“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

こめへんの漢字

2013-06-09 22:46:56 | 日記
こんばんは。

毎日がぎゅうぎゅう詰めで終わっていきます。

いっそ漢検受検なんて止めてしまえば何も気にせず仕事だけして楽になるかも、って考えそう、
という無感動な考えが浮かぶ傍ら、
それやったら最後、自分が一旦死んでしまう。
と思うのです。

漢検を手放さないのは、強迫観念なのか?
これは単なる執着なのか。

自分が一生漢検に挑んでいくかは不明で、人生に絶対ということ無し、ですが、
少なくとも今現在涙をのんでまでの訣別はあり得ません。

仕事だけして楽、というのは、気の迷い。

検定日に、危うく仕事が入りかけました。
その仕事は自分一人の問題ではなく、関わる同僚みんなでその日にする仕事で、
且つ、その後の仕事内容に影響するため、内容上、本当は行くべきなのですが、…………。
でも、「休んでも大丈夫。」という先輩同僚のお言葉に甘えさせていただきます。

そして、また「当日だけが空いている」という状態です。
機会があっても懐手でばちが当たらないように、
対策する時間を確保しなければ。


『要覧』194頁「籵」~195頁「糶」を引きました。

・「両粤(りょうえつ)」…広東・広西両省。
※「粤(ここ)に」でお馴染み。

・「祭粢(さいし)」…神に供える穀物。
→「粢」=神に供える餅。

・「粳稲(うるちいね)」
・「粳餅(うるもち)」
→「粳」=ふつうの米。

・「一粲(いっさん)」…一笑。
→「粲」=あざやか、白い歯を見せて笑う様子。

・「黄粱(こうりょう)」
→「粱」=穀物のアワ。
・「高粱(コーリャン)」…中国産のモロコシの一。

・「雑糅(ざつじゅう)」…いろいろまじっていること。
→「糅」=まぜて加える。
・「糅(か)てて加えて」…その上。

・「糯(もちごめ)」⇔「粳(うるち)」

・「糴糶(てきちょう)」・「糶糴(ちょうてき)」…米の売り買い。売り米と買い米。
・「糶売(ちょうばい)」…米を売ること。せりうり。


本年度の教育実習も無事終了。
このブログを始めたときの、受験生というものを初担任したときの彼らが、もう母校で実習……。
慰労会では感慨も一入です。

6月13日(木)から15日(土)まで、東京出張です。中2全員を連れて行ってきます!