Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

由緒ある?お宿(バーデン)

2010-08-27 19:08:05 | オーストリア
今日も相変わらず・・暑い。

関西から来た人に『どっちが暑い?』と聞いたら『どっこいですね』と言われてしまった。
もうすぐ8月もお終いなんだから・・何とかして欲しいもんです。

そういえばチリの落盤事故。
大変な事故だと思うけど何よりも立派だと思うのは閉じ込められている人たち。
実情はわからないけれど、『独立記念日よりは前にでられなけけど、クリスマスまでにはれられる』という言葉に動じていないとか。

発見されるまでの闇の中でも耐え忍んで、仲間割れもしてないんだから、リーダーシップのある監督と連帯感あふれる鉱員たちには頭がさがるばかり。
それに引き替え日本の政治はなにをやってるんでしょうね。

先日目にした文章。『日本のマスゴミはまるで上司の憂さ晴らしをしているサラリーマンの飲み屋での会話のようにしか捕らえられない』まったく同感だと思ってしまいました。愚痴ばっかりですもんね。ま、kおばちゃんも愚痴ってますけどね。

○6月27日(日)

さてさて約460キロの大移動。なんとか辿り着きそうです。
高速を降りて一般道にはいったら、かなりのどかな風景を・・川原ではキャンプを張っていたり、水遊びをしていたりする脇を通り過ぎましたです。kおばちゃんも混ざりたいよ・・
今日も良いお天気です。

ナビ様のお導きで・・無事本日のお宿に到着です。3時前位だったかな?
本とは・・最後の最後で『ホントにここ???』と疑ったんですけど・・ごめんなさい。
冒頭の画像がその入り口です。

ここのお宿は何時も利用しているひつである某予約サイトを通じて予約しました。
っていうか、『場所』から選んだんですけどね。
この町は『Baden(正式にはBaden bei Wienというらしい)』というウイーンから南に25キロほど離れた町です。

kおばちゃんにとっては・・何回目?と言う感じの訪問先なんですけど、宿泊したことはありませんでした。
ここまで来てウイーンに行かないの?と疑問に思うでしょうけど・・理由は2つあります。
その一つは『ヒュンダイ君』です。
ウイーンのお宿はさすが世界の観光地!宿泊料が高い上に、中心に近ければ近い程駐車料金が高く、併設して駐車場があってもしっかりと料金を徴収されます。
数年前にやはり車で行ったときは、たまたま路上の駐車スペース(土日は駐車無料の所もあります)が空いていましたけど・・そのリスクを負うのもいやでした。ああ、貧乏!

ま、後もう一つ理由はありますけどね。
ということでBadenの地を選び・・更にもう一つの理由からこのホテルにしました。

このホテルは名前を『Gutenbrunn』というのですが、kおばちゃんは『Guten brunnen』のことかな?と思ってます。
つまり『良い 噴水』でこれが・・・そうでしょうか??正面のお玄関の前にあります。


kおばちゃんが到着した時は丁度先客があり、駐車場に車を止めたところ。年配のご夫婦とその息子さん?という組み合わせに見えましたが・・

彼らの後にくっついて・・建物の中に入りました。
入った日本式の1階はこんな感じのがらんどうで・・レセプションもありません。


でも、その傍らにこんなプレートがかかってました。

ベートヴェンBeethovenと言う文字が見えますね。近づいて見ると
こう書かれてます。

えーーと1824年と1825年の秋からクリスマスにかけて滞在??と言う意味でしょうか?
1827年3月にお亡くなりになってますから最後の方で、もう難聴になってしまってた頃ですね。
あらら・・そんな由緒あるお宿だったんですか。

なんでも、HPによるとバーデンの歴史はそれこそローマ時代からはじまっているようですが、この地に中世には建物がもうあったらしいです。その後所有者の変遷を経て19世紀半ばにはこの辺りは温泉湯治客には人気の気持ちの良い場所だったようです。
19世紀最後の頃には温泉療養所となったようです。
第2次世界大戦中は病院として利用されていたようです。その後・・サウジアラビアの王家の所有になっていたとか。
現在の姿のホテルとして再生されたは2009年のことのようです。
あらまあ。なんという・・歴史のあるお宿だったんですね。

レセプションは2階でした。でも、ここって中庭だったんじゃないでしょうか?

天井部分画をガラスで覆ったと言う感じがします。
そういえば、kおはちゃんがお子ちゃまの時に入院していた病院も中庭があって池があって・・こんなつくりでしたね。

レセプションにはお嬢さんが一人。kおばちゃんのチェックインの手続きをしてくれました。


彼女にミュンヘンから遠かった・・とこぼしたら。『あら、私もミュンヘン出身よ!単調な高速で4時間もかかるのよね・・』と同情されてしまいました。

チェックインと同時に、kおばちゃんのこのバーデン来訪のもう一つの目的を果たすべく、お願いして見ました。
ここバーデンはいわゆる湯治保養地。で、夏はオペレッタの上演があります。丁度今日もあるはず。
事前にネットでチケットを予約しておいてもよかったんですが・・うまく行かず・・まあいいや・・とそのまんまにしてしまったのです。で、レセプションの彼女に頼んで見ました。

彼女もHPから予約に入ろうとしたのですが・・動きませんでした。で、チケットインフォメーションに電話を入れましたが・・誰も出ません。
『ホントだったら午前中に頼めば届けてくれるんですけどね。いつもは』ということでした。

まあ、しょうがありません。万策尽きたと言うかんじですね。kおばちゃんは『じゃあ、開演前に直接窓口へ行って見ます』と地図に劇場の場所を印してもらって・・一番の近道を聞いておきました。

彼女はとっても親切で、kおばちゃんの大お荷物をわざわざヒュンダイ君から出す為に手伝いにきてくれました。あ、ベルボーイがいるようなホテルじゃありません。
で、お部屋まで案内してくれましたです。

kおばちゃんのお部屋は日本式の3階部分です。レセプションから見れば2階ですね。
『アップグレードしてありますよ』と言って案内されたのはコノお部屋です。


画像じゃわかりにくいでしょうが・・かなり広めです。で、角部屋です。


部屋の入り口の料金表には確かにkおばちゃんのお約束の料金よりは高い値段がかいてありました。

お嬢さん曰く『夜、両方の窓を開けて寝ると風が吹き抜けるのでかなり寒くなりますから気をつけてね』とのこと。ハイ!判りました。
『SPAを利用しますか?』と聞かれ(それもここを選んだ理由の一つ)『もちろん。で、着替えは部屋でするの?』と聞いたら。
『ああ、羽織るものを持ってきますね。』と後でバスローブを運んできてくれました。よかった!!


kおばちゃんのお部屋はこの図でみると右下の218というお部屋です。


さて、お昼ご飯もまだだし・・ちょっくら町に出て見ますかね。
コメント
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