観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

明日は「渡り鳥調査隊」を実施します

2017-01-27 17:55:59 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間11時49分 潮位 82cm
今日の満潮時間17時26分 潮位216cm

 

今日は雲の多いお天気でしたが、昨日同様、風がほとんどなく穏やかな日でした。

今日から大潮となり、庄内川河口ではちょうどお昼頃には干潟が大きく広がり、オナガガモをはじめとする多数のカモやユリカモメなどの野鳥を観察できました。

また、干潟が干出し始めた9時半頃には、シロチドリやダイゼン、ハマシギなどの群れを観察できました。

その後、シロチドリやハマシギは、干潟が広くなるにつれて、新川河口の干潟などに移動していったようです。

(今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ58、ダイゼン82、ハマシギ266、アオアシシギ1、ダイシャクシギ3 でした。)

 

一昨日(25日)にもズグロカモメを紹介しましたが、庄内川河口の護岸近くの干潟では、今日もズグロカモメが頻繁にヤマトオサガニを捕っていました。

カニを捕った後は、水の中で洗って泥を落とし、カニを食べていました。

また、干潟の縁には、アオアシシギ1羽もみつけました。

(アオアシシギの写真は地元のHさんに提供いただきました。)

 

稲永公園では、小鳥たちを多数観察できました。

まずはツグミ。大きなツグミの群れは去ってしまったようですが、まだまだ頻繁に見かけます。

松林の中にはシメ。松葉をかきわけて餌を探していました。

ヒヨドリは、枝の先端にわずかに残るのみとなったナンキンハゼの実をとるのに苦戦していました。

 

度々ご案内してきたとおり、明日は1月の渡り鳥調査隊を行います。

明日は晴れて、穏やかな天気が続くようですので、野鳥観察日和になることを期待しています。

念のため防寒着をお持ちの上、ぜひご参加ください。

 

☆1月の渡り鳥調査隊
内容:藤前干潟に飛来する野鳥を観察し、種類と数を調べます。冬鳥であるカモ、カモメ、ミサゴ、ハマシギなどを観察できるはずです。
日時:1月28日(土)11:00~13:00
場所:名古屋市野鳥観察館
対象:小学生以上
定員:20名
参加費:無料
持ち物:防寒着、双眼鏡(お持ちであれば)
申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160

 

明日の干潮時間12時24分 潮位 74cm
明日の満潮時間18時03分 潮位223cm

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