観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

トウネンが観察できました。

2018-07-26 19:13:04 | 観察機材

藤前干潟
今日の干潮時間11時16分 潮位 51cm
今日の満潮時間17時56分 潮位239cm

 

名古屋では昨晩、雨が降り、今までの猛烈な暑さの日々が一旦やわらいだように感じます。

しかし、湿度が高く、今日でも最高気温は35度。

まだまだ暑く、過ごしにくいですので、油断せず、引き続き体調管理にはお気を付けください。

そして、今度は週末にかけてやってくるという台風がとても心配ですね・・・。

 

今日も朝に干潟を見に行きました。

護岸近くでまずみつけたのは、イソシギとソリハシシギ。

左のイソシギは今年生まれの若い個体、右の個体は成鳥です。 

続いて、コチドリも観察できました。この個体は成鳥↓。 

こちらは今年生まれの若いコチドリです↓。 

干潟が広がると、干潟の方へと餌を探しに行きました。一番手前が成鳥のコチドリ、続いて奥にいるのが若いコチドリ、さらに奥はソリハシシギ↓。

干潟の上の鳥たちを観察していると、小さな鳥が1羽。今季初確認のトウネンです。

トウネンは藤前干潟に飛来するシギの仲間では、最も小さなシギのひとつです。 
トウネンはこれから8月下旬頃飛来数を増やしてきます。
飛来数は年によってムラがあり、飛来数が多い年にはキリアイやヘラシギの記録もあります。

昨日はキアシシギを初確認、今日はトウネンを初確認ということで、次々とシギ・チドリたちが渡ってきているようです。

今日観察できたシギ・チドリはコチドリ、シロチドリ、ケリ、トウネン、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギの8種となりました。

 

 

みなさん、夏のボーナスが出たようで、カテゴリー「観察機材」のアクセス数が増えてきました。

先月、記事に書いたフィールドスコープと三脚を背負うTripod Carrying System (スコープリュックサック)に、
今回は望遠レンズの付いた一眼レフ+kowaTSN-885も装着した状態で背負わせてみました。

凄い絵面、怪しすぎる(笑)

総重量三脚込みで約11kg、ビデオ雲台にしたら、あと1~2kg重くなります。
(もちろんメーカー耐荷重想定外)

普段は肩に担ぐか、ばらして移動していましたが、両肩で背負う事でかなり楽な移動が出来ます。
また、リュックには水筒やペットボトル、図鑑やおやつなども収納することもできます。

難点は、
激しく動くと、スコープやレンズで後頭部を強打する。
三脚を伸ばしたままだと、狭い所が通れないので人が多い所では危険です。
階段を降りるとき、伸ばしたままだと三脚をぶつけそう。などが予想できます。

しかし最大の難点は、人に見られると恥ずかしいことだと思います。
特に男性からの受けは悪いです。他の男性スタッフも、欲しいとは言わない。
夏は背中が暑いので、自分も外では背負ったことは無いんですが。
現在使ってくれているのは藤前周辺2人、他調査会社さん1人、みんな女性だけです。

送料を浮かせるためにまとめて輸入したので、あと数点在庫があります。
興味のある方は是非、野鳥観察館でご覧ください。

追記

OLIVON PODTRECK RUCKSACK CARRY SYSTEM (TRIPOD + SCOPE) 6月16日の記事の製品 8月12日現在、在庫が残り1点になりました。

 Viking S'Port Tripod and Spotting Scope Carrier  上記写真の製品 在庫は無くなりました。

次回9月末頃に数点納品予定です。

★今週末のイベントの参加者募集中★

今週末(28日(土))は野鳥観察館にて、「渡り鳥調査隊」と「巣箱づくり」のイベントを開催します。

まだ参加者を募集していますのでぜひご参加ください。

申込み先等の詳細はチラシ(PDF)をご覧ください。

(※雨天時は全てのプログラムを室内で行います。暴風警報が発表された際は中止となります。)

 

