観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ツグミの群れとシメ、そしてハイタカ

2017-01-11 17:50:22 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間11時09分 潮位 91cm
今日の満潮時間16時52分 潮位223cm

 

今日は時折雨がぱらつくなどして、日が射すことがほとんどない、どんよりとした寒い一日でした。

稲永公園の野球グラウンド周辺には、今日は大きなツグミの群れをみつけました。

多数のツグミが一本の木に集まると、ツグミのなる木のようです。グラウンド周辺全体では100羽近い数のツグミがいたと思われます。

しばらくすると、人のいないグラウンドにツグミたちが降りて、必死に餌を食べ始めました。

このツグミの群れの中には1羽のシメが混じっていました。

 

また、しばらく採餌の様子を観察していると、ツグミが地面をつついている最中に急に一斉に飛び立ちました。

何かと思って辺りを見渡したところ、近くで1羽のツグミがハイタカの足におさえられていました。しかし、その次の瞬間には、2羽のハシボソガラスがそのツグミをハイタカから奪っていました。

グラウンドから去っていくハイタカの後姿。

カラスが去った後に残ったツグミの羽根(食痕)。

 

いよいよ寒さが厳しくなってきて、小鳥たちもその他の鳥たちも食べ物を探すのに一生懸命のようです。

 

明日の干潮時間11時56分 潮位 85cm
明日の満潮時間17時38分 潮位229cm

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