“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

『つい他人に試したくなる読めそうで読めない漢字』①完全に見当がつかない誤り・度忘れミス ~常識編~

2010-12-04 09:41:18 | 日記
昨日ご紹介した、

角川文庫『つい他人に試したくなる読めそうで読めない漢字』(現代言語セミナー編)

で解いた問題のうち、しろねこが

①完全に見当がつかない誤り・度忘れミス

をした単語を列挙します。

いかにしろねこが無教養かを暴露していますが。
みなさんどのくらい読めますか?

今日は「常識編」より。


偏重
へんちょう
(「ちょう」を「じゅう」と読んでしまう。)

間尺
ましゃく
(寸法・計算。)

近郷
きんごう
(「ごう」が読めない。)

衝立
ついたて
(思わず音読みで読んでしまう。)

白砂青松
はくしゃせいしょう
(「しゃ」が読めない。)

崇める
あがめる
(度忘れ。)

定宿
じょうやど
(=「常宿」いつも決まって泊まる宿。知らない言葉でした。)

消長
しょうちょう
(衰えたり盛んになったりすること。知らない言葉でした。)

幕間
まくあい
(芝居の休憩時間。解説によると最近の人は「まくま」と言うらしいですが、しろねこも例外ではなかった。)

極刑
きょっけい
(どうしても促音便化せずに「きょく」と読んでしまう。)

極右勢力
きょくうせいりょく
(どうしても「ごく」と読んでしまう。)

高座
こうざ
(寄席の舞台。)

艶やか
あでやか
(「つややか」では駄目なのか?)

猪首
いくび
(首が短いこと。知らない言葉でした。)

名刹
めいさつ
(由緒ある有名な寺。つい「さつ」を「せつ」と読んでしまう。)

新巻
あらまき
(=荒巻。北海道名産鮭の塩漬け。言われればなんだと思うのに、突然目にすると鮭と全く結び付かない。)

迎撃
げいげき
(何故か「げい」と読めなかった。普段「送迎バス」とかいうのに、なんで?)

揚力
ようりょく
(流れの方向に垂直に働き、上に押し上げる力。しろねこは高校時代物理を習ってないので職場の物理の先生に聞いたら、大学で習うらしい。)

御神楽
おかぐら
(神を祭るときに奏する舞楽のこと。「み」じゃないんですね。)

帯封
おびふう
(湯桶読みの熟語。)

小才
こさい
(少しばかりの才知。ちょっとした頭の働き。知らない言葉でした。)

桂馬
けいま
(将棋の駒のひとつ。しろねこは将棋ができません。だから前回の漢検では「碁笥(ごけ)」が分からなかったのです。)

弱音
よわね
(度忘れ。あまりに当たり前の字なせいか、単語だけ見ると読み方が浮かばない。「~を吐く」とかあればすぐ分かるのに。)

甲板
かんぱん
(度忘れ。「こうばん」と読んでしまった。)

大綱
たいこう
(根本的な事柄。一瞬相撲用語かと錯覚。)


「学識編」の誤りはまた後日。