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7年戦争後の英仏の関係の変化  05年京都大学

2015年05月28日 | 高3用 授業内容をもう一度

 18世紀後半から19世紀前半にかけて,大西洋をはさんでアメリカ大陸とヨーロッパの双方で戦争と革命があいついで勃発し,この間にヨーロッパ諸国間の関係は大きく変化した。七年戦争からナポレオン帝国の崩壊にいたる時期にイギリスとフランスの関係はどのように変化したか,300字以内で説明せよ。解答は所定の解答欄に記入せよ。句読点も字数に含めよ。

解法
まず、問題文から書くべきポイントを探します。
(1)18世紀後半とは1763年以降、19世紀前半は1848年までだろうと考える
(2)この時期の大西洋をはさむ戦争とあるので、7年戦争前のブルボン家の戦争は除外する
(3)問題文では戦争が勃発したので、諸国間の関係が大きく変化したとある
(4)1では1848年頃までかとしたが、ナポレオン帝国の崩壊までと指定されたから、1815年までに修正
(5)「英仏の関係の変化」が主題になる
(6)ただし、問題文前段部分については無視すべきではないだろう。つまり「戦争が」「関係」を変化させた、という観点から書くべきポイントを洗い出していくことのなる。

解答を自分で書いたら添削します。