観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日もスマスコ

2021-06-26 15:50:34 | 観察機材

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時09分 潮位249cm

今日の干潮時間12時20分 潮位 10cm

 

開館前に、今日も越夏しているシギが観察できる所に出掛けました。

周りを見渡すと、水際に8羽のソリハシシギが観察できました。

この季節に少数ながらも、まとまった数のシギが観察できるのは珍しいことです。

ソリハシシギは、あと4週間もすれば北で繁殖を終えた個体が藤前干潟まで戻ってきます。

他には、コアオアシシギの夏羽が1羽。

太い嘴のアオアシシギに比べ、細くて尖った嘴が特徴です。

春と秋のシギ・チドリの渡りの季節と冬場には少数が藤前干潟にも飛来しますが、きれいな夏羽の姿を見ることは稀です。

飛んでいるソリハシシギは追いきれませんが、コアオアシシギの動きがゆっくりなのでフィールドスコープにスマートフォンを取り付けて、スマスコで撮影です。
(スマートフォンの比率16:9から3:2の比率に合うようにトリミングしています。)

観察館に出勤してきたら、1.5km先の南陽工場の煙突の小窓にハヤブサが止まっていました。

(デジタル一眼レフ1200mm相当)

動かないのでスマスコで撮影
(70mm×アイピース30倍=2100mm相当)

1000ピクセルにトリミング、ブレが気になります。

その後ハヤブサは白っぽいハトのような獲物を捕らえ、1.2km先の導流堤の干潟に降りてきました。
(デジタル一眼レフ1200mm相当)

1000ピクセルにトリミング

そしてスマスコでに交換して同じハヤブサを撮影。

1000ピクセルにトリミング。
ブレが気になりますね。

スコープのズームアイピースの倍率を60倍(4700mm)にすれば、もっと大きく写せましたが、ブレが30倍よりも大きく、ピントもシビアで難しいのでレリーズが欲しくなります。

来館されたお客様にも早速体験していただいたところ、藤前干潟のミサゴをご自分のスマートフォンで撮影されていました。

あまり手の込んだ事をやりだすと、デジスコの二の舞になりそうだし、ガラス越しの館内から1.0km先の証拠なら、これで十分かな。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ331、ササゴイ3、ダイサギ11、アオサギ19、マガモ17、カルガモ23、ミサゴ2、トビ2、ハヤブサ1、ウミネコ15、カワラヒワ2、ハシボソガラス2

 

明日の満潮時間 6時53分 潮位244cm

明日の干潮時間13時50分 潮位 20cm

コメント (4)
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