①鳥の巣箱を作ろう!
  日時:7月28日(土)13:30~15:30
 対象:小・中学生(小学生は保護者同伴)
 定員:8名(先着順・要申込)
 申込締切:7月27日(金)
 参加費:500円(材料費として)
  ※小鳥の巣箱をかなづちを使って作り、絵の具で色を塗ります。
  ※過去の巣箱作りのイベントの様子はこちら(2016年8月20日の日記)

②鳥のミニ模型に色をつけよう!
 日時:8月11日(土)
     ①13:30~14:30
     ②14:30~15:30
 対象:小学生~大人(小学生は保護者同伴)
 定員:各回10名(先着順・要申込)
 申込締切:8月10日(金)
 ①参加費:500円(材料費として)
 ※鳥の形をしたミニ模型(デコイ)に絵の具で色を塗ります。
   鳥の形は、カモ・小鳥・カワセミからひとつを選べます。
 ※過去のイベントの様子はこちら(4月30日の日記5月12日の日記

③渡り鳥調査隊~藤前干潟の野鳥を見て調べよう~
 日時:7月28日(土)・8月11日(土)
    10:00~12:00
 対象:小学生~大人(小学生は保護者同伴)
 定員:20名
 参加費:無料
 ※野鳥観察館では、毎月1回、「渡り鳥調査隊~藤前干潟の野鳥を見て調べよう~」を実施しています。
  夏休み期間中の7月28日(土)、8月11日(土)に、7月と8月の「渡り鳥調査隊」を実施しますので、
  ぜひご参加ください。夏休みの自由研究等の宿題のご相談にものりますよ。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,879、ササゴイ1、ダイサギ44、コサギ18、アオサギ39、マガモ27、カルガモ475、ホシハジロ2、スズガモ5、ミサゴ5、ヒクイナ1、コチドリ8、シロチドリ1、ケリ28、トウネン1(今季初認)、アオアシシギ25、キアシシギ1、イソシギ6、ソリハシシギ34、ウミネコ366

明日の干潮時間11時51分 潮位 45cm
明日の満潮時間18時27分 潮位244cm 

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ソリハシシギが増えてきました。

2018-07-25 19:22:28 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間10時37分 潮位 60cm

今日の満潮時間17時22分 潮位230cm

酷暑が続いてますが、藤前干潟では鳥たちの秋の渡りが始まっています。 

今日は開館前の気温の上がらないうちに干潟を回ってきました。

中潮になって、昨日ぐらいから観察がしやすい時間帯になってきました。

引き始めた岸沿いにソリハシシギの群れ、昨日は10羽のソリハシシギが観察されています。

春に見たときは夏羽が目立っていましたが、繁殖を終えて再び藤前干潟に戻って来た今は羽がだいぶ擦り切れています。

ソリハシシギの前を、今年生まれたムクドリが横切っていきます。ソリハシシギは体長22~25cm、ムクドリは体長24cmとほぼ同じような大きさです。

まだ夏羽の特徴である背中の上面の黒い線が二本確認できますが、かなり擦り切れて冬羽に近い個体も確認できます。

潮が引いて、干潟が広がり始めると他のソリハシシギも飛来してきました。

こうやってシギの群れが飛ぶ姿を観察していると、早々とシギ・チドリの秋の渡りが始まったことを感じさせられます。

今日は庄内川河口部だけで45羽のソリハシシギを観察できました。藤前干潟全体だともう少し多い数がカウント出来る筈です。

秋の渡りでもっとも早く飛来するソリハシシギは、これから数を増やし、例年は8月後半に飛来数がピークを迎えます。

また、今日もアオアシシギを観察できました。

 

今日観察できたシギ・チドリはシロチドリ、コチドリ、ケリ、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ7種で、キアシシギは今季初確認です。

週末にかけて天候に変化がありそうなので、また新しい種類のシギ・チドリが入ってくるかもしれません。

 

今日の野鳥観察館前の水たまりも、ムクドリやヒヨドリ、シジュウカラ、スズメたちでにぎわっていました。

水たまりのすぐ脇の松の木には、集まってくる鳥につられてきたのか、コゲラの若い個体も観察できました。

木から木へ飛び移っては、木をあちこち突いていました。

 

 

