観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ミサゴの狩り

2018-02-07 17:09:02 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間10時11分 潮位194cm
今日の干潮時間16時48分 潮位 79cm

 

今日は午後からは雲が出てきましたが、午前中はよく晴れ、鈴鹿の山々がよく見えました。

藤原岳には雪がたくさん積もっています。藤原岳の段々になった斜面は、セメントの原料である石灰を採取するために掘削してできたものです。

 

今日は、潮が引いているお昼過ぎから夕方の時間帯にミサゴが、野鳥観察館の前で狩りをしているのを何度か観察できました。

上空で獲物を見定めて、急降下。 

川に飛び込んだものの、このときは何も捕えられませんでした。 

全身を振って、水を落としているところ↓。

午後の時間帯は北西の風が出てきて、狩りがしずらそうで、野鳥観察館前で魚を捕える場面は確認できませんでしたが、導流堤に刺さった杭の上では、ミサゴが捕えた魚を食べているのも観察できました。(下の写真はMさんに提供いただきました。)

また、野鳥観察館周辺の松の枝にも、魚を捕まえたミサゴがやってきて、そこで魚を食べようとしていましたが、カラスがその魚を奪おうとしてすぐ隣にとまり、ミサゴは逃げて行ってしまいました。

 

今日は潮が悪く、シギ・チドリはあまり観察ができませんでしたが、ダイシャクシギは5羽確認できました。そのうちの1羽↓。 

干出し始めた干潟では、カワウやオナガガモが観察できました。

カワウは、頭などが白色(繁殖羽)になっている個体が多くなってきました。 

こちらはオナガガモのオス↓。

護岸近くでは、カンムリカイツブリやイソシギを観察できました。

 

(ダイシャクシギ、カワウ、オナガガモ、イソシギの写真は、Mさんに提供いただきました。)

 

また、野鳥観察館の水たまりには、小鳥たちが集まってきました。

2羽のメジロ↓。 

1羽でやってきて、ゆっくり水を飲んでいったビンズイ↓。

この他、キジバト、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミなどが、水たまりにやってきていました。

 

そして、今日は野鳥観察館の近くで50羽ほどのスズメの群れをみつけました。

松林の下で餌を探したり、日の当たる場所でみんなで日向ぼっこをしたりしているのが観察できました。

 

明日の満潮時間10時50分 潮位182cm
明日の干潮時間18時10分 潮位 83cm

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