“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

漢検要覧を購入しました。

2012-03-18 20:10:15 | 日記
こんばんは。

朝の水溜まりに氷が張ることも少なくなってきた今日この頃、
子供の頃と違い、
立ち止まって心行くまでその氷の厚さ・割れ具合と、
下に潜む水の比率を楽しむことを、
人目(特に前後を歩く生徒)を気にして躊躇いながら、
遂に一度も実行出来ずに
春を迎えそうです。


さて少し前ですが、
2月末に予約注文していた
『漢検要覧』(前身は『漢検必携』)1級/準1級対応のものを、
漸く書店に取りに行きました。

挟んである葉書のアンケートには
早速答えて投函しました。

全体的に以前の必携より
二色刷りの効果を意識して
見やすくしたなあという印象です。
小豆色のトーンが優しく、何とも視覚的に癒されます。
配当漢字の部首が、
同じ部首の漢字が複数のページに渡っても
目立って分かりやすくなっていたり、
国字に以前より紙面を割いていたりします
(国字は以前は小さめの活字で一気に見渡せるというメリットがありましたが、
配当級や字形は今のほうが掴みやすいかと思います)。

巻末の1級/準1級用漢字音訓索引では、
純粋に配当漢字の中で
同じ音の漢字が一気に抽出できるので、
使いようによっては非常に便利です。

今回は常用漢字の改定に伴い、
特に2級の配当漢字が大きく変わったので、
実際の検定試験がどういうふうに変わるのか、楽しみですね。


ところで数日前には
漢検生涯学習ネットワークから、
会員通信と、漢字の魅力についてのアンケートが届きました。
腰を据えて目を通せたのは昨夜でした。
こちらのアンケートも記入して、
今日FAXしました。

ネットワーク会員の
在住地域・年齢層・合格級のデータがありましたが、
いずれにおいても
しろねこは多数派ではないようです。
多数派ではないからこそ、
そのポジションを守るものとして
より確り実力をつけなければいけないなと思いました。