資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

桃山天下人の100年

2020年10月22日 | 地理・歴史系資格とその活用
 
 
 65歳の誕生日に標記の展覧会に行った。東博の展示会は、日本で最もレベルが高いと思う。展示品が何と231点。国宝と重文が多数含まれている。全て観賞したが、とにかく、展示物が多いため、最後は歩き疲れた。

 また、先日買った「一生に一度は見たい日本の国宝100選」の中からも2点が入っていた。上杉本洛中洛外図屏風志野焼銘卯の花ガキだ。

 まず、この屏風、歴史の流れとともに動いている。屏風は、13代将軍、足利義輝が狩野永徳に注文したが、その義輝が殺されてしまった。その後、信長が、足利義昭を15代将軍に奉じて、京都に入ったた。永徳はこの屏風を信長に献上、信長は京に入ったが、当時周りの敵に苦戦しており、戦略上、同盟を結ぶため上杉謙信にこの屏風を贈った。上杉は、その後、領地替えで米沢に入り、現在に至る。そして、屏風は、米沢の上杉博物館に所蔵されている。
 屏風は、よく見るとあらゆる階層の人々がなんと2,485人も描かれており、当時の京都の様子がよくわかる。日本版の清明上河図だ。
 
 
 
 もう一つの志野焼、国宝の和物茶碗は日本で2点、その1点がこれだ。志野焼は日本で初めての白い茶碗だ。それ以外の茶碗も展示されていたが、実は、私、よくわからない。百円ショップで縁が欠けたものと、重文との違い、よく分からんのだ。曜変天目くらいは分かるが。

 

 そういえば、一昨年12月、国宝検定という検定があって、初級と上級両方に合格している。日本の国宝というカラー本を1年間購読して、受験、合格して、バッジももらった。上級は、国宝の伝道士という、ちょっと大げさな名前だ。でもこの検定、その後全然使わないから、役に立たないね。
 
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