★野鳥観察館の夏休みイベントの参加者募集中★

野鳥観察館では、夏休みに主に以下の3つのイベントを開催します。

ぜひぜひご参加ください。※申込み先等の詳細はチラシ(PDF)をご覧ください。

①鳥の巣箱を作ろう!
  日時:7月28日(土)13:30~15:30
 対象:小・中学生(小学生は保護者同伴)
 定員:8名(先着順・要申込)
 申込締切:7月27日(金)
 参加費:500円(材料費として)
  ※小鳥の巣箱をかなづちを使って作り、絵の具で色を塗ります。
  ※過去の巣箱作りのイベントの様子はこちら(2016年8月20日の日記)

②鳥のミニ模型に色をつけよう!
 日時:8月11日(土)
     ①13:30~14:30
     ②14:30~15:30
 対象:小学生~大人(小学生は保護者同伴)
 定員:各回10名(先着順・要申込)
 申込締切:8月10日(金)
 ①参加費:500円(材料費として)
 ※鳥の形をしたミニ模型(デコイ)に絵の具で色を塗ります。
   鳥の形は、カモ・小鳥・カワセミからひとつを選べます。
 ※過去のイベントの様子はこちら(4月30日の日記5月12日の日記

③渡り鳥調査隊~藤前干潟の野鳥を見て調べよう~
 日時:7月28日(土)・8月11日(土)
    10:00~12:00
 対象:小学生~大人(小学生は保護者同伴)
 定員:20名
 参加費:無料
 ※野鳥観察館では、毎月1回、「渡り鳥調査隊~藤前干潟の野鳥を見て調べよう~」を実施しています。
  夏休み期間中の7月28日(土)、8月11日(土)に、7月と8月の「渡り鳥調査隊」を実施しますので、
  ぜひご参加ください。夏休みの自由研究等の宿題のご相談にものりますよ。

 

★写真展の展示作品をご応募ください★

野鳥観察館では、現在、秋に開催する写真展の展示作品を募集しています。(すでにご応募いただいたみなさま、ありがとうございました。)

今回の募集する写真展は以下の2つです。
①秋の野鳥写真展 「鳥のいる水辺の風景」 【主催】名古屋市野鳥観察館
②藤前干潟写真展 「藤前干潟の魅力~風景・生き物~」 【主催】藤前干潟ふれいあ事業実行委員会


どなたでも応募できますので、ぜひ、両方の写真展へ応募ください。

応募締め切りは【8月19日(日)】までとなっています。

写真展の応募方法・写真展開催予定等はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。 

ご応募をお待ちしております。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,397、ササゴイ2、ダイサギ58、コサギ13、アオサギ32、マガモ19、カルガモ225、ホシハジロ2、スズガモ2、ミサゴ4、トビ1、コチドリ7、シロチドリ2、ケリ14、アオアシシギ15、キアシシギ2、イソシギ2、ソリハシシギ45、ウミネコ215 

キジバト1、ツバメ23、オオヨシキリ7、スズメ2、コゲラ1、ムクドリ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ハシボソガラス 他

明日の干潮時間11時16分 潮位 51cm

明日の満潮時間17時56分 潮位239cm

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ムクドリたち

2018-07-24 23:09:40 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 9時54分 潮位 71cm
今日の満潮時間16時43分 潮位219cm

 

今日も暑かったですが、潮が良くなってきて、午前中は庄内川河口に干潟が広がりました。

庄内川河口の干潟にはコチドリ、イソシギ、ソリハシシギ、アオアシシギのシギ・チドリが観察できました。

 

少し前から、稲永公園の野鳥観察館周辺では、50羽近くのムクドリの群れが地面をつつきながら歩いていたり、松林の間を飛び回っているのを観察できます。

そして、最近は雨が降らず、とても暑いので、野鳥観察館前の水たまりにムクドリが代わる代わるやってきます。

ほとんどの個体は若い個体のようです。

どの個体も暑そうに口を開けて息をしていますが、慎重派のムクドリたちは、水たまりのすぐ近くまで来るものの、

そこで足をとめて辺りの様子をじっと伺います。

そして、そうまでしたのに、水を一滴も飲まずに一斉に去って行く、という場面を何回も見かけました。 

さらに、今日、水たまりにやってきたムクドリの中には、コムクドリ1羽が混じっていました。

ムクドリ観察も気が抜けません。 

 

