産能大4年時の学習も、いよいよあと3冊になってきた。今日は「マネジャーのための人事評価実践」だ。人事評価は20年ほどやってきたが、その復習として選択した科目。
内容は、人事評価のしくみから始まって、目標管理まで、人事考課のオーソドックスなことが書かれている。読んでいくうちに、気になったことを思い出した。フィードバックだ。テキストは、フィードバックとアドバイスは違う、きちんと評価結果を言って(フィードバックして)から、アドバイスすべきだと言ってる。
私の勤めていた会社は、私の退職する何年か前から、フィードバックをやれ、となっていた。私は、この「フィードバック」が苦手だった。フィードバックの得意な管理職はいなかっただろう。やなことを思い出した。
評価が前回に比べて上がる人はいいのだが、下がる人は辛い。その人に直接、あなの評価は〇〇だ。その理由は××・・。これ、相手が納得するように言わないといけない。私は査定会議が終わって、評価を伝達する1か月前から、何を言うか考えていた。それほど、このフィードバックは難しいのである。
テキストでは、きちんとフィードバックして、そのあとでアドバイスをしろと。今もフィードバックはあるだろうから、現役の菅理職の方、大変だろうなあ。