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Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

フットブレーキ!(デ・ホーヘ・フェルウェ)

2006-03-27 15:28:57 | オランダ
今日は良いお天気!急遽お昼は花見することにした・・といっても室内で!
kおばちゃんの職場は窓の外が桜 桜 さくらなので、今は天国気分が味わえる。

こんな良いお天気の日はサイクリングでもしたくなる・・ということで今日は自転車の話題!

数年前の夏にオランダに行ったことは『財布が無い!』のブログにも書いたとおりである。
そう、財布をなくす前に遊んでいたのがデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園National Park De Hoge Veluweである。ここは日本のオランダ政府観光局では『ゴッホの森』ということで紹介されている。ここの見所はクレラー・ミュラー美術館ではあるが、やはり国立公園自然を満喫したいとも思っていた。

この公園は車で出かけるのが一番よいのだが、そのときはレンタカーを借りる余裕が無かったので電車とバスを乗り継いでいった。バスはApeldoornかEdeから1時間に1本程度出ていた。駅の営業所でバスのチケットを買うと自動的に公園の入場券も着いてくるようだった。ただし美術館は別料金!
バスは国立公園に入るとビジターセンターに停車し、結構お客さんが降りて行く。でも美術館は次の停留所のが近いようだった。

美術館を見学した後(美術館の感想は又別で・・)「そうだ、自転車に乗ろう!」と思い出した。たしかここの『白い自転車』は自由に使える・・ってどこかに書いてあった・・ということで近くの駐輪場へ・・
自転車を物色する。鍵がかかってないから誰でも乗れる仕組みである。足の短いkおばちゃん!なるたけ、サドルの目いっぱい下がっているのを探した。

ようやく引っ張り出して乗り始めた。目的地は停留所一つ前のビジターセンター!まあ、歩いていけない距離ではないが、オランダで自転車に乗ってみたかったのである。
最初は自動車と同じ道を走っていたがそのうち側道が自転車専用になっていたのでそっちに入った。そのときの写真がこれ!
林の間を走る抜けるのでけっこう気持ちが良い。道自体もでぼこはあまり無かった。基本的にオランダは平地であるが、多少のアップダウンはもちろんある。ここも緩やかなくだりがあった!

下ってきて気がついた!この自転車にブレーキが無い!!(もっと早く気がつけよって!)ハンドルの握りになにもついていないのである!
気持ちよく風を切っていたのだが、だんだんスピードが出てきたので緩めようと思って気がついたのだ。ははは!自転車はだんだんスピードを上げてゆく!私の気持ちはあせってゆく。ああああああ。どうしよう!

いざとなったら草地に突っ込むか!足を引きずって靴でブレーキをかけるか!
そんな時偶然、ペダルを逆さまに回してしまった。
ガックン!

急ブレーキがかかった!
そう、この自転車のブレーキは「フットブレーキ」だったのだ!つまり、ペダルを進行方向とは逆に回すとブレーキがかかるのである!ああ。良かった。

私のつたない経験では日本でこのタイプの自転車におめにかかったことがなかったが、ここオランダでそれ以来観察すると結構幅を利かせているようである。
つまり、ハンドルのところに握りのブレーキがついていない自転車をよく見かける・・ということである。

どうにか無事ビジターセンタに着き、自転車を返却したが・・・暑さと冷や汗でぐっしょり!お水のおいしかったこと!

「みなさん、乗車前にブレーキ確認しましょね!」って呼びかけるkおばちゃんです。
(普通言われなくても確認するよね!!)
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日本の銘品?(オランダ)

2006-02-24 11:22:01 | オランダ
今朝は皆さん傘を持って出勤している。
朝のテレビはトリノフィギアの中継をずーーーーーーとやっていて天気予報なんか無かったらから私は持ってこなかった。雨降るのかな?

さて2月20日のブログに書いた騒動の始まる前に立ち寄ったのがレーワールデンLeeuwardenと言う町。この町は星形の運河に囲まれ、独自の文化、言語を現在も守り続けているフリースランドの州都で、オランダ語とは別の言葉フリジア語を話し、フリースランドでは地名などもフリージア語とオランダ語の二元語並記しているというところ。
オランダそののは小さい国なのに、さらに独自性をまもっている・・ということが興味をそそった。

駅を降りて、、閉切り大堤防Afsluitdijkを通ってアルクマールAlkmaarへ行くバスの時刻を確認して町の観光に出かけた。この町もご多聞にもれず駅からは外れたところが昔の中心地で観光スポット。ぶらぶら歩きながら出かけてゆくと、途中に市場が開催されていた。食料品のスタンドがほとんど。土曜日の午後だったためもあるのか親子ずれのお客さんがたくさんいた。

その中で私が「あれ?」と思ったのがこの写真のスタンド!
『JAPANSE MIX』の張り紙。なんだろうなあ?と思って近寄ったら所謂『あられ』である。あられの売り出し・・
ここは何処?私は何人?って感じるほどごく普通に売っている。

