“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

東北関東大震災のこと

2011-03-19 01:19:49 | 日記
この度の東北関東大震災から1週間が過ぎました。
まだ全然認めたくない事実ではありますが、犠牲になってしまわれた方々へ、深い哀悼の意を捧げたいと思います。

実はしろねこの住まいは、結構被災地真っ只中です。とはいえ、自身の自宅は沿岸沿いではありませんし、家も無事で、電気も水も比較的早く復旧しました。
放射能は、正直心配です。

地震当日は職場で、生徒も皆無事でした。遠方なので6時間かかって(いつもは1時間)、同じ方向の同僚と生徒達とバスで帰宅しました。家では家族が暗闇の中無事で待っていてくれて、靴のまま家に上がり、着のみ着のままで眠りました。
それ以来未だ交通網が無く、出勤できていません。(勿論生徒はまだ暫く休みです。)

電源が復活してから安否が心配で連絡した相手からは、この1週間で概ね返事が返ってきました。でもまだ数人連絡の無い人がいて、やはり一番被害が深刻な地域の人達で、…。単に携帯やPCが使えない状態であるからだと願っています。
一度無事を確認し合った人達も、その後余震や寒さや物資の無さで大変な思いをしていないか、とてもその身が案じられます。

正直自分が生きていて申し訳ないと、こんなに思って過ごすのは初めてです。
1人でも多く無事で生きていてほしいです。
つらいのも、みんな自分を奮い立たせて生きているのも同じですが、だからこそ、一日でも早く、平安な日々が全ての被災地の人のもとに戻ってきてほしいです。

最後に、生きて漢字の勉強をして、こうして日記が書けていたこと、そしてこれからも書こうと思えばいつでも書けることに、唯唯感謝します。