観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

やっと快晴!

2017-10-26 19:25:47 | 秋の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 9時46分 潮位205cm
今日の干潮時間15時17分 潮位134cm

 

やっと晴れましたね。こんな気持ち良い青空を見たのはいつぶりでしょうか。

今日の藤前干潟周辺は雲一つない青空が広がり、稲永公園は野球場で開催されたグラウンドゴルフ大会の参加者や、散策で訪れた人などでにぎわっていました。

 

また、公園内では最近はあまり目にすることのなかったチョウやハチが飛ぶ姿を頻繁に見かけたり、ヒヨドリなどの小鳥の声をたくさん耳にしました。

今日は潮が悪く、午前中は干潟が干出していなかったので、公園の中へ小鳥などを探しに行きました。

稲永公園の松林の中はまだ台風による大雨の影響が見られ、ところどころに大きな水たまりがまだ残っています。

しかし、この水たまりには、ヒヨドリなどの小鳥が集まっているようでした。ヒヨドリがこの水たまりに飛び込んで水浴びをするのを何度も観察できました。

そして、この水たまりの周辺の地面には、細長い淡い茶色の物体が一面に生えていました。長さは長いもので10cm程度でしょうか。調べてみたところ、傘がないキノコで、恐らくはナギナタタケの仲間のようです。

 

この後、稲永公園を歩いているとキビタキのメス(恐らく)をみつけました。

さらに歩いていると、コッコッコッコッと鈍い音が・・・。耳を澄ませて、目を凝らしてみつけたのは、マツの木をつつきながら移動していたコゲラ。

野鳥観察館前では、まるでスポットライトを浴びているかのような場所にとまっていたジョウビタキのメスを観察できました。

この他、稲永公園では、モズ、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、カワラヒワ、ウグイス、ハクセキレイ、キジバト、ムクドリ、スズメを観察できました。

 

午後、出始めた干潟を覗くと、干潟にはコガモやオナガガモをはじめとする多数のカモの他、ハマシギ、アオアシシギなどが飛来していました。

餌を食べるコガモとハマシギ↓。

足で干潟をさぐりながら餌を探していたコサギ↓。

そして、干潟一面にヤマトオサガニが。気温が上がったせいか、活発に活動していたように思います。

今日は日差しが強く、堤防の上にいると暖かいというより暑いくらいでした。

今日の最後の写真は夕日です。夕日をしっかりと見ることができたのも久しぶりのように思います。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ30、カワウ4,417、ダイサギ16、コサギ11、アオサギ35、マガモ28、カルガモ38、コガモ440、オカヨシガモ8、ヒドリガモ114、オナガガモ1,396、ハシビロガモ10、ホシハジロ34、キンクロハジロ88、スズガモ106、ミサゴ14、トビ2、シロチドリ55、ダイゼン19、メダイチドリ1、トウネン1、ハマシギ352、オバシギ17、アオアシシギ9、ダイシャクシギ1、セグロカモメ1、ウミネコ5

※今季初めてハジロカイツブリを確認できました。

 

明日の満潮時間10時46分 潮位194cm
明日の干潮時間16時22分 潮位145cm

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