さて、一昨日(22日(日))は、名古屋市博物館で開催中の企画展「海たび」で開催された、藤前干潟ふれあい事業のワークショップ「野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作ろう!」のお手伝いに行ってきました。

こちらは「海たび」展の入り口の前にある展示↓。この中に入って写真を撮ることができるようになっています。この他にも海たび展の中に、フォトスポットがいくつか用意されていましたよ。

こちらが、 ワークショップの会場↓。博物館のみなさんが、たくさんの机やいす、照明などを準備しておいてくれました。

博物館にきた多くの子どもたちから大人までが、ダイゼンとトビハゼのペーパーキャップづくりを楽しんでくれていましたし、その後、博物館内でこのペーパーキャップをかぶった子どもたちを見て、嬉しく思いました。

22日のペーパーキャップづくりのワークショップは終わってしまいましたが、「海たび」展は9月17日(月・祝)まで開催されています。

豊富な展示物で、名古屋の海の歴史・文化を学ぶことができますので、この夏はぜひ名古屋市博物館へ足をお運びください。

 

 

明日の干潮時間10時37分 潮位 60cm
明日の満潮時間17時22分 潮位230cm

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シギ・チドリ、秋の渡りが地味に始まっています。

2018-07-22 14:07:27 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 8時03分 潮位 95cm

今日の満潮時間14時47分 潮位192cm

昨日、庄内川左岸で6羽のアオアシシギが観察できたのは潮が満ち始めた干潟でした。

今日なら11時頃になるはずで、この時間には太陽が高く昇り、気温も高くなり陽炎も目立つのが予想できたので、早朝に左岸に出かけました。

干潮時間の2時間前の左岸に広がった干潟を探しますが居ません(泣)

少し上流、アシ原の中の水路を探すと若いケリと一緒に、5羽のアオアシシギを見つけることができました。

今日見たアオアシシギは、春先や秋に見るのと違い夏羽の個体で全体に黒く見えます。

この後、もう少し下流で3羽を観察し、合計8羽のアオアシシギを確認できました。

今春のアオアシシギは庄内新川橋よりも上流には多く観察できたものの、河口部に飛来することは少なかったのですが、今年の秋の渡りはどうなるのでしょうか?

アオアシシギの前を泳ぐのはヌートリアです。

今日、観察したヌートリアは干潟に上陸することもなく、上流から下流そして上流へとたえず水面を泳いでしました。

他のシギ・チドリはイソシギ↑と、

コチドリ7羽の群れ、

そして、7月10日に今季初めて確認できていたソリハシシギ(1羽)↑も見つけられました。

まだまだ、猛暑が続きますが、藤前干潟では少しづつ繁殖を終えたシギ・チドリが戻ってきています。

しばらく飛来数は少ないですが、あと1か月もすると一回目の秋のシギ・チドリの渡りがピークを迎えます。 

 

今年生まれたカルガモもだいぶ大きくなりましたが、まだまだ小さなカルガモの姿も見られ、今日は4羽の子ガモを連れたカルガモの家族が干潟に現れました。

1羽↑は親に遅れて着いていきますが、他の3羽の兄弟はその先を競うように走っていきます。

早朝は雲が多く色のない風景でしたが、日陰も多く陽炎に悩ませられることも無く快適に過ごせましたが、カルガモの親子が観察できた8時頃には陽炎も目立ってきて、日陰も少なくなりました。

暑いのは苦手なので、撤収です。

今週末は潮が悪く干潟の野鳥観察には少し辛い週でしたが、来週水曜日ぐらいからは観察に適した日が続きます。

今日から1週間もすれば今日よりも、もう少し秋のシギ・チドリ達が増えてくるかもしれません。

 

※ 改めて、野鳥撮影をされる方へお願い!

左岸堤防下の葦原及び干潟は、満潮時の鳥たちの休息場所になっています。今日もサギ類やカルガモ・ウミネコが集まっていました。

この場所は工事の為、一時的に葦原が無くなり、現在葦原の再生の為立ち入り禁止をお願いして、現地に看板を立ててお願いしています。写真撮影の為の立ち入りはご遠慮ください。

春を過ぎて葦が伸び、以前のように堤防下からの撮影・観察は難しくなりました。

今回の観察館日記の写真も、堤防上からの撮影を行っています。

堤防補強工事前は葦が茂り、堤防下へ降りると葦が干潟を遮り、もともとは写真撮影・観察は困難な場所でした。

春以降、葦が伸びて撮影が困難になったため、一部の葦を切る行為も確認されています。

 


これから、シギチドリの秋の渡りが始まります。
改めてこの場所に置いて、葦原・干潟への立ち入り、葦の伐採等行為で環境負荷をかけないよう、ご配慮よろしくお願いします。

 

 

【野鳥観察館の夏休みイベント】

 

野鳥観察館では、夏休みに主に以下の3つのイベントを開催します。

ぜひぜひご参加ください。

※申込み先等の詳細はチラシ(PDF)をご覧ください。

①鳥の巣箱を作ろう!
  日時:7月28日(土)13:30~15:30
 対象:小・中学生(小学生は保護者同伴)
 定員:8名(先着順・要申込)
 申込締切:7月27日(金)
 参加費:500円(材料費として)
  ※小鳥の巣箱をかなづちを使って作り、絵の具で色を塗ります。
  ※過去の巣箱作りのイベントの様子はこちら(2016年8月20日の日記)

②鳥のミニ模型に色をつけよう!
 日時:8月11日(土)
     ①13:30~14:30
     ②14:30~15:30
 対象:小学生~大人(小学生は保護者同伴)
 定員:各回10名(先着順・要申込)
 申込締切:8月10日(金)
 ①参加費:500円(材料費として)
 ※鳥の形をしたミニ模型(デコイ)に絵の具で色を塗ります。
   鳥の形は、カモ・小鳥・カワセミからひとつを選べます。
 ※過去のイベントの様子はこちら(4月30日の日記5月12日の日記

③渡り鳥調査隊~藤前干潟の野鳥を見て調べよう~
 日時:7月28日(土)・8月11日(土)
    10:00~12:00
 対象:小学生~大人(小学生は保護者同伴)
 定員:20名
 参加費:無料
 ※野鳥観察館では、毎月1回、「渡り鳥調査隊~藤前干潟の野鳥を見て調べよう~」を実施しています。
  夏休み期間中の7月28日(土)、8月11日(土)に、7月と8月の「渡り鳥調査隊」を実施しますので、
  ぜひご参加ください。夏休みの自由研究等の宿題のご相談にものりますよ。

 

【写真展の展示作品をご応募ください】

野鳥観察館では、現在、秋に開催する写真展の展示作品を募集しています。(すでにご応募いただいたみなさま、ありがとうございました。)

今回の募集する写真展は以下の2つです。
①秋の野鳥写真展 「鳥のいる水辺の風景」 【主催】名古屋市野鳥観察館
②藤前干潟写真展 「藤前干潟の魅力~風景・生き物~」 【主催】藤前干潟ふれいあ事業実行委員会


どなたでも応募できますので、ぜひ、両方の写真展へ応募ください。

応募締め切りは【8月19日(日)】までとなっています。

写真展の応募方法・写真展開催予定等はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。 

 ご応募をお待ちしております。

※明日、7月23日(月)は野鳥観察館の休館日です。

月曜日の干潮時間 9時04分 潮位 83cm

月曜日の満潮時間15時55分 潮位205cm

火曜日の干潮時間 9時54分 潮位 71cm

火曜日の満潮時間16時43分 潮位219cm

 

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陽炎の中のアオアシシギ

2018-07-21 20:18:22 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 6時47分 潮位104cm、18時38分 潮位133cm
今日の満潮時間13時13分 潮位186cm

 

今朝は雲が多めで、風も吹いていたので、干潟が小さくなってきた10時頃から思い切って庄内川護岸近くの干潟を見に行ってきました。

ただ、すでに気温が上がってきており、しっかりと陽炎が立っていて、撮れたのは粗い写真ばかりでした。

 

干潟に向かう途中、野鳥観察館近くの護岸では、ササゴイを発見。満ち潮とともに上がってくる魚を狙っているようでした。

干潟に着くと、まず目についたのは、干潟の先端の方にいたウミネコ↓とカルガモ。

干潟に流れ着いた流木にはオオヨシキリ(↓の左)とコサギがとまっていました。

そして、干潟の奥の方を見ていくと、茶色っぽい鳥たちが動き回っていました。

干潟が小さくなってきて、シギ・チドリが干潟の奥へ集まってきており、コチドリ8羽、ケリ7羽、アオアシシギ5羽、そしてイソシギ6羽を観察することができました。

餌を探すコチドリ↓。

アオアシシギとコチドリ↓。

干潟の上をかけていくように歩いていたアオアシシギ3羽↓。

さらに潮が満ちてくると、ケリとアオアシシギは採餌をやめて一か所に集まってきました。アオアシシギは、羽繕いをしていました。

ケリは羽をとじていると干潟に同化してみつけにくいですが、羽を広げると翼の白色部分がとても目立ちます。

しばらくすると、アオアシシギが「チョーチョーチョー」と落ち着きなく鳴き始めて・・・、

ケリとアオアシシギは一斉に飛び立ち、上流の方へと向かっていったようです。

その後、イソシギの群れも飛び立ち、護岸間際にコチドリ8羽が残りました。(それにしても、陽炎で写真がひどいです。)

どの個体もまだ餌を探していました。

アオアシシギは、7月17日にもう少し上流で確認されていますが、庄内川河口でこんなにしっかり観察できたのは今季は初めてです。

暑かったですが、久しぶりにシギ・チドリの活発な様子を観察できて嬉しく思いました。

(夏に屋外で野鳥観察をされる際は熱中症対策をしっかりしてお出かけください。特に干潟の夏の野鳥観察は、影がほとんどなく、非常に暑いです。)

 

今日の最後は、野鳥観察館前の水たまりに水を飲みにやってきたヒヨドリ↓。暑かったのか何度も口を開けていました。

 

【明日のイベントのご案内 「海たび」展におけるワークショップ「野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作ろう!」】

昨日もご案内しましたが、明日(22日)は、藤前干潟ふれあい事業が名古屋市博物館で開催中の「海たび」展に出張して、藤前干潟に生息する野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作るワークショップを行います。

海たび展では、海と関わりがとても深い名古屋を含む尾張・知多の地域の海に関する歴史、文化が豊富な展示物とともに紹介されているそうです。

藤前干潟の少し上流にある漁師町の下之一色で行われていた漁業や、藤前干潟や名古屋港の紹介もされています。

こちらが明日のワークショップで作る野鳥(ダイゼンというチドリの仲間)とトビハゼのペーパーキャップ↓。

また、明日は学芸員さんによる小・中学生を対象とした「海たび展探検ツアー」が開催されたり、美浜町から「美浜の塩ソフトクリームキッチンカー」がやってきたりもするそうです。

※詳細はこちら(名古屋市博物館のHP)をご覧ください。

明日、海たび展にお越しの際は、藤前干潟の生きもののペーパーキャップのワークショップにもぜひ足を運んでみてください。

「野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作ろう!」
日時:7月22日(日)10:00~15:00(12:15~13:15の間はスタッフ昼休憩のため、ご参加いただけません。)
場所:名古屋市博物館1階 展示説明室前
対象:小学校高学年から一人でできる程度の内容です。小さなお子様には大人の補助が必要です(スタッフもお手伝いします)。
参加費:無料

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,194、ササゴイ2、ダイサギ50、コサギ11、アオサギ30、マガモ19、カルガモ283、ホシハジロ1、スズガモ2、ミサゴ2、コチドリ8、ケリ7、アオアシシギ6、イソシギ6、ウミネコ109

 

明日の干潮時間 8時03分 潮位 95cm
明日の満潮時間14時47分 潮位192cm

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