Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

最後の客(エバーバッハ)

2008-08-06 19:03:06 | ドイツ
今日も・・暑い・・書くのもいやになる。
あまりの暑さに最近出勤時間が早くなって来ている。だっておうちでぶらぶらしてるんだったら・・涼しい職場に来たほうが良い・・なんて思っりして。でも、いつまで続くかしらね。

今朝、家を出る時お隣のおじ様に『お勤めご苦労様だね。早く定年退職したいでしょ。』と言われてしまった。ははは・・実にその通りなんだけど・・でもkおばちゃんが退職する事には『年金』がもらえなくなってるんじゃないか・・と密かに心配してます。

あ、それからこの前の健康診断の結果が・・・ま、『太りすぎ』というのはおいといて・・思わぬチェックがはいっていて・・それで最近余り調子が良くないのか・・と・・
それは『貧血症』。前にもなったことがあるのだが・・原因はわかっているのだ。だから医者ゆくと、絶対また『手術』をすすめられるだろうな・・ということも。今日あした命に別状するような状態ではないのと、時が来ればもんだいなくなる・・ということはわかっているので、ちょっと医者に行くのがいやなのよね。
でも、医者にかからないと薬処方してもらえないし・・と悩んでおります。食生活で補うか・・

○6月28日(土)

kおばちゃん。やっと今日のメインの行事(いままでのは時間つぶし・・でもつぶしすぎ)の会場にたどりついたのだが・・

そこはこんなところ。

ここはエバーバッハ修道院Kloster Eberbach というところで、エルトヴィレEltvilleの町外れにある『元』修道院。現役ではありません。

もともとはシトー派の修道院だったところで、ここのワイン作りの歴史は850年以上に及ぶそうで。200年も前に現役を引退し、現在はヘッセン州の州立醸造所。州でもっとも重要な中世の建物群でもあるということだ。

そして醸造所だけではなく、テイスティングもできるワインショップやレストランそしてカフェ、ホテル(3ツ星)、会議や結婚式などに使えるバンケットスペースもある。実は今晩のお宿の第一希望はここだったのだが・・・kおばちゃんが申し込んだときには満室でした。残念!翌日だったら開いてたんですけどね・・

そうそう、kおばちゃん今晩の演奏会のチケットを持っていない・・と昨日のブログに書いたけど・・そう『手にしていない』のです。

実はこのラインガウ音楽祭Rheingau Music Festivalは1988年に始まった音楽祭で結構あちらでは有名なんですけど・・日本ではまだまだ・・と言う訳ではないのだが、インターネットでチケットオーダーできるのだが・・支払はインターネットの銀行振込のみ。カード決済ができないのである。
一応出発前オーダーしたら・・なんと『振り込んでください』という請求書が即効で郵送されてきて・・仕方が無いのでちょっと奥の手を使って振り込んで(日本からじゃありませんけど)チケットの到着を待っていたのだが・・待てど暮らせど到着しない。
痺れを切らして『チケットがまだ到着してない!私はもう出国しなきゃいけないので25日までに届けてくれ!』とメールを送ったのだが(請求書には入金確認しだいチケットは郵送しますって書いてあったんです)、即効できた返事には『kおばちゃんところは遠いのでチケットは当日チケット売り場のボックスに預けておきます』ってお返事が・・・だったら最初から教えてよ!!とぶつぶつ言ってたkおばちゃんなんです。

ということでチケットは手にしてないけど、頼んである状態だったのだが、kおばちゃんの到着した場所は・・なんとチケット売り場とは反対側の入り口。入り口のお姉さんに『チケット拝見!』と言われてしかたなく説明なんかしちゃって・・中に入れてもらってあわてて反対側に通り抜けて・・チケット売り場に駆けつけたkおばちゃんです。

もう、開演の1ベルが鳴り響いている!!あせる、あせる・・

窓口は冒頭の画像の左側、シャッターの閉まっているところ。kおばちゃんが駆けつけた時はまだ開いていた!!
あわてて、『チケット預けてあるんですけど』と告げると『あ、kおばちゃんね!はい、これ』と封筒から1枚チケットを取り出して・・その封筒はビリッと破いてし・・『さ、これでお終い!』とお方付けに・・・
あらら・・kおばちゃん最後のお客さんだったのね!!とようやく間に合って今度こそ胸をなでおろしました。

kおばちゃんのお席はこんなところ・・

実は申し込むときにもう最後のクラスのチケットしか残っていなかったのだが・・その但し書きに確かに『視界はありません』とかかれてました。
でも、kおばちゃんが申し込みを済ませたあと、直前になってから何故か上のクラスの残席が表示されたのよね・・・ま、安かったからいいけどね・・

演奏者もチラッとは見えます。

今日の演目はマーラーGustav Mahler!
前半は未完の『交響曲第10番』のアダージェットAdagio aus der Sinfonie Nr. 10
なのです。そして演奏はhr-Sinfonieorchesterこれは日本では『フランクフルト放送交響楽団』と呼ばれているみたいだが・・現在は正しくはフランクフルトではなくてヘッセンみたいです。
そしてこの交響楽団のマーラーシリーズはひところ『エリアフ・インバルEliahu Inbal』の指揮で有名だったんですよね。だからkおばちゃん是非聞いて見たとおもったんですけど・・ミーハー的根拠です。
そして指揮者はパーヴォ・ヤルヴィPaavo Järvi氏。1962年エストニア生まれの指揮者でおとうちゃんもネーメ・ヤルヴィNeeme Järvi氏という指揮者!
このパーヴォ氏とフランクフルト放送交響楽団と言う組み合わせで6月のあたまに日本ツアーを行ったばかりだったんですね。・・知らなかった・・

でも、はっきりいって10番は・・知らない曲だったんです。ごめんなさい。だから・・感想は述べられません・・ていうか忘れてる・・

休憩時間になり、ちょっと探検にでかけたkおばちゃん。
この元修道院の教会堂の枠組みは堅牢なロマネスク様式がしっかり残っているけれども、中は通常はがらんどう・・と思われる。ただ、そこ、ここに

このようなものや、

このようなものが無造作に置かれています。

休憩になったら急に小腹の空いてきたkおばちゃん。さっきホテルでチョイトはつまんできたんですけどね。

ということでこんなプレッツェルBrezelとご当地ここラインガウのワインを頂きました。

休憩時間はまだ続きます。

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2 コメント

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ネットで (torachan0303)
2008-08-07 05:41:55
チケットがとれるといっても、世界が相手だと、なんだか怖いですねー。はらはらしますね。うーん。

うちの母もあることで、今手術するか悩んでます。母の場合は、おそらくいずれは手術するしかないんだろうけど、その時期なんですよね。どうしようもなきゃするんだろうけど、そうじゃないとなかなか決心もつかないんだろうなーと。まあ、本人次第なので、余計な事はもう言わないようにしてますけど。

個人的には心配なので、kおばちゃんに病院にかかってほしいですが(貧血って結構厄介ですからね)、自分が医者嫌いなので、気持ちもよく分かります。

そうそう、私も自分がもらう頃には年金もらえるか分からないと思ってます。どこぞの電話会社の加入権みたいに、払ったけ知らない間に権利消失になっているんじゃないですか(払い戻しがなくなる)。

うちの父なんかそんなことは絶対にないっていいますが、何を根拠に絶対にないっていえるのか不思議です。まあ、義務だと思って(税金)払ってますけど、20歳の頃にもうちょっとしっかりしていたら、絶対に私は払いませんでした。そのぐらい、信用してませんねぇ。もらえたら、ラッキーだと思って諦めてます。
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人生いろんなことが・・ (kおばちゃん)
2008-08-08 23:16:10
まあ、貧血の症状は・・数年前になったときに比べたらまだましです。そのときの方が数値もはるかに下でしたし・・
まあ、気にするようになったので昨日からレバーを食べてます。薬飲む前に少し改善したい・・とおもってますね。焼け石に水かも。
お母上様のことまさにtorachanさんのおっしゃるとおり、決めるのはご本人ですからね。

インターネットバンクに振り込んでくれって手紙がきたときはあきれました。
日本の銀行から送金したらいったい幾ら送金手数料とられるか・・おそらくチケット代よりも高くなる気がしてました。国際送金手数料って高いんですよね。

ユーロ圏のネット銀行だと国が違っても手数料は『タダ』だそうです。

年金は・・宝くじ買った方がいいかもですね。
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