやってきた。いよいよこの土曜日から日本公演の開幕なのだが・・・
ｋおばちゃんはたぶん聞きにゆけない・・気が付いた時にはチケット（ｋおばちゃんの帰る範囲）が完売！ま、しょうがないよね。とりあえず、昨日顔はみた？！30時間寝てないとほざいてたけど・・ま元気で日本公演はのりきるでしょう。

●7月7日（土）

今日も目覚めは爽やか・・いつもと違って、お隣のベットにお友だちがいるのだが、彼女もぐっすり休んだようで『夕べお化粧を落として寝たかどうかわからない・・』と言っていた。大丈夫！ｋおばちゃんは見ました！彼女がクレンジングしているところを・・よっぽど疲れていたのね。ご苦労様でした。

さて・・・今日は・・やっぱりもったいないのでホテルの朝食はいただかないことにした。だって・・ねえ・
その代わり？？荷造りをしなきゃいけないのだ！今日でこのお宿ともお別れ！お友だちもパリに帰る。
スーツケースをガバッと開けて荷物整理していたら・・いきなりお友だちが・・・「やっぱりそうだよね」って言い出した。なんでそんなことを・・と思ったら、彼女がこのまえ出張に行った時に同行した後輩君が、いきなり空港でスーツケースをがばっと開けたのだが・・なかみがぐちゃぐちゃ・・というか本とに衣類も、もちろんパンツも丸めて（ぐしゃっと）突っ込んであるのをみてちょっとショックだったそうだ。まあ、ｋおばちゃん、いくら色気がなくなったとはいえ・・女性のはしくれでございますので・・一応たたんで収納しますです。

荷造りも終わり・・今日の予定（ｋおばちゃんの考えてる通でいいそうですので）は・・チェックアウトして、でも車は駐車場にいれたたままにしてもらって・・旧市街の観光及びお散歩・・そして昼食・・と言う予定なんですけどね・・チェックアウトと荷物を預ける為にフロントへ！

いつものマダムがお座りでして、1泊だけ二人で使ったともう一度申告して、無事にちぇエクアウト！荷物もＯＫ、車もＯＫでいざ出発！

観光・・昨日もあまりしてはいないのだが・・彼女にどこか行きたいところ・・というこで聞いたら、マドレーヌ教会 ÉGLISE DE LA MADELEINEだという。ここはセザンヌが1839年2月20日に結婚式をあげた教会・・ということらしい。彼女もｋおばちゃん同様、セザンヌにそれほど興味を持っている・・というわけでもなさそうで・・よかった。

とりあえず、そのマドレーヌ教会に向かって・・もうおなじみのイタリア通りを直進！本当だったらこの通の左側奥がマザラン地区といって、17世紀にマザラン大司教によって地着想され、整備され貴族の館が残っている地区なのだが・・・通過！

しかし、目的地が近づいてくるとなんだか様子が・・へん！
人がいっぱい！それに出店がいっぱい！まるで・・というか・・『市・マルシェ』がたっているよう。その市は10月11日のブログに書いた一昨日ｋおばちゃんが見たミラボー通の市とは全然違う！生活観あふれる・・それこそ何でもござれの市！

こんな陶器屋さんも、

こんな花屋さんも、

こんな八百屋さんも、

こんなお人形を売るお店も・

でも、これってなんだろう？昨年の12月15日のブログに書いたベレン人形のような箱庭的ななにかを作成するときに使うのか？

だってあんまり美しいとはいえないものなんだもん。

そしてローストチキンを売るお店も！

とにかく特に食べ物関係は充実している。お友だちもここのイタリア食材やで『トマトソース』の瓶詰めを購入。ｋおばちゃんもドライトマトを購入。だって試食攻めにあってしまったんだもん・・お腹へってたし・・

それからベリー類を購入。

朝食代わりに、二人でいただきました。ｋおばちゃんはブルーベリーを、お友だちは・・タイベリーのようなものを・・いただきながら市をひやかしてました。

そして、最初の目的地の・・はずのマドレーヌ教会にたどりついたのですが・・・結局『門前市』にはまってしまって・・冒頭の画像の教会そのものには入りませんでした。

この市はPlace des Prêcheurs と Place de la Madeleine Place de Verdun あたりの場所で週に3回、火、木、土曜日の9時 から12:30の間開催されている・・ということである。

たまたま迷い込んだｋおばちゃん達でしたが、とっても南仏らしい思い出になりましたですよ。