Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

壁に往時をしのび(ヴォルムス)

2008-07-24 23:52:15 | ドイツ
今日はナニワの地までおでかけ・・暑かった。
暑さの性質が・・生息地とはちがっているような・・

ま、それはしかたのないことでしょ。

○6月28日(土)

私立博物館を出た
kおばちゃん。

この町でちょっと見てみたかった・・というか寄ってみようかな?と思うところがあり・・とりあえずそちらの方向へ・・

また中心を通りこしさらにすすみます。

たどり着いたのは冒頭の画像のところ。
裏に?回るとこんな感じ。

ここも、さっきの博物館の回り同様、城壁というか外壁がのこっているところ。

実はこのヴォルムスを有名にしているのは、例のヴォルムス大聖堂Dom St. Peterだけではなく、一つの物語もあるようなんです。ま、そちらのほうはどちらかというとマニア受け?かな・・というきもするけどね。

それは、ニーベルンゲンという物語というか『歌』というのか・・1200年前後に書き留められたドイツの英雄叙事詩を基に、それをほかの古い話と結びつけたものといわれている。当時の生活や祝い事、死闘反目を描写したもので、元になったジークフリートの物語は、北欧神話のシグルズの物語と起源を同じくしているらし。

そして『ジークフリート』(ドイツ語:Siegfried)といえば、リヒャルト・ワーグナーが1856年から1871年に作曲したした舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』4部作の「第2夜」にも当たる。ワグネリアンならば・・・ね。kおばちゃんはただの物好きだけど。

その博物館ニーベルンゲン博物館Nibelungen Museum がここにあるというのだ。

だからちょっと寄ってみようかな?程度には考えていたのではありますが・・

その入り口付近から眺めた姿と、壁の厚さしか展示がないんだよな・・なんて思ったり、『遺物』があるわけじゃなくビジュアル的なものは近代的な作りものだし・・入場料は5ユーロ以上(ケチです)するし・・その割にはkおばちゃん時間がないし・・なんて諸々のことを考えたら『パスしよう』という結論に達しました。

ということで、壁の周りを一周まわったら・・
あらら・・ここはさっきというか

一番最初この町に着いたときに、アストラ君で駐車場を求めながらくぐったところじゃない・・なんて気がつきました。

ちょっと後ろ髪はひかれるけど、ワグネリアンじゃないしね・・なんてぶつぶつ言いながら後にしたkおばちゃんです。

でも、もしかすると・・とっても面白い展示をしていて・・見なきゃ損だったかも・・なんて未だに思ったりもしてます。
コメント
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