観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

夜明け前

2016-08-27 10:26:58 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 7時36分 潮位 86cm

今日の満潮時間14時42分 潮位203cm

明け方前、目が覚めてしまったのでam4時頃に干潟に出かけました。

今日の日の出はam5時22分。

5時前に稲永公園に着くと、観察館北側の駐車場はポケモンGOの車ですでに満車です。まだ真っ暗なのに・・・・

干潟に着いても、当然真っ暗です。双眼鏡やプロミナーで黒い影を覗くと、鳥であることが何とか分かります。

 真っ暗なので当然AFは動きません。むりやりMFで合わせシャッターを切ると、肉眼では見えないけど液晶モニターにはアオアシシギの姿、

 ダイゼンやソリハシシギの群れも確認できます。

 護岸沿いにもアオアシシギやダイゼン、オバシギの姿が

 まだ日の出前なので日中写したようには、写りませんが種類の識別は何とかできます。

フイルムの時は明け方前の時間にストロボなしで撮影なんて考えられなかったですが、証拠写真なら十分いけるように思えました。

 曇った天気ですが、日が昇って30分もすると少し明るくなり、干潟にオグロシギの群れが飛来しました。

 一度抜けてしまったオグロシギでしたが、昨日の夕方5羽の飛来を確認し、今朝は数が増えて11羽を確認できました。

オグロシギは秋に飛来数が多く、遅い時期で10月中旬まで群れが観察できたこともあります。

 AM6時ごろから左岸に集まっていたシギ・チドリ達が新たに姿を現した干潟に移動していきます。

 6時10分ごろには左岸に群れていたシギ・チドリは殆んど居なくなって、永徳スリップ前の干潟に移動していきました。

 ※今回の明け方前野鳥観察の総括
干潮時間であれば昼間のように鳥は干潟に飛来していますが、暗くて見えません!太陽が昇ってきてからの観察をおすすめします。

今日は曇っていたこともあり、満ち始めの10時頃からかの観察の方が見やすかったです。

 干潮時間には観察できませんでしたが、最大干潮時間が終わり満ち始めた干潟では、昨日も確認できたアカアシシギが2羽観察できました。(右2羽アオアシシギ.左2羽アカアシシギ)

アオアシシギに比べ少し小さく低いシルエットを探してみてください。

 夏羽から冬羽に移行途中ですが、黒っぽい顔に白いアイリングが目立ちます。(左アカアシシギ・右キアシシギ)

今日観察できた主な野鳥 カワウ511、ダイサギ33、コサギ9、アオサギ40、マガモ108、カルガモ771、ホシハジロ14、キンクロハジロ2、スズガモ18、チュウヒ1、ミサゴ11、コチドリ1、メダイチドリ2、ダイゼン105、ケリ1、トウネン32、コアオアシシギ1、アオアシシギ68、キアシシギ5、アカアシシギ2、コオバシギ2、オバシギ13、イソシギ1、ソリハシシギ114、オオソリハシシギ1、オグロシギ11、ホウロクシギ1、ウミネコ233

明日も干潮時間が早朝の為、早起きできる人は干潮時間前から、遅起きの人は干潟に潮が満ちてきた10時過ぎからをお勧めします。

明日の干潮時間 8時52分 潮位 75cm

明日の満潮時間15時53分 潮位219cm

 

コメント
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