そういえばフランクフルトの駅の売店(スタンドではない)にも売っていたなあ!
なんて思い出した。

そう、日本の世界に向けての銘品は『あられ』であったのだ!
お買い上げしようかとも思ったが、ごくごく普通の『あられ』だったので、わざわざ・・と思いやめてしまった。

でも、なんか認識を新たにしたkおばちゃんでした。
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財布が無い!その後(オランダ)

2006-02-20 18:42:26 | オランダ
明日は大阪出稼ぎなのでたぶん更新できないと思う。

ということで、数少ない読者の方が出国されてしまう前に続きを書いておきます。気になって旅行が楽しめないと困るから・・(うぬぼれ!)

実はお財布を外国で無くしたのは2回目・・・国内だと・・・
とい前科者です。(単に粗忽者ともいう)

写真のこのバスでお金を払ったのが最後の記憶・・
財布が無いと気がついて、カードを止めた作業を終わったらさすがにぐったり・・疲れ果てた。宿に帰り・・もう食事に出かける気力もなくなっていた。

幸いパスポート、帰りの航空券、それにお金も残っているのでなんとか日本までは帰りつける。でも、なんか気力がなくなってしまった。あと2日間ある。
本来だったら夜ガイドブックでも見ながら明日の予定を考えるんだけど、反省ばかりしき・・ボーっとしいたから・・
そしてさらに悪い事には、あの時乗っバスの前の席に座っていたカップルがなんか私を見てニヤニヤしていたなあーー。辺鄙なとこで降りたし・・なんて悪い方向・・人を疑う方向に進んでしまう。いやだいやだ。
でも、単純な私ひとしきりヤナ無だけ悩んだら、これから取るべき最上の方法は・・という方に考えを転化できた。
とにかく明日は一応アルクマールまで行ってバスの券売り場で聞いてみよう!そして駅で聞いてみよう!

翌日は予定通りアルクマールへ行って聞いたが当然のことながら出てこなかった。というより、日曜日で窓口が閉まっていた・・・
駅のベンチでどうしようかなあーーと考えていたら、ハーグDen Haag行きの列車がやって来たので、オランダの首都でんもあるハーグに観光に行こう!こんなところでボーとしていてもしょうがない。と観光モードに切り替えた。

マウリッツハウス美術館Mauritshuis Museumを見学したり、骨董市を覗いたり・・行きの列車の中で同じ向かいのシートに座っていたお嬢さんに街中で再び出会って、ニッコリされて「ああ、オランダもいいところ」なんて勝手に回復してきたから単純。

まあどうにか普通のモードにもどって、残りの観光を済ませ無事に日本に帰国した。

帰国してからが又大変!健康保険証、運転免許証の再発行をしてもらわないといけないからだ。地理的関係で保険証をまず再発行してらい・運転免許を再発行してもらった。運転免許の再発行はパスポートだけじゃ住所も戸籍も入ってないからダメみたいだったが、幸い先に再発行してもらった保険証があったので何とかなった。良かった!
窓口の担当者に「オランダ人って背がたかったでしょう?」ってきかれて「はあー。まあー」なんて答えたら「あそこは洪水があるから背が伸びたんだ・・」なんて寒いギャグにつきあってあげた。ははは!

まあ、カード類も再発行されてきておちついたある日ポストに差出人が「在オランダ国日本大使館」なるところからの封書郵便が入っていた。なんだ?!免許の再発行の照会でも行ったのか?!なんて思いながら開封したら書類が入っていた。

「あなたのものと思われる『財布』が当大使館に回送されてきたので、その取り扱いについてお伺いしたい・・」という内容の文章が!!えーーーーー出てきたの!
そういえば帰りの飛行機の中でお隣になったオランダ駐在の奥様から「バックを盗られたとき中にパスポートが入っていたんでぼろぼろになって戻ってきた・・」という話は聞いていたから、その類か・・と思ってよく呼んでみたら中身の明細まで書いてあった。
なになに運転免許証(これで住所がわかったのね)、健康保険証・・カードが○×、○△・・現金日本円10000円ユーロ120ユーロ・・!!
そのまんまやんか!現金が丸々入っている・・・・絶句!でも、拾得場所として記されていた地名に覚えが全然無い!後日調べたが全然方向違い!

あああ。なんて親切なオランダ人さま!それに比べてバスのカップルを疑った私はなんて心の卑しい醜い人間!反省、反省!!
後日お礼状でも書いて・・と思って拾得者を教えてもらおうと思ったが、警察から回送されてきただけなので判らない・・といわれてしまった。

とにかく財布は無事に戻ってきてしまった!
きっと最後に乗った列車の中で荷物整理をしたときにでも落としたんだろうな・・それなのに人を疑ったりして・・本とに心の捻じ曲がったやつだ、私は!
『おまえ、私の知らない世界を旅してきたのね・・』と今でも使用してるお財布に向かって時々つぶやくkおばちゃんです。

そうそう、大使館の人に言われた「紛失したら届けを出してくださいね。」って。でもあせっていてそこまで考え付かなかった・・

ほっとしたら、「もう少し早く出てたら再発行しなくてすんだのに・・」等と贅沢なことを考えるような欲深です・・kおばちゃんは!
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財布が無い!(オランダ)

2006-02-20 12:38:48 | オランダ
今日は朝からすっきりしない。雨が降ると天気予報で脅してる!
最近、池の金魚の姿が見えない。恋の季節で「みゃーやーみゃー」騒いでるあいつか!?いやんなちゃう。

いやんなちゃう・・じゃないけれど、今旅行中大ショックだった出来事を書いておこうっと!

あの時もマイレージの旅だったなあ。でも行き先がアムステルダムに指定されていた。アムステルダムは昔―し昔、エアラインに勤めていた友達のところに1日だけ寄ったことがあるだけ。その時も市内観光ツアーに参加したので「自力」で歩いた記憶はあまりこっていない。だから初めてのようなものだ。

オランダそのものは小さな国なので1ヶ所に拠点を定めて観光しても大丈夫・・ということで宿を探し・・これが結構大変!なんとかライツェ広場Leidsepleinの近くの安宿を予約した。
部屋は大変小さく、おまけにアンネフランクの隠れ家のように急な階段の最上階・・健康には良いけどね!部屋の但し書きにびっくり!「他の人をホテル内に入れるな!」とあった。
そう、ここはソフトドラック合法の国。前に来たときも友人にジャンキーに注意するように言われたっけ!

まあ、市内観光は以前済ませた(覚えてないけど)・・ということでそこそこにして、ベルギー駐在だった友人のお勧めのデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園National Park De Hoge Veluweへ行き、レーワールデンLeeuwardenに周り、閉切り大堤防Afsluitdijkを通ってアルクマールAlkmaarに出てアムステルダムに戻ってくる・・・というきわめて日本人的大忙しの一日だった。

列車の移動はオランダオランダ・レイル・パスを手に入れていたので、その日最後に財布を出したのはレーワールデンから大堤防経由の行きバスに乗車するときだった。
バスの終点アルクマールで近くで見たのがこの写真・・列車の跳ね橋である。そんなもの感動して宿に戻る途中・・アムステルダム中央駅からトラムに乗ったとき何気なくバックを探ったら・・・無い!お財布が!えええええええええ・・・・・!ない!無い!ナイ!財布が無い!!!!!!
がーーーん!である。バックは別に異常は無いし口も閉まってる!盗られた?無くした?ああどうしましょう。
ないないないない。でもちょっとまって、こんな車内じゃきちんと探せない・・と宿に帰りベットの上に中身を全部ぶちまけた。
でも、無い!
ボー然である。でも、無いものは無い。まあ全財産を入れて歩いていた訳じゃないから・・でもクレジットカードが数種類・・止めなきゃ!!それに健康保険証、運転免許証(日本の)が入ってる・・まあこれは後回し。
ガイドブックに書いてあるカード会社の番号に電話しなきゃ・・
でも、ここは安宿部屋に電話なんか無い!下の公衆電話でかけようとするがフリーダイヤルにはつながらない。困った。そうだ、この並びに5つ星ホテルがあった。あそこなら公衆電話があるはず・・と出かけていった。

ありました、公衆電話。カード式だったのでフロントでカードを購入して電話をしまくった。
問題はベンツも買えますって「限度なし」の某社のカード。ここの現地オフィスは全然電話が繋がらない。限度なしだからあせる・・紛失担当デスクは日本の番号しかないので電話代がかさむ・・でもかけるが「~何は○番、
~何は×番」というガイダンスが長いので料金がなくなって切れてしまった。
思い余って事故緊急デスクに電話をかけ(こっちはフリーダイヤルがあった)事情を話したら、日本にコールバックするように手配してくれるという。この5つ星ホテルの番号を聞きだし「私は泊まっていないから部屋番号は無い」と念を押しかけてもらった。
ようやくフロントで呼び出してもらい事態を説明した。「最後にお使いなったのは・・と言われ、使用状況を告げると、「それ以降の使用はありませんから大丈夫ですよ」といわれた。このカードは使用と同時にチェックされていらしい。
まあ、これで実質被害(財布に入ってた分)のみ・・日本円1万円と120ユーロのみとなって一安心・・でもショックの波はなかなか去らなかった・・・ああ、もう少し良いホテル・・電話がきちんとかけられるホテルに泊まる身分になりたい・・とつくづく思った。

でも、この大ショック「財布が無い!」の話は後日談があるのですよ!
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