Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

嫌な予感(クトナー・ホラ)

2010-10-05 23:55:19 | チェコ
今日は昨日よりはだいぶ調子が良い。

で、調子が良くなると・・むくむくと好奇心もでてきて・・いろいろ調べていたら、あらま!というモノで出会った。

それは、9月末ちかくにポーランドの旅行会社が倒産したというもの。
この旅行会社はその共産国時代には国営として名を馳せていた会社。で、今の時期に倒産!
何故今の時期か・・実は今月半ばにかの有名なショパンコンクールがあるんですよね。
で、旅行するひとがわんさかいる時期。
ホテルの予約業務、中継ぎ業務、はてはコンクールのチケット販売まで手がけていたとか。

この時期だと随分と代理店に直接入金しちゃった方々がいらっしゃるんじゃないでしょうかね?
一部には『計画倒産』じゃないか・・なんていう噂もあるくらい。まあ、時期がね・・

kおばちゃんも旅行をするときにホテルの予約、飛行機の予約なんか場合によっては代理店をつかったりもする。
でも、危険分散型で一つのところに集中して頼まないことにしている。
だって、一つがこけると・・・皆ダメでしょ?

でも、『元』とはいえ国営旅行社でも潰れる世の中ですね。ああ、気を付けよう。

○6月30日(水)

クトナー・ホラKutná Horaの情報をインフォメーションで仕入れたkおばちゃん。
まずは・・気になっているところに向かいます。

それは・・通称石の家kamenný dům 博物館ČESKÉ MUZEUM STŘÍBRA - KAMENNÝ DŮMです。
この町クトナー・ホラはその様子からかつては大繁栄していたことが偲ばれます。
記録によると、プラハに次ぐ町だったとか。
で、なぜそんなに繁栄していたのか、というとそれは『銀』の産出がもたらした繁栄だったと言うことです。
銀いつごろから採掘されていたかは知りませんが、その栄華は13世紀のころからだったようです。
14世紀から15世紀にかけてはヴァーツラフ国王が住むほどだったとか。そしてこの町では、なんとイタリアの貨幣の鋳造まで行うほどの造幣力があったということです。

つまり、銀鉱が有名な町ということなんです。このクトナー・ホラは。
現在はその産出がなされているのかどうかは・・知りませんが、少なくとも過去の坑道が残っていて、その体験ツアーがあるらしい・・とどこかで聞いた覚えがありました。

現に、さっきkおばちゃんがお昼を頂いていたレストランの脇を、それと思しき一団が通っていったので気なっていたのです。

で、さっきのインフォメーションで聞いたらこの博物館で申し込みをする・・ということでした。
早速中に入って・・聞いてみました。
定時の集合型ツアーで、次の回の15時からの回に混ぜてもらえることになりました。なんでも20人の英語の団体さんだとか・・ま、kおばちゃんはお一人様なので、どこにでも混ぜてもらえます。
で、そのチケットを購入しようとしたら・・後で、15時5分前に来てくれればその時に買ってくれ・・と言う話でした。あら・・大丈夫かしら・・とちょっと気になりました。

まあ、とりあえず一つの御用はすみました。

時間まで少し町を歩いてみましょう。

町全体は歩いて回れる大きさのようです。

これはさっき丘の上から眺めていて目に付いた教会ヤクブ教会kostel sv. jakuba(1330)です。この教会は鉱夫のために建てられたとか。

さっきの丘の上にあった聖バルボラ教会に比べるとなんと質素な・・という感じですね。
お堂には入りませんでしたが、外の十字架が光り輝いていました。

夏休み前平日の昼下がりの町並みは人影がまばらです。

落ち着いた古い町並みで・・こんなにかんかん照りじゃなければお散歩も気持ちよいのですけどね。

見事なくらいに人が・・・いませんね。


ここは、イタリア宮とも呼ばれえるVLAŠSKÝ DVŮR(ブラシュスキー・ドゥヴール)元、造幣局でもあったようです。ここも見学したいのよね・・でもお時間が・・


この建物の前の広場にはこのような像がありました。

おそらく、貨幣を作っている・・打ち出している人・・なんじゃないか・・と・・

中途半端なので、博物館に戻ることにしました。

歩道にもこのようなものが埋まっておりました。

部分的に拡大して見とこの町の地図であることがわかりますかね。

赤丸が現在地ですね。

博物館に戻り無事炭鉱ツアーの券を入手して一安心です。

それにしても・・他の20名はいったいどんなグループなんでしょうね?
ちょっといやな予感のするkおばちゃんなんですけど